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元TDレシュケ氏の明かす、ヘーネス会長とナーゲルスマンの会談「本人はばいやんへの移籍を望んでいたが...」

—— 以下、翻訳 (ドイツ『シュポルト1』記事全文)

『シュポルト1』のポッドキャスト『私のバイエルンウィーク』では、バイエルンの元テクニカルディレクター、ミヒャエル・レシュケ氏が、ウリ・ヘーネス氏とユリアン・ナーゲルスマン氏との当時の会談について明かす。将来へのヒントとなるのだろうか?

『シュポルト1』の新たなポッドキャスト番組『私のバイエルンウィーク』(今週金曜日配信)では、ミヒャエル・レシュケ氏がFCバイエルンでの経験や移籍について詳しく語っている。彼は2014年から2017年まで同クラブでテクニカルディレクターを務めていた。レシュケ氏は、フロリアン・プレテンベルグ記者によるインタビューの中で、バイエルンの将来を示唆するようなホットな内容を明かしている。彼はウリ・ヘーネスと一緒に、ミュンヘンのセーベナー通りを訪れたユリアン・ナーゲルスマンと交渉したという!この元会長のオフィスで。

この63歳のタレント発掘者の任務は、ミュンヘンでの移籍活動やスカウト部門強化だった。また、監督市場についての詳細な分析も行った。レシュケ氏は2015年、ある候補者に注目していた。それが、現在のRBライプツィヒ監督であり、当時のTSGホッフェンハイムU‐19を指揮していたナーゲルスマンだった。

ホップ会長の一存で、ナーゲルスマンとの話は白紙に

「彼は、バイエルン・ミュンヘンU‐19の監督になるはずだった。話し合いの内容は素晴らしく、ウリは完全に熱狂し、とにかく彼との契約を熱望していた。しかし、そこには乗り越えなければならないハードルがあった。本人から『ディートマー・ホップ会長やSAPとは非常に強い関係があるので、彼らの許可が出なければ契約はできない』と言われたんだ」とレシュケ氏は明かす。「そこで彼はディートマー・ホップ会長に電話をかけたが、こう言われた。『ウリ、申し訳ないが、彼を手放すことはできない。彼とは多くの計画があるんだ。彼はホッフェンハイムに残らなければならない』。ユリアンにとって、それは当然のことだった。彼は移籍したかっただろうね。バイエルンのファンであり、クラブと深い繋がりを持つ彼にとって、当時、間違いなく魅力的だったはずだ」。

そのバイエルンのファンであるナーゲルスマンが、将来的にバイエルンの監督になる可能性は?

ミュンヘンでの話し合いの後、33歳のサッカー監督と連絡を取り合ったのはレシュケ氏だけではなかった。また、ヘーネス氏がナーゲルスマンのファンになって以降、それは今日まで続く。

ナーゲルスマンがバイエルンの監督に?「かなりの確率で実現するだろう」

「ウリは自身のやり方に徹底的にこだわった。彼もまた、この話に夢中ではあったものの、ホップの意見を完全に尊重していたのだ。そしてまた、彼はユリアンのやり方にも大きな敬意を払っている」とレシュケ氏は語る。

ナーゲルスマンは2015年にホッフェンハイムに残り、2016年の初めに辞任したフープ・ステーフェンス氏から監督の座を引き継いだ。彼が28歳のときのことである。 その道のりは2019年、ライプツィヒにたどり着く。もし現在のハンジ・フリック監督(2023年までの契約)が、今夏ミュンヘンを離れて代表監督に就任する場合、バイエルンにとって最もホットな候補者と考えられている。

レシュケ氏は、こう語る。「ユリアンが人生のどこかでバイエルンの監督になれる可能性は高い。ナーゲルスマンのスポーツ面における資質は疑問の余地がない。彼はまったくの傑出した監督だ。彼は、まさに監督市場の宝石なのだ。」

しかし、シャルケ04退団後、英国に本拠を置く世界最大級のスポーツコンサルティング会社であるステラ社と契約しているレシュケ氏は、憶測に巻き込まれることを望んでいない。フリックについては、「ミュンヘンには今、ハンジ・フリックという素晴らしい監督がいる。彼はそこで素晴らしい仕事を成し遂げた。そこに何が、いつ、どのように進展するのかは、あまりにも推測の域を出ないことだ」と見ている。

▼元記事
https://www.sport1.de/fussball/bundesliga/2021/04/fc-bayern-reschke-verraet-uli-hoeness-hat-mit-trainer-julian-nagelsmann-verhandelt


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