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部活見学で学んだ新しい指導方法:トップダウン vs ボトムアップ


はじめに

先日、息子の部活の見学に行ってきました。
今週の練習の振り返りと次回の練習メニューを
各グループで話し合う様子を見ながら
顧問の先生と話をしました。
私の中学・高校時代の部活経験とは大きく異なるその光景に
驚きと新しい発見がありました。
(振り返りの質も大事になると思います。これについてはまた次回)

昔と今の部活の違い

昭和の部活動といえば
先輩が怖く、先生が厳しい環境が当たり前。
練習はトップダウンの指導が主流で
先輩や先生の指示に従うことが求められました。

ところが息子の部活では、先輩たちと楽しそうに話し、
試合中にはハイタッチで喜び合う姿が見られました。

顧問の先生との対話

顧問の先生によると、子どもたちには上下関係がなく
彼らが自分たちで決めたメニューを先生は見守り
サポートに徹しているとのことでした。
「トップダウンで教えた方が上達は早いかもしれないが、楽しさが失われる」
と先生は言います。
ボトムアップのアプローチでは
子どもたちは自分の役割を理解し
チームの目標を自発的に追求することができるのです。

親としての気づき

私は息子に
「社会で自ら道を切り拓くことが大切」と伝えてきましたが
自分自身は「もっと練習すれば良いのに」「もっと研究すれば良いのに」と
勝ち負けにこだわっていたことに気付きました。
息子が部活を通じて得たいのは
部活の時間を楽しく過ごし仲間といることで幸せを感じること。
それが実現できているならそれで十分なのだと理解しました。

ドキュメンタリーからの学び

このタイミングで見たオリンピック選手のドキュメンタリーでは
フランス人コーチに代わり
選手を褒めて育てるスタイルになったことで
選手たちは競技を楽しみながら成長したと言っていました。
これは、会社組織でも
ミッション、ビジョン、バリューが重要視されるのと同様に
部活動や教育の現場でも必要なことだと感じました。

まとめ

ボトムアップの指導方法の素晴らしさを再認識し
息子が楽しく成長できる環境に感謝しています。
顧問の先生が子どもたちを見守り
サポートしてくれていることに感謝しつつ
私も考え方を改める良い機会となりました。
息子が仲間と楽しい時間を過ごしながら成長する姿を見て
親として大きな喜びを感じています。


がんばれ!ニッポン!

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