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入院生活3日目(20200820)

夕方ようやく水分を摂れた。

夜中の地獄が永遠かもしれないというくらい長く、体感では2日くらい誤差が出たし、レベルは確実に1に下がった。確かに分不相応なレベル31ではあったと思うけど、本当に振り出しに戻るって感じ。

全身麻酔時に管を突っ込んでいたせいで、声がカッスカスになって全然声が出ない。
すぐ治りますって聞いていたけど何日くらいで治るかなあ。

自分の腹がどうなってるかもわからないし痛くて動けない。
動けないのに「尿取る管を取ったら歩いてトイレ行ってくださいね」という鬼教官。
いや、医者だけど。

朝?時間がわかるものがないので曖昧なんだけども、心電図と尿を取る管と足についていた機械が外されて割と気持ちは楽になった。痛くて寝返りも打てないけど。

シャワーも浴びる事が出来ないので身体を拭いて貰うのも、ロクに動けないからなんかもうただただ痛いとか言いながら拭かれるがままだった。


昼前?トイレに行く事を試みる。無茶をするなら病院で!!という気持ちで。


無茶でした。


小さくヨタヨタ歩いて10歩くらいで耳が聞こえ無くなって目眩がする貧血のような症状になり、即座に車椅子に座らせられ、血圧を測られるも最初はエラー、2回目も上が83と貧血状態。
看護師さんたちから「無理しないでも…」とか「車椅子でも…」みたいな声が聞こえてくる。

車椅子でいいなら最初に言って

その時は車椅子でそのままトイレに行きましたとさ。

入院計画書に「午後からは歩いてください」とか書いてあるものだから、歩かなきゃな…と思って痛いのに必要以上にトイレに行った気がする。
朝から水分摂取OKなはずが特に伝えられ無かったので、水分摂らない方が良いのかなって夕方くらいまで過ごしたけど、点滴をずっと打っているせいもありトイレは行きたくなった。

ベッドの上で痛いけどウトウトするか、トイレに行くか、くらいしかやる事が無い。


夜になるとちょっと座ってられるくらいにはなって、かと言って貧血みたいになってしまうのでスマホとか本とか目でじっと見ることも出来ず。


夕飯から出てくるようになったんだけど、流動食。
まあそうだよね。
「重湯は美味しくはないんだけど…」と申し訳なさそうに看護師さんに渡された重湯は、意外にも美味しかった。
空腹のスパイスが強かっただけなのかなとも思うけど、今後重湯を空腹以外の時に食べる機会は無くていいかなとも思う。粥をさらに一切の固形物の無い液状にしたものなので、こしたりしないといけなくて家で作るのもめんどくさそうだし。

重湯、具の無い味噌汁、なんかフルーツジュースというメニューのヘッダーのやつがまさにそれ。


たった1日が恐ろしく長く感じて、たった1日の間にこんなに回復(痛み止めありだけど)するものなのか…!!と驚いたりした。

夜はまた40分くらい寝て20分くらい起きてを延々と繰り返して、まだ寝返りも打てない状態だった。

自分の腹がどうなってるのか1日結局見なくて怖かったので…

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