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2020とnote

2020年5月1日にnoteの投稿を始めた。プロフィール欄に「いざ、note一本勝負!」と当初から記載しているとおり、基本的にプライベートで利用しているSNS系統はこのnoteのみ。早いもので、本記事で30本目の投稿になる。

過去にはブログをやっていた時期もある。更新頻度が落ちてそのままフェードアウトしてしまったり、サービス自体が終了してしまったり。本業との両立というのはなかなか難しく、最近は手を出さずにいたのだけれど、ウイルス禍によって少し自分の時間ができたこともあり、久しぶりに舞い戻ってきた次第だ。

とはいえ本業のほうも新しい機軸に乗りつつあり、noteを始めた頃とは状況も変わってきた。それでも定期的に投稿を続けてきたのは、仕事抜きに久しぶりに長い文章を書いてみたら、やはりどうにも楽しかったからだと思う。世の中の状況が多少落ち着いてきたとはいいつつも、再開にはまだ二の足を踏む趣味もあり、もうしばらくはこんな余暇を送るのも良いかなと思っている。


業務ではないので、あまり深いことは考えていない。なにか野心があるわけでもないので、Facebook、Twitterとのソーシャル連携の機能は今後も使わずにおくだろうし、有料記事を書く予定もない。「AとBについて思うことを書き、何かしらのあとがきがあって出典を引く」、そんな体裁の記事を細々と書き続けられたらいいなあと、本当にそれだけだ。

だからダッシュボード(アクセス状況)は、あまり気にしないことにしている。商業ベースでやっているnoteではないので、トレンドに関わらず、自分が好きで選んだものについて書いていきたい。多くの方に読んでいただけるのは当然嬉しいし励みにもなるのだけれど、アクセス数を追求することなく、これからもAとBを気ままに組み合わせていきたいと考えている。

ちなみに、今日時点で最もアクセス数が多い記事は24番目に書いた「モータースポーツとキングオブコント」。note公式の「#スポーツ 記事まとめ」に入れていただいて、怖いくらいたくさんのアクセスがあった。選んでくださったのはレースチームで働くエンジニアの方と知り、さらに震えた。再び世界の人たちとレーシングカルチャーを共に味わえるようになるには、まだまだ時間を要するのだと思う。突き抜ける秋の青い空の下、色とりどりのフラッグが風になびく光景を待ちわびる。

次いで、8番目に書いた「すゑひろがりずと滑狼」。現在は非公開となっている動画について書いた記事だが、今でも定期的にアクセスがある。「滑狼動画」のインパクトの強さを思わずにはいられない。

そして7番目に書いた「すゑひろがりずとランパンプス」だ。コロナ禍に端を発した企画に見る、芸人の持つ独特のカルチャー――とりわけ時間感覚について書いたもので、次点の記事の1.6倍ぐらいのアクセス数がある。投稿して3日後くらいに、「この人の分析が好き」とツイートしてくださった方がいて、そのおかげで非常に多くの人に読んでいただいた。手前味噌ながら自分でも思い入れの強い記事ではあったものの、ただただ自身の「好き」のみを原資として書いた文章に対して、人様から「好き」と言っていただけたことが本当にありがたく、アクセス数の伸びもさることながらそれをはるかに上回る嬉しさがあったのだということは記しておきたい。


そう、「久しぶりに文章を書きたい」ときっかけをくれたのは、すゑひろがりずとの出会いだった。自粛期間中、19時と21時にだけは確実に気持ちがゆるむ瞬間が起きて、そのことにずいぶんと助けられた。難しい時期ではあったけれど、お二人が着実に活躍の幅を広げていく様子が見え、スケジュールを追いかけていくのがとても楽しかった。

がらにもなく、6月と10月にはバースデイ記事も書いた。「カルテットとすゑひろがりず」「松岡修造とすゑひろがりず」。投稿時刻はいずれも0:00だ。noteのプレミアムサービスには入っていないので、いそいそしながら手動で上げた。こんなこと、過去にブログをしていた頃にもやらなかったんじゃないだろうか。例えるならば、映画「魔女の宅急便」に登場する、ニシンとかぼちゃのパイを焼く老婦人の姿。つまるところ自己満足にしか過ぎないのだけれど、記事を用意している数日間、言い知れない多幸感でいっぱいだったのだ。


こんな記事を書いている間にも日付は変わり、新しい年を迎えた。「フットンダ王決定戦2021」を見ながら、少しだけ上等な日本酒を一献。2021年、良い正月になりそうだ。


あとがき

2021年スタート、あけましておめでとうございます。大晦日は、配信とテレビとで楽しく過ごしました。なかなか自粛期間のようには更新できていないnoteですが、無理のないところで今年も続けていけたらいいなあと思っています。

すゑひろがりず目当てに夜の深い時間までだらだらとテレビの前に。続けて、「爆笑ヒットパレード2021」の放送が朝7時からあるのですが、一旦休もうかどうか大いに迷う。年末年始休暇ならではの贅沢な悩みです。


年賀状に添えることばに「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」というのがあって、私自身もよく使うのですが、自分の贔屓の人に関して思うことは、突きつめていくとこの2つに結着するなあと最近よく考えます。特にことウイルス禍の時世においては。生配信の映像で、楽しそうにされていると嬉しくなる。お身体大事にしてほしいなあ、良いことがあってほしいなあと願う。古くから用いられている表現は、懐が深いなあとしみじみ思う次第です。


出典

[1] note「#スポーツ 記事まとめ」
https://note.com/notemag/m/md68de622a450


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