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やりたいこと、やれないと苦しくなっちゃうんだよ!!

アメリア・イアハートは飛行機に乗れないと苦しいし、クララ・シューマンはピアノが弾けないと苦しいし、アンナ・パブロワはバレエができないと苦しいんだって!!みんな、やりたいこと、やれないと苦しくなっちゃうんだよ!!

「お母さん、英語勉強したい!私、アイドルになって世界中を巡りたいし、英語で本も描きたいの。」6歳の娘が、こんなことを言い出した。

ちょっと前まで、「ミュージカルやめたいー!!歌もダンスも好きだけど、英語なのが嫌なのー!!」と騒いでいた娘様。そうだね、“安室奈美恵ちゃんになりたい!”と言い出すあなたに、“英語”のミュージカルという習い事を選んんだのは親の邪な想い=欲であった。英語ペラペラになってくれることを目指していたわけじゃないけれど、小さい頃から英語に触れていれば、少なくとも英語を使うということに対する抵抗がなくなるかな?くらいの気持ちで、しれっと盛り込んでいたのだ笑 そりゃぁ、本人の希望じゃないんだもの!!やりたくないなら、仕方ないな…と、母は素直にそれを受け入れていたのだった。

ところが…!!いきなり、散々、「英語が嫌!」と騒いでいた娘の気が変わったのだ。どうしてだろう…?何かあったかなー?と思っていたのだけど、冒頭の言葉を娘が口に出した時、謎が解けた。伝記である。最近、娘は集英社さんの世界の伝記NEXTシリーズにハマっているのだ。

そして、どうやらアンナ・パブロワさんから多大なる影響を受けているらしい。「アイドルとして歌って踊って世界中を回って、みんなを元気にする!!」これが、今の彼女の夢なのである。ついでに絵を書くことも好きなので、本(絵本)を書く人にもなりたいらしい。どっちも世界展開したい(←この辺りに世界を巡ってバレエの素晴らしさを伝えたアンナ・パブロワさんへの憧れが垣間見える笑)から、英語を勉強したいという考えに至ったようなのだ。やりたいことを決めたら、やりたくなかったことも、やりたいことの中に入ってしまった!!ということのようである。

いいね、いいね♪大人でもこどもでも、いろいろやりながら、自分の心が選び取るものを掴んでいけばいい◎放牧育児を目指している我が家では、本人がやりたいことはやったらいい!と思っている。もちろん、親も必死で生きているので、娘の要望全てに応じられるわけじゃないけれど、可能な限り本人の背中は押したい。

「やめたい!!」は“気分”で言い出すこともあるので、逆に丁寧に掘り出すことにしている。放牧はあくまで放牧であって、放置ではないのである。今回の娘の「ミュージカルを辞めたい」は、「お友達と一緒に英語をやるのを辞めたい」であった。あと、習い事の場がちょっと遠くて、移動時間が長いのも嫌な気持ちを後押ししていたらしい。でも、「歌って踊ることはやりたい」ようなので、いくつか近所の教室を探して、体験レッスンを受けたり、デモ動画を見たり、して、娘の希望を聞いているうちに、娘は「チアダンスをやりたい!」と言い出した。なるほどね、確かにチアは誰かを元気にするための種目である。こうして、我が家の習い事騒動?はミュージカル→チア+英語(勉強は通信教育の方が好きらしいのでそちらを採用)に形を変えたのだった。

しかし…!

やりたいこと、やれないと苦しくなっちゃうんだよ!!

この言葉は、我が娘ながら名言だなぁ。本当にそうだよね。逆を言えば、やりたいことやってたら、苦しくないんだよね。いや、しんどいし、辛いこともあるんだけど、どこかで希望を持ち続けてワクワクしている。私は娘を通して、「自分がやりたいことを貫く」という姿勢を、学んでいる。そりゃぁ、もう、痛烈に!!

認知科学を基にしたコーチングを学んでいるこの半年間は、こども はそのままで創造的な生き物でみんな天才なのだな!!自分の内側から湧き上がるワクワクを追求して、100%本音で生きている、大先輩なのだ!!ということを改めて感じる日々でもあった。

人は皆、今、ここにないものを生み出せる存在

このことを本気で信じることができているのは、娘がいるから。目の前で、今ここにないものを生み出している様を見ているから、それが死ぬほど臨場感高く、私の心に刻まれているのだ。こうして、“本気で信じる”ことができると、自分もできるよね!!という根拠のない謎の自信が生まれてくる。娘は本当にナイスコーチである。そして、娘が私をコーチにしてくれている。仕事も家族も全部繋がって一つの自分であり、一つの人生なのだなぁ。しみじみ…とそう感じるのであった。


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3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎