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エクステンダー/RB 2wayカスタムペンの提案

 トウソクジンです。なかなか面白いカスタムペンを思いついたため、久しぶりに文房具にまつわる記事を書くことにしました。既出だったら申し訳ないです。


概要

 さっそく本題に移りましょう。まずは件のペンをご覧ください。

「鉛筆エクステンダー/RB 2wayペン」
名前はまだない。

 珍妙な見た目をしていますね。正直かっこいいものではないかと存じます。しかし多機能ペンといえばシャーペン+ボールペンの組み合わせが多いなか、こちらは鉛筆エクステンダーとローラーボールです。「この2つを同時に使いたくなることはそうそうないだろ」というツッコミの衝動は心のタスクマネージャーから強制終了してください。

作り方

必要なもの

上から

・TOHKIN「クリップが付いた鉛筆キャップ」
・長すぎず、あまりにも短すぎない鉛筆
・無印良品「両端がつかえる鉛筆キャップ」
・信頼文具舗「ミミック対応RB替芯」

以上4点を以下の写真のように合体させます。「両端がつかえる鉛筆キャップ」には中に仕切りがあります。小さい空間に鉛筆を、大きい空間にRB替え芯を入れましょう。

合体!

 鉛筆は長すぎると全体のバランスが悪くなり、反対に短すぎると「両端がつかえる鉛筆キャップ」から抜けなくなる可能性があるのでちょうど良さそうなサイズのものを選定してください。鉛筆以外はネットで調べればどんなものか出てきます。
 金属キャップは同程度の長さがあれば他の製品でも代替できるかと存じますが、クリップのおかげで本体からキャップが落ちにくいためこちらを推奨しています。スタイラスペン付き鉛筆キャップで使えそうなものがあれば3wayになりますね。

使い方

①鉛筆を使いたいとき

 鉛筆側の金属キャップをRB替芯の後ろに付け替えましょう。

鉛筆使用時

②RBを使いたいとき

 RB替芯を取り出し、青いミニキャップを「両端がつかえる鉛筆キャップ」の中に入れ、替芯を前後反転させて再度差し込みます。
 ここで上記の太字の部分は非常に重要な意味を持っています。このRB替芯にはミニキャップが付属しており、普段はインクが乾かないようペン先に装着しておく必要があります。そしていざ使う際には外さないといけないわけですが、そのキャップはあまりにも小さく紛失してしまいそうになります。それをこの2wayペンでは、筆記時に「両端がつかえる鉛筆キャップ」の中へミニキャップを収納することで問題を解決しているのです。とってもスマート!この感動を伝えたくて記事を執筆したと言っても過言ではありません。

RB使用時
替芯のミニキャップを収納できる!

③RBを短時間に何度も使用するとき

 さきほどRB替芯には乾き防止のためのミニキャップが付属していると書きました。しかし筆記をやめる際に毎回②から元の状態に戻してミニキャップを装着するのは大変面倒です。そこで一時的に金属キャップでRBのペン先を保護するという手段をとることもできます。そのかわり鉛筆を守れなくなりますが、反転させれば問題なし。「両端がつかえる鉛筆キャップ」の仕切りには穴が開いており、鉛筆の先を貫通できるようになっています。
 
ただしこの一連の操作は、金属キャップを他の製品で代替している場合はできない可能性があるためご注意ください。TOHKINの金属キャップの先端には穴が開いているため気密性は皆無です。使い終わったらしっかりミニキャップをつけ、元の状態に戻しましょう。

②の状態から元に戻すのが面倒なときはこう!
最後にはミニキャップをつけることを忘れずに。

おわりに

 「両端がつかえる鉛筆キャップ」のおかげで成り立つ代物でした。記事の中で何度名前を挙げたことか。無印良品さんには感謝です。カスタム性が高いため他にも遊び方があるかも?
 見ていただいた皆様にとってどうかはわかりませんが、私としてはそこそこ実用的かつ面白いものができたかなと思っています。ぜひ試してみてくださいね!

11/8 追記

北星鉛筆さんのペンシルガードプラスはうまいこと装着できることを確認しました。これで3wayです。鉛筆が短すぎるとペンシルガード内部の板バネが利かないのでご注意ください。


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