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VO2max その後

VO2max (最大酸素摂取量)の数値に拘るようになったのは7月の終わりでした。GPSウォッチ(ガーミン)に表示された数値は44。同年代で比べれば「優秀」と表示されましたが、目標とする結果を出す為には、VO2maxの数値をもう少し上げておきたいところです。そこで、数値を上げる為に効果があるとされている、スピード系の練習に取り組んでみることにしました。

猛暑の夏、長い距離を走るのは厳しい事もあって、400mや1kmのインターバルトレーニング、皇居での5kmペース走など、距離は短くても強度の高い練習をして来ました。これは心拍数を追い込む結構きつい練習なのですが、いろいろ練習の仕方を考えて秒単位のペースに拘って走る練習は、刺激的でとても充実感がありました。今まであまりやってこなかった練習だったこともあり、けっこう楽しんで練習できたと思います。しかし、1か月経っても、2か月経っても、肝心な数値は44からびくとも動きません。

なんでかな?
この程度の練習では効果は見込めないのかな?
結果が見えないと、不安がつのります。

しかし9月の半ば頃、アプリではなく時計で結果を表示させると、小数点以下の推移がグラフで表示されることに気が付きました。そしてその結果を見ると、3週間くらい前からずっと右肩上がりに上昇を続けていることがわかったのです。グラフを見ると、もう少しで44.5のラインを越えられそうです。そうすると45に表示が変わるのでしょうか。これはとてもモチベーションアップにつながりました。


約3週間前のボトムは、千倉ハーフマラソンの少し前です。ここからずっと上昇を続けています。



そして9月16日のこと。その日はクライマックスシリーズ1stステージ最終戦に臨むロッテの応援に、稲毛区の自宅から幕張のマリンスタジアムまで、約10kmの道を走っていたのですが、稲毛海岸からは約5kmのランニングコースを、ペースをあげてちょっと頑張って走ってみました。平均ペースは5:47/kmだったのでが、後で記録を見てびっくりです。


ついに、VO2maxの数値が45と表示されていたのです。
練習は裏切らないと言うのは本当なんですね。

この日、応援しているロッテも延長10回裏に3点のビハインドを一気にひっくり返して劇的な勝利を飾りました。良いことが2つあった一日になりました。


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