見出し画像

仕事依頼:カオスマップ作成支援メニュー

事業の立ち上げや自社PRを目的に、カオスマップを作ろうとする人を支援するサービスです。

経験・実績
・カオスマップを自ら作成・拡散し、事業推進につなげた実績
・ソニー、サムスンでの事業開発や起業の経験に基づく調査・分析手法
・作り方(企画、調査)を方法論化して多数レクチャー実施
・受講生がマップを作成・公開し、TechCrunchで記事化される
※カオスマップとはシマウマ用語集
特定業界のプレイヤー(企業、プロダクト)やカテゴリー、関係性を表した業界地図。各企業と所属するカテゴリー、関係性、バリューチェーンなどが一覧性のあるマップで整理されていれば、全体像の把握に役立つ。

メニュー1:カオスマップの作り方をレクチャーします

公開するマップを作りたいが、どう進めていいか分からないという方向けに、基本から分かりやすく実践的にレクチャーします。

構成
1)企画

・目的とゴールを具体化する
・読み手を具体化する
(類型、関心、優先順位)
・「業界」の範囲を定める

2)制作
・調べる:効率化の準備、調査・分析手法
・分ける:ビジネスモデルや戦略の枠組み
・載せる:デザイン

3)発信
・記事化:価値の設計と実装、アプローチ
・拡散:発信の考え方(価値、信用)
料金:10万円~(90分、オンライン)

参考:方法論は公開しており、ご覧頂いた上でディスカッションするのが、双方に有意義かと思います。

メニュー2:カオスマップ作りをコーチします

カオスマップの良し悪しは企画で決まります。

ターゲットの関心に基づいて範囲を正しく設定しなければ、読み手にとって大事なカテゴリが丸々抜けたものになります。範囲やカテゴリは、見てすぐ分からなければ情報価値がないですし、なぜそこで区切るかや採否の理由を明確に答えられなければ、情報としての信用を失います。

とはいえ、当事者が自らの成果物を客観視するのはなかなか難しいもの。そこで、私どもが知見ある第三者として、アドバイスします。

また、マップ作りは単純作業が続くので途中で挫折した例も数多く見ました。定期レビューによりスケジュール通り完成させられる確率も高まります。

基本構成
1)作り方の解説(90分)
最も重要な企画について、自社で作れるように特に詳しく説明します。進めるにあたっての疑問も全て解消しておきます。

2)企画へのレビュー(60分)
フレームワークに基づき自社で立案頂いた企画に対してアドバイスを行います。

3)調査・作成へのレビュー(60分x2回)
調査分析結果に対してフィードバックします。レビュー自体がペースメーカーとなり、完成を後押しします。

尚、作成期間内はメッセンジャー等での非同期フォローアップも致します。
料金:30万円~(オンライン)
*レポート作成なども支援可能(別途料金)

メニュー3:カオスマップ作成相談にお答えします

マップは万能のツールではありません。

企業のステージや業態によっては、公開して得られる効果が限定的な場合もあります。業界の競争環境によっては、マップが作れない、作っても意味のあるものにならない、といった可能性もあります。

経験もなく自分で見極めるのは難しいでしょう。

かといって、いきなり支援に安くないお金を払う判断もできないと思いますので、簡易相談メニューもご用意しました。

料金:5,000円+税(1回30分程度、オンライン。事前アンケートあり)

メニュー4:カオスマップ作成を請け負います

マップは自社作成を推奨しますが、どうしてもという場合は作成を請け負います。

料金・期間:範囲により工数が異なるため、応相談

なお、企画やディレクションは発注者が決めなければならないもので、テーマだけ指定して丸投げとはならない点、ご留意下さい。

なぜ「自分でやる」ことを勧めるのか

カオスマップ作りは、業界のプレイヤービジネスモデルや戦略を調べ尽くすプロセスそのものに学びや発見があるからです。
真剣に事業のことを考えている人でなければ、調査の中から事業のヒントになる洞察を得ることもできないでしょう。

また、読み手、範囲、カテゴリをプロにも納得感あるように定めるには、自社の事業をよく理解した人が自ら手と頭を動かさなければならなりません。

インターンや新人レベルが小手先で作ったようなものはひと目で分かります。実際、質が高いマップを作り、ビジネス上での成果も上げている会社は、スタートアップの場合、大抵経営者自らがマップを作っています(ただし、基本的な構造や方針が固まったバージョン3くらいからは、新人でもメンテナンスできるようにはなります)。

メニュー5:カオスマップ作成研修

カオスマップ作成は「事業分析の300本ノック」です。

業界のプレイヤーのビジネスモデルや戦略を全て調べ尽くして分類するので、市場調査や市場理解のトレーニングとしても役立ちます。

カオスマップは、1枚のスライドの上にロゴを載せ、カテゴリで区切るというシンプルなものであるがゆえに、同じ条件(インプット、ツール、時間)で作っても、力量やチームワークの差が一目瞭然で表れます。

受講者にとっては、自分の実力不足を真摯に受け止め、努力の必要を自覚するキッカケとなるでしょう。

マップ作りを通じて得られる学び
1)ビジネスモデルや戦略を理解する汎用的な枠組み
2)業界全体を捉える枠組み
3)調査・分析の基本

対象

事業開発、マーケティング、営業、アナリストなど、ビジネスモデルや戦略をリサーチする能力が仕事に役立つ人。
比較的若手にマッチすると思います。

特徴:シンプルな成果物のため、同条件で作っても違いが一目瞭然
・読み手の課題や関心をどれだけ深く考えて範囲を定めたか
・各プレイヤーのビジネスモデルや戦略をどれだけ的確に捉えられたか
・限られた時間の中で、どれだけ効率的にリサーチができたか
・情報価値があり、分かりやすいカテゴライズができたか

フレームワークによる既存演習との違い
いかにフレームワークを使い、議論しても、そのもととなる知見が不足していれば、大した結論は出ません。
徹底的に調べ尽くすことで、さまざまなビジネスの実例に基づいて、ビジネスモデルや戦略を捉える「枠組み」が頭の中に刷り込まれます。その具体例や枠組みは、長く汎用的に役立つものとなります。

個社向けのメニューは以下となります。

A. 1回コース(4時間x1回)
方法論を講義し、企画を立てた上で、調査を行い、簡易なマップを作成・発表して、全体ディスカッションとフィードバックを半日で行います。

B. 2回コース(Day1:4時間、Day2:3時間)
1回コースと同内容の後、数日〜2週間の自主作成期間を設け、Day2では各マップの発表を行い、全体ディスカッションとフィードバックを行います。
1回コースと比べ、フィードバックを受けた上で更に調査をするので、より深い学びを得られます。

料金
:A.40万円〜、B.60万円〜
*人数によって変動します

*3回以上のコースもできます
*学びが目的の場合、100%のマップを完成させる必要はありません

ご相談・ご依頼

Twitterのダイレクトメッセージかメールでご連絡下さい。
軽い相談はもちろん無料なので、お気軽にどうぞ。

Twitter:https://twitter.com/Ryu_8cchobori
*よろしければフォローもお願いします!
メール:ryu@conecuri.com

このプログラムの背景と想い

思いのほか「役に立った」経験

ソニー、サムスン電子、CSKでの事業開発や大学院でリサーチは何度もしてきましたが、起業する際に改めてある範囲の市場を調べ尽くしてみると、様々な発見と学びがありました。

また、何も自社を知らしめる材料のないスタートアップにとって、業界の全体を網羅・構造化したマップを公開することは、信用や知名度を獲得する手段になります。

本来、調査というものは仮説を検証することで、理解を目的に調べ尽くすことは本来の姿ではありません。とはいえ、上に述べたような効果は、人によっては大きなインパクトになります。

私の場合、ベンチャーキャピタルから連絡がきてその後の資金調達に繋がったり、業界団体の設立をリードして主幹になるなど、大きなインパクトがありました。

もちろん、マップを作っただけで戦略やビジネスモデルができる訳でもありません。

しかし少なくとも、レッドオーシャンや失敗が検証されたビジネスモデルに突っ込むことを避けられます。作成を通じて得た思考の枠組みはその後のビジネスに役立ちます。

大変さを解決し、作る人を増やしたい

マップの作成は時間がかかります。事業開発の経験がある私でも、丸3日は調査にかけた記憶があります。負荷が高く一人では挫折しやすいのも事実です。

そんなマップ作りを、一人でも多くの人に実践してもらい、事業の成功確率を高めるお手伝いをしたいと考え、ノウハウを言語化・公開し、実践を後押しするメニューを作りました。

公開講座(不定期)

主催や他社のイベント登壇で、カオスマップ作りのレクチャーをする機会もあります。

以下「カオスマップの森」facebookグループに随時掲載しますので、よろしければご登録ください。

主催セミナーはPeatixで公開するのでフォロー下さい。

よろしければTwitterもフォロー下さい!


よろしければTwitterもフォローください〜 https://twitter.com/Ryu_8cchobori