数字でみるWEBライター検定~クラウドカレッジ「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)を受講しました
2021年1月期のクラウドカレッジ「WEBライター育成プログラム」を受講しました。「WEBライター検定2級」の合否が出てから”まとめ”を書くつもりだったのですが、検定に関する数字が気になり調べましたので、備忘録として記事にしてみます。
「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)とは
まず簡単に「WEBライター育成プログラム」(3月期からWEBライターコース)について触れておきたいと思います。
「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)はクラウドソーシングのクラウドワークスで開催している、Webライターになりたい人のための講座です。
〇4週間の集中プログラム(有料)
〇Webライティングを体系的に学び、
基礎から応用まで理解する
〇クラウドワークス公式スキル検定
「WEBライター検定2級」の合格を目指す
短期集中講座ですが、 “志を同じくする仲間”とのチャットコミュニケーションや課題提出、先輩現役ライターであるメンターさんによる課題添削など、持続する・スキルアップするための工夫が凝らしてあります。
「WEBライター検定2級」って役に立つの?
「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)の受講を迷っている方が気になるとすれば、ここですよね。「WEBライター検定2級」のメリット・ベネフィット。保有したら何かが変わるのか・・・。
端的に言えば、合格してもプロフィールに検定合格バッジが表示されるだけ。「WEBライター検定2級」を保持していることが、クラウドワークスでのWebライター案件の受注を約束するものではありません。
では、なぜ「WEBライター育成プログラム」を受講し、受験するのでしょうか?参考として私が受講した主な理由を三つ上げてみます。
一つはクラウドソーシングなど、自社以外でのWebライターとしての実績がゼロであること。「WEBライター検定2級」のバッジがプロフィールにあれば「基礎はわかっているので書けます」という少し強めの意思表示ができ、クライアントの目に留まりやすくなると考えられます。
二つめと三つめはWEBライター検定というよりは育成プログラム受講が主旨になります。
仕事で文章を書く機会はあるものの習ったことは無く、Webライティングを体系的に学んでみたかったということ。そして書いてもライティングのナレッジがある人に評価をしてもらったことがなかったので、「第3者に評価をしてもらうため」になります。
受講した皆さんにも色々な理由があり、Webライターを既にしているけれどスキルアップをしたい人、始める前に基礎を身につけようとする人、まずは学習してみて、副業のとっかかりを得ようとしている人など様々です。
いずれにしても、検定の結果は4週間にどれだけ集中して取り組めたか、その努力の証明になります。
「WEBライター検定2級」はどのぐらいの人がもっているの?
続いて気になるのは「スキル検定保持者数」でしょうか。バッジとして表示するのであればレアな方が良い、皆が当たり前のように持っていたら意味がない・・・という単純な考えから調べてみました。
クラウドワークスのサービスサイトにある「クラウドワーカ―を探す」で「WEBライター検定2級」を検索してみると、130名が表示されます(2021年2月13日現在)。
クラウドワーカ―はコロナが増え始めたころ急増し、現在424万人と発表されています(2021年9月期第1四半期決算説明資料より)ので、WEBライター検定2級保持者は極々わずかだという事がわかります。
もちろん、色々なスキルで成り立つ仕事がありますし、検定を受けていなくてもWebライターとしてバリバリ仕事をされている方はいますので、0.003%が少ないかの判断はとても難しいです。
そこで、「プロクラウドワーカ―」の方がどのぐらいWEBライター検定を保持しているのかもみてみます。
「プロクラウドワーカ―」で絞り込みを行うと、1,943名が表示されました(全体の0.05%)。その中で「WEBライター検定2級」を保持しているのは5名。
クラウドワーカーの稼ぎもパレートの法則*よろしく2割のクラウドワーカ―が全体の8割を稼ぎ出している・・・わけでは流石に無いと思いますので、前述の「検定を持っていなくてもバリバリライティング」している方がそれなりにいると想定されます。
*パレートの法則:ある事象の2割が、全体の8割を生み出しているという状態を示す経験則。「2:8の法則」ともいいます
育成プログラム受講者の「WEBライター検定2級」の合格率
「WEBライター検定2級」は選択式と記述式の二つの試験から成りますが、記述式は特に時間がかかり、多くの受講生が悩みながら進めていることが日報を読んでいても伝わってきました。
継続できなかった人、期日に間に合わない人も毎回いるそうで、記述式の提出率(プログラム受講者の「WEBライター検定2級」受験率)は80%をきるときもあるそうです。今回(1月期)の提出率は89%ということで、かなり高かったといえます。
プログラム受講者の「WEBライター検定2級」の合格率を中間地点のオンライン相談会で質問したのですが、恐らく50%程度とのこと。二人に一人は落ちるわけですから、聞いた時は「これは真面目にやらないとまずい・・・」と緊張感が高まりました。
「WEBライター検定3級」と同じく、落ちても2週間後に再受験ができるそうなのですが、正直もう、受験したくありません(笑)。
「WEBライター検定1級と3級」は?
続いて「WEBライター検定1級」もみてみましょう。
「WEBライター検定1級」の保持者はわずか5名です。これは25,000円という検定受験費用もあるかと思いますが、受験経験があるベテランWebライターさん曰く「2級は1級に比べたらずっと簡単」だそうです。
ライティングのほか、マーケティング知識なども必要ということなので、これだけでもかなり難しいことが想像できます。
また、「WEBライター検定3級」保持者は2,000名です。1級・2級よりかなり多くの方が保持しているのは無料で受験できることが大きいですが、実は合格率はわずか5%以下です(バッジに記載)。
まずは真面目に3級を学習するところから
「WEBライター検定3級」の合格率がここまで低いのは驚きでしょうか?
私もそうだったのですが、「日本語だし」「なんとなく文章書いているし」「無料だし受けてみるか!」と気楽に受験する人が多いのでしょう。そして思ったよりも難しくて落ちてしまうのです(笑・私は2回目になんとか合格しました)。
「WEBライター検定2級」は『1級に比べたらカンタン』だそうですが、「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)を受験してみると、すでにWebライターしてお仕事を受注している方でも、「知らなかった基礎的なこと」が多々でてきます。
実際、私以外にも「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)を受けつつ3級を受けてみたら・・・落ちてしまった方もいました。
「WEBライター検定3級」は受験前に動画学習ができますので、まずは「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)受講前に動画で勉強してみて、3級を受けることをおススメします。
「WEBライター検定2級」は「WEBライター検定3級」の内容は既に知っていることが前提になりますので、「WEBライター育成プログラム」(WEBライターコース)を受講された方が予習になりますし、受講の効果をアップできます。
同時に、Webライティングが自分に向いているかもわかるのではないでしょうか?
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