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VO2max てなんだ?

GPSウォッチをガーミンに替えたら、VO2maxという数値が表示されるようになりました。


数値は44です。そして「優れている」と表示されています。
さらに、「同性・同年齢のユーザーの中で上位5%」と書かれています。

上位5%というのは凄いな~と一瞬思いましたが、私の年齢は71歳なので、一般的にはマラソンを完走したりする人の比率は少ないでしょうから、その中で上位5%と言われてもなあ? 

ユーザーと言うのはガーミンのユーザーを指しているのでしょうから、そうなるとある程度はスポーツをしている人が分母なのでしょうか。その辺はよくわかりませんが、年齢が高くなると、その平均値はどんどん下がってゆくもののようです。

VO2max(最大酸素摂取量)について少し調べてみました。
体重1㎏あたり、1分間に取り込むことのできる酸素量をミリリットル単位で示すものらしいです。酸素量をミリリットル単位と言われても実感がわきませんが、速く走ろうと思うと酸素が足らずに呼吸が荒くなるので、この数値が高いほどマラソンは速く走れるということになるのでしょうね。最大酸素摂取量という言葉は知っていましたが、自分がどのくらいかも知らなかったし、そもそもどんな数値なのかもあまりよく知りませんでした。

さて、5%と言われてもよくわからないけれど、ではこの先もウルトラマラソンを楽しんで完走したいと思っている私にとって、この44という数値はどうなのでしょうか?

これはあくまで平均的な話なのでしょうが、フルマラソンをサブ4する人の平均は、47くらいだと言う記事をみつけました。サブ4.5だと44~45くらいとも書かれていました。今年の東京マラソンの私のタイムが4時間48分でしたので、私の酸素摂取量(44)でも、サブ4.5は射程圏内のような気がします。なるほどそう考えるとこの記事にはある程度信ぴょう性があるのかもしれません。

ちなみにアスリートは60~80くらいになるそうです。トップアスリートはさらにそれ以上ということも複数の記事に記されていました。そんな高い数値は私には縁のない話かもしれませんが、いずれにしてもこの数値が高いほど走りに余裕を生み出すことになるので、なんとかこの数値を少しでも向上させられたら良いのですが。

では、どうしたらVO2maxは向上させられるのでしょうか。それはもうインターバルトレーニングとか、さらにハードなレぺテーショントレーニングなどに取り組む必要があると、皆さんおっしゃいます。「ぜ~は~」しながらやる、あのきついトレーニングが必要なのですね。

来年こそは野辺山100キロを完走したい。そしてアップダウンの厳しい野辺山の100キロを制するには、フルマラソンでサブ4レベルの走力が必要だとはよく言われることです。しかし、私の今年の東京のタイムは4時間48分です。この走力ではさすがに野辺山のコースには歯が立ちません。完走を目指すと言うのも、おこがましい限りです。だから、もう一度サブ4を目指そうと、7月に改めて練習を始めたばかりなのです。

そんな今の私にとって、今後注視していくべき数値なのだろうと思います。もちろん、マラソンの完走の為には「LT価」とか、「筋持久力」の向上といった要素もあるのでVO2maxだけでは語れませんが、避けては通れない要素だと自覚しました。

VO2max向上に向けた日々のトレーニングについては、また改めて書いてゆきたいと思います。しかし、そんなきつい練習の先に、数値の向上はあり得るんでしょうかね。どこまでトレーニングを頑張れるかというのもありますよね。あまり自信はありませんが、せっかくガーミンが数値を出してくれているので、未来を信じてやれるだけの事は頑張ってみようと思っています。はい、今は思っています。


数値は8月上旬にはバラツキがあったが、後半はぴたりと44から変わらず。


ガーミンでは、VO2maxからマラソンのゴールタイムを予測してくれる。
3月の東京より1分速いタイムだから、まあそんなところか。


ゴールタイムの予測は、8月の後半、じわじわと進化しているようにも見えるが。

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