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入院生活2日目(20200819)

午前中は特にやる事もなく、禁飲食という制限でひたすら手術を待つ。

13時から手術。

自分の足でテクテク歩いて手術室まで行って、履き古した靴を脱いで手術台に横になり(アレが実際使われた手術台なのかは知らないけど)、全身麻酔していきますね〜ちょっと左手が薬の関係で痛いかもしれません〜って看護師さんに左手を撫でられていたら、実際左手が急にめちゃくちゃ痛いな!?って思った瞬間に寝た。全身麻酔凄い。

予定では腹を4〜6cm切って腫瘍は取り出すけど、他は名前忘れたけど管を通してやるし3時間もかからない簡単な手術です!と説明を受けていたし、あんまり自分の内臓に興味も無くて(わからないことがわからない)、医者が簡単だと言うなら簡単なんだろう!くらいの気持ちでいました。

いたんですけど。



術後、目が覚めたら地獄でした


心電図に点滴2本に尿を取るやつやらドレーンやら両足は血栓防止の機械やら、めちゃくちゃ色んな機材がついている。微塵にも動けない。声も出ない。

そしてなにより、めちゃくちゃ痛い。

切った場所が痛いのか、無くなった腫瘍の部分を埋めるために動いているのが痛いのか、何が痛いのかも自分でわからない。
動けないからか背中まで痛くなってくる。

この時点で「にんげんやめたい」で頭の中はいっぱい。

夜中?なのか、真っ暗なのはわかるけど時間がわかるものもないのでひたすら眠れないかを試みていた。

手術とか痛みで体力使っているのか、痛くても意外と寝れる。けど、すぐ起きる、を無限に続くかと思えるくらい繰り返した。

そして、そんな時にでもくるホットフラッシュ。地獄に地獄を重ねに来ないで欲しい。


朝になったら何か変わるかもしれない、って思って寝たり起きたりした。

体感的には地獄のような時間を丸2日以上過ごしたような気がする。

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