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読書記録「90分でわかる!日本で一番やさしい「データ分析」超入門 Excel対応」

 はぁ、お盆休みが終わってしまう。ついダラダラしてしまったので明日から使えそうなエッセンスを、と思い手に取った本。

 タイトルの通り短時間で、「Excelを使ってデータ分析するとこういうことができるよ」と紹介されている。とってもわかりやすく、企画やマーケティングをする人はこういうデータ分析をしているのだろうかと妄想しながら読んだ。

 統計解析は過去に何度も挫折していて、勉強したつもりでも結局仕事上の解析に活かすことができなかったのだが、本著を読み進めていくうちに、製品トラブル発生時の要因解析(現在ロットや発生時の気温、湿度、その他条件の回帰分析に適用ができそう)や今後の対外的アプローチの解析にはとても役立つ知識だと実感。

 ――こういう分析を専門的にやっていけば、比較的勤務体系の自由な職掌に弊社でも就けるのかなぁ?と考えつつ読んだ。


 中でも、お客様満足度の解析とコンジョイント分析の解説が興味深かった。でも、もし自分がアンケート答える側ならコンジョイント分析のための設問は面倒すぎて答えたくない(笑)きっと回答のしやすさと分析のしやすさのいいところをとるのがアンケート実施のポイントなんだろうな。こういう解析、実際にやってみたいなーと思った。素材、探してみよう。

 Excelでの操作法も簡単に1ページにまとめられていて、これでわからなければ詳細をググればいいし、入門としては最適な感じ。また、この解説をきっかけに新たな学びにつながるとも思う。



 個人的な、どーでもいい感想としては、数式を縦書きの本で記述するのはむつかしいな…というのが第一印象で、数式・数値データの縦書きは視覚的に見にくいとも思ったけれど、あくまで解説書と考えるなら読みやすさ重視の縦書きはアリだなという感想。やっぱり縦書きって読みやすい。ザクザク読める。

 短時間でパッと勉強になったのでとてもよかった。これは人におすすめせずに独り占めしたい。




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