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読書録:悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される|ほしな

ティアラローズが乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気が付いたのは、婚約破談の直前。正ヒロインあかりのマナー違反に注意をしたことが"いじめ"とされて断罪。ストーリーは変えることは不可。断罪されたときに隣国王太子アクアスティードからまさかのプロポーズ!規定路線から外れていることに驚きと不安が…。(こんちゃ)

王道 悪役令嬢ストーリー

悪役令嬢ものの王道ストーリー。
●乙女ゲームの世界に転生したけれど、実は私は悪役令嬢だった。
●王太子の婚約者
●悪役令嬢だけど、いじめやいやがらせなどはしていない。(冤罪)
●公衆の面前で断罪され婚約解消
からの、隣国王太子(留学していた)のプロポーズといったある意味夢のようなシンデレラストーリー。

この作品のポイントは、主人公にまったくの嫌みもなく、言葉遣いも綺麗で読んでいる私も気持ちがよくなること。そして、前世の記憶(既定ストーリー)や、知っているが故に規定路線がずれたときに先を「知らない」ことによる不安といった、全てが繋がっていて主人公ティアラローズの気持ちや行動がブレることなく読める点。

胸キュンシーンがたくさん

ティアラローズの婚約者になるアクア様が格好よく、まさにプリンス、しかし芯もかたく意思が絶対にブレずにティアラローズを愛す姿にときめく女性も多いのではないでしょうか。まさにコレ!夢にみた王子様!という設定に、私は最初から最後まで胸が締め付けられるほどキュンキュンしました。

ティアラローズが断罪されているときに、介入しプロポーズしてかっさらうところ、ティアラローズにずっと淡い恋心を持っていたこと、あかりが誘惑しても見向きもしないところ、ティアラローズだけを信じ続ける姿って素敵ですね。

小説もコミック版もどちらもおすすめ

続編が現在も連載中なので、ストーリーがたくさん。コミック版からでもWeb小説からでもOK。どちらでも楽しめるので、お好きな方をどうぞ!

個人的には、原作が公開されたらすぐに「小説になろう」で読めるので、原作を推します。


最期までお読みいただきありがとうございました!