意味について。

幼少期より常に考えていた、目的や意味について現時点での見解を書いていきたいと思う。

意味とは。

言い手がどんな捉え方でその表現を選んだかに関わる、言葉の表す内容(と味)。「―を調べるのに辞書を引く」「短い句だが―が深い」「言外の―を汲(く)む」。更に広く、言語以外の表現にも言う。
 「名曲の―を探る」

行為・表現・物事の、それが行われ、また、存在するにふさわしい、価値。
 「―に富む人生を送る」

言葉や行動に対する、前者が示す事柄を意味と言う。
幼少期に漠然と感じた学校に行く意味とは将来のためである、など前者に対して対価があることを表す。

自身の見解。

それこそ幼少期、学校には行かなくてはならないと言われた頃、学校に行く必要性は?と、在り来りなその意味が僕の中では一致してなかったからこそこの疑問に至ったわけである。
ここでの意味の一致とは、行動やテーマに対して与えられる対価が自身のニーズと一致していないということを指す。

意味の多様性について。

何を持ってして意味と言うのか、それは個人の主観によって異なる。
つまり漠然としている意味と言う凡そ絞れた言葉に対して、いくつもの受け取り方がある。

例 負けたので意味がなかった。 負けたが意味があった。勝った意味が無い。手に入れたが必要なかったので手に入れる過程が無駄になった。

立場や属性により、ひとつの結果に対する意味の受け取り方の種類が変わる、そしてその受け取り方は自由であるということ。

メタ認知

主観としての視野(視座)で自身を測る客観性がある、これをメタ認知という。
例えば行動の意味、無意識に行う顔を覆う行為、手を上げる行為、声を上げる行為、などの細かい部分でも意図せず行うような背景がある。
メタ認知を意識して行うことで、行動の意味から相手の思考を憶測したり、自身の思考を思い込まずに分析する事が出来る。

「災害に備えて災害グッズを常備して、水と米を買い溜めした。」

彼は災害が起きると食料難が起きるため、事前に買う事にした。今使うお金よりも未来役に立つ食糧に重きを置いていることが分かる、これにより計画性がある、心配性である事が見て取れる。今よりも未来を大切にする、未来に意味があると感じる生き方。
未来に意味を持たせているということが分かる。

「競馬で40万円負けた、家賃と携帯料金が払えない。」

彼は家賃や携帯料金というライフラインよりも一攫千金として一見、未来に希望を見出しているように見える、ただし負けてしまえばその先に繋ぐためのお金が無くなる。よって極めて刹那的な行動原理であり、彼の意味は現在にある。

重要視するものの違い

相反して現在と未来に重きを置くかどうかが違う、ただし共通して意味を持ち行動をしており、各々が未来を必要とするか現在を必要としているか、ニーズが違うためこのような結果に陥っている。
安寧を願うために、40年間同じ会社で務めて転職を嫌う前時代的なセオリーか。
自身の夢を追うために、勉強をして企業をするいつの時代にもいる先駆者としての心得か。
様々な重要視するものの違い=意味によって行動が変わってくる、主観による客観性を混じえて他人の目的とする事柄を理解してみると一つ一つの言葉に説得力がある事を理解出来る。

腹が減ったからご飯を作るのは自炊をする方が買うより安いから、もしくは好みになるから。(安価である)
それが手間なら買うだけ、買わないと手に入らない料理もある。(希少価値がある)
安価である事か、希少価値のある事か、どちらを優先するかで行動パターンが変わる、意味に囚われた人間の面白さがよくわかる。

意味に対する意味

意味を求める意味とは、正しく人それぞれではある。が意味を定義するのは自分次第である。意味に対する意味を見つけられないのなら君にとっての意味は無いということ。

最後に僕にとっての意味とは

僕にとって、意味とは行動理念であり、そのままです。
意味を探究し生きているのが僕であり、事象への説明と理解が僕にとっての探究の対価です。

自身が抽象的な言語を理解しにくい特性を煩っているため、人の言葉の側面を汲み取れず上手くコミュニケーションが取れないことが多かったため自身の経験からメタ認知を意識してシチュエーション別の相手の意図を予測するようになったのが発端です。

それぞれ違う意味について、あなたの意味はなんですか?

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