「大丈夫だ!」という経験を共有した友人たち
3年前、娘の通うスクールで出会った友人たちと、久しぶりに近況報告ランチ会をした。子どもたちはそれぞれ別の道へ進んでいる。でも、親も子も集うと安心する。
現在、不登校の人数が増えているとはいえ、それでもその数30万人弱。比率にして3.2%、、、100人に3人しかいないらしい!周りに割と不登校の方がいたりすると、もっと多い気がするけど、割と少数派なのである。
オルタナティブスクールとか自由に生きているように見えるけど笑、なんというか、学校に行かない、という選択した、その最初の一歩は、やっぱりしんどいのですよ。必ずしも、学校に行く必要はない、と考えてはいる。知り合いにそういう選択をしている人もいる。割り切っていても、大変な部分はあったり、なかったりする。
我が家も友人たちも、最初からオルタナティブスクール派ではなくて、まずは公立小学校に行ってみたけど、どうも波長が合わず、居場所を探していた組。波長が合わなかっただけで、いじめとか深刻な問題があったわけじゃないから、呑気な部分もあるとは思う。それでも、やっぱりさ、しんどさが、あったり、なかったりする。
うん、やっぱり最初はしんどい部分も大きかった。
そうやって、もがいていた時に、最初に見つけた居場所が娘が通っているオルタナティブスクールだった。「居場所を見つけることができる」と、確信できた経験が、娘にとっても私にとっても、とても大きかった。今は、その時のメンバーが、スタッフも子も親もみんなバラバラの場所にいるんだけど笑 それでも、人間、一回、「大丈夫だ!!」と、心の底から思える経験があると生きていけたり、するのである。(たぶんね笑)
これが私たちの共通点かもしれない。この最初の一歩を共有した大切な友人たち。今はそれぞれ、別の場にいる。それぞれのリズムで、それぞれの段階でいろんなことが起きる。でも、一回「大丈夫だ!」と思えた経験があるから、なんとなく、ケラケラと、頑張れちゃったりする。気付いたら、時々、学校にも行っていたりもする。
けど、やっぱり、大変なこともあったりする。だから、そんな日々の話を渦中のことだったり、事後のことだったり、色々とざっくばらんに、話す時間が大切なのである。
良い時間だったなぁ。
みんなと出会った頃の我が家の葛藤話はこちら。
3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎