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とりあえず体感しよう!オフラインを活かすオンラインカリキュラムデザイン合宿レポート③

今回の合宿では、目的やファシリテート難易度の違う複数のオフラインを活かすオンラインプログラムを小学校・中学校の先生方に体感いただきました。

合宿の趣旨やアドバイザー紹介、2日間を通じての気づきや感想をまとめたレポート①はこちらになります。

オンラインの朝の会などでも気楽に取り入れてもらうことのできる、遊びながらトレーニングできるワークをご紹介しているレポート②はこちら。

レポート③は、合宿1日目午後に行った、「教材編集者体験ワークショップ   自分だけのワクワクドリルを作ってみよう!」のレポートになります。

講師: 門川 良平 (かどかわ りょうへい )
大学卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションにて教材開発・マーケティング・広告戦略を担当。退職した後に、大学に通い直し、小学校教員免許を取得。都内公立小学校教員として教育活動を実施。その後、うんこドリルを展開する文響社にて、プロデューサーとして活動。「うんこSDGsワークショップ」「うんこ交通安全ドリル」を立ち上げる。現在は、すなばコーポレーション代表として学習ゲーム・ワークショップ・学習マンガ開発など、活動の幅を広げる

ライター:佐野 青子(さの はるこ)
アドバイザー:井上真祈子・井久保 大介・蓑手章吾・竹村詠美

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井上
オンラインは創造性(クリエイティビティの世界)を育む教育環境ををつくりやすい。ただし、コミュニティの文化まで醸成することが重要です。
3月の休校支援として立ち上げたオンラインの学びの場 Yoka-Yoka で門川さんにガイドをお願いした。その際の打ち合わせで、せっかくなので「創る」までやってみませんか?と提案したところ、子どもたちのクリエイティビティが爆発しとてもうまくいったので、今日は初めて大人の方でこのワークをさせていただこうと思います。



今日の流れ

門川:
① 教材の作り方→②自分のオリジナル問題を作ってみよう→③みんなが作った問題を見てみよう
①教材の作り方
爆発的ヒットになったうんこドリル。作者である古屋 雄作さんの情熱を掘り下げて行き着いたのがうんこドリル

ベネッセチャレンジの問題は、一問を作るのに何人位の人が関わっていると思いますか?
【問題を考える人→吟味者→校正者(ミスを出したら切腹!)→モニター(こどもたち)】この工程を少なくても3周+イラストレーター、製紙会社などたくさんの人が関わっています。
教材編集者の頭の中は、「使ってくれる子がわかる内容か?楽しく取り組めるか?」を考える。なので積極的に子どもに会いに行く、子どもが好きなもの、文化には積極的に触れるようにしていた。

②自分オリジナル問題を作ってみよう
教材編集者は、頭の中に自分じゃない人=使う人を想像してみるが、子どもたちには、自分自身が面白いと思うもの、自分が好きなものから考えてもらいたいと思った。
うんこドリルの作家古屋さんも究極の偏愛からはじまっている。突き詰めていった結果ドリルとなった。周囲がどう言おうと関係ない。正解はない。
「自分が、解いてみたいと思える問題」「自分が、楽しく取り組める問題」を作ってみよう。ルールはひとつ。「うんこ」は禁止!
「家にあるつまらない算数ドリル」を持ってきてもらい、「問題で聞かれていることは変えずに面白くするには?」と考える。

井上:
・子どもはそれぞれ自分の世界観でつくっていくので自己肯定につながる。
・自分の好きなことをテーマにするので没頭力がすごい。
・問題で何を聞かれているのか(=本質)を理解しないと成り立たない。
「問題で何が聞かれているのかを理解し、それをユーモアを加え変換する。」ということで何を得られるのか、を体感していただければ。

② みんなが作った問題をやってみよう

振り返り

どんなことに気づきましたか?
どんな意味を読み解きましたか?

小学校教員:
自分のオンラインでの気がかりは、心理的的安全性をどう確保していくか。
今回、自分の創作した問題を言った時、井上さんや門川さんの合いの手、話の拡げ方がめちゃくちゃ参考になった。

→井上:Co-musubiでは最後だけは感想を全員が言いましょう、にしている。
それに対して全部に返していく。「こんなところがいいよね。ここがつながっているよね。」と返すと、その子が安心する。人間の目は、自分以外を常に見ているため、他者のいいところはよく気づくのに、自分のいいところには気づきにくい。
日本の教育ではアイデンティテイを育む取り組みが少ない。自分はどうしたいのか、自分は何者だろうがすっぽり抜けて育ち、大人になり苦労する人が多い。
返すことによって、自分の気づいてなかった素敵なところを知ることができる。そして、それぞれでいいのだと多様性への理解が自然と進む。心が安定し他者に対する攻撃性が生まれにくくいじめ問題も解決できるのではないか。

中高数学科教員:
与えられた問題だと、緊迫感もない、イメージもわかない。
一方自分の好きなお題を自分で作ってみると、実際そこまで行ってみたいし、時速や分速ってそういうことなのか、と感じやすくなる。
教員が身近な問題をふらなくても、子ども達が日常から問題を持ってくることにつながっていいなと思った。

井上→生徒の生活を垣間見られる、話のネタになる。どんどん生徒を知れる。後々、そういえばこれ好きだったよね、とつなげると、「この人見ていてくれている。ちゃんと覚えてくれている。」というメッセージにもなる。オンラインで血が通ったコミュニティを作るということは、そういうところにある気がする。

中高英語科教員:
学校でグループで話し合う時机の近くの子でグルーピングすると、どうしても入れない子がいて気になっていた。今回の「自分の好きなことで問題作り」は、自分の好きなことを全員に知ってもらうきっかけになる!なかなか中学高校でこういう機会はない。

→友達の好きや興味関心を知ることで、「こういうのあったよ」とオンライン上で情報を渡し合うような新しいコミュミケーションがうまれるかも。

小学校教員:
問題を作ってみて、「自分の好きなことでいいんだよ。」「マイワールドでいいんだよ」という声がけによって、自分で決めることができワクワク楽しんでできる。選択することって大事だなぁと取り組みながら感じた。

→井上:本来、自分の人生は自分で選択していくものなのに、言われたことをやるばかりになっている。切り拓くためには自分で選択する力を育てていく必要がある。家庭も同じ。
適切に手を放しつつ自律させていく取り組みが必要。急に自律はできないのでステップを上がらせていく事が大切。自分で選択することは自律のステップ。自由とは責任をもって自分で選択していくもの。自由を手に入れるために、どのような環境でどう関わるのかはとても重要。

→門川さん:オンラインは、「画面に向き合う」(テレビやYouTubeと同じ)行動形態。一方通行だと途端に「受動的なメディア」だと脳のシナプスが切り替わるだろう。なので、「選択して選んで行動する」という余地をどれだけ設計していけるかがオンラインだからこそ重要。

→井上: 少人数は重要。(zoomで大人数でやれなくはないが)大人数では一人ひとりを知ることができない。
リアルかオンラインかは関係なく、自分を見てくれて、自分を気にかけてくれているということが人間にとって安心となり嬉しいことだと思う。そのために適切な人数が大切。

評価における「興味関心態度」の項目は、本来はソフトスキル(非認知能力)の部分を認めるものであるはず。しかし学校では「先生が求める期待する興味関心態度」を評価しているように感じる。言い換えれば、先生や教科書が「与えたもの」に対しての興味関心態度がどうか、ということ。
子どもたちの中から本当に作りたいものを作れば、興味関心態度の意味やものさしが全く変わる。どちらの興味関心態度がその子が生きていくうえで大切か、と考えると後者ではないか。

小学校教員:
教員として授業を作るのが一番勉強になる。問題をつくるという行為自体が、そもそも子どもにとって一番吸収率が上がる学びになる。今回出した問題の答えをそもそも出せないと問題集に載せられないよ、という状況を作るだけでも、問題を作る過程が学びとして価値がある。
オンラインだったら、この問題を一覧で見れるサイトがあれば、子ども達たくさんあげたがるだろうな、解くだろうなと思う。


●質問
創作は子どもの学びになると思うが、それだけだと学力を身につけるスピードが落ちる。学びが減ったらもったいない。適切に子どもに自由度を与えるにはどうしたらいいのだろう?

→中高数学科教員;「なんでこれを勉強しなくてはいけないのか」をナンセンスも含めていろんなシナリオを作って伝える。
ただ伝わらないのをわかってしゃべっていてもつまらないので、子どもに興味があるいろいろなネタ(話題)を絡め話していく。

→小学校教員:前半は説明、後半は学び方を提示して、子ども達が学ぶ。
算数の授業はまず5~15分で説明を終わらせる(授業の範囲)。その後いくつか「学び方」を提示し、それぞれやってもらう(自由にさせる)。最後にやったことを「見せあいっこ」。わかったことを子どもが「話す」「説明する」。教師からの説明は端的に終わらせる。
説明させあう、説明するのがこの時間のワーク、説明するプロセスは自分たちで選びなさいというやり方で自由度を担保している。

→井上:Co-musubiには、「1+1の答えは2じゃないよね。」って子がいる。 子ども時代にはこういった感性で数字に触れていく環境を守っていく必要がある。岡潔も情緒で数学を問いた。子どもたちがこの感覚を失わずに数に触れていかれるかが重要。こういうものだという型にはめてしまうことで感性を失っていくことにもなる。
一方で、勉強での算数は切り分けて取り組んでいく必要がある。

→小学校教員:やるべきことを先に伝えて、それが今解きたい子はそのままやればいい、ほとんどの子はそこに向かう。だけど今どうしてもそこに向けない子は、そこに向かなくてもいいような空間を設計しておいてあげると、自分で選んで違うとことをチョイスできる、それもいいんじゃないと。


→井上:ディスカリキュリア(計算することや推論することが困難な状態、dyscalculia)の子などはオンラインは個別で対応しやすい。
また、共感覚(ある刺激に対して一つの感覚だけでなく複数の感覚でとらえる)を持っている子どもなどは、色が混色することで計算ミスを起こしていることもある。その子の特性(プロセス)を理解しておくとその子を否定することなく解決法を提示できる。感性的な発言を引き出すことによってその子の特性に気づけることもある。
なので「ただやりなさい」でなく対話がある、年齢が低い子には身体性で感じ取らせていく、先を想像しながら今の状態も見極めその子にフィットした理解(その子が何に躓いているか)ができれば、すっと学びがスムーズに進む子もいる。

→いくぼん:我々学校の教員は「系統的に学ぶ」というやり方でしかやってきていない。それを階段状に我々は教えている。
しかし個人の理解は階段状でない。今日のワークをやって思ったことは、人は物語で理解している。式で理解するのではなく、想像力を働かせて後で式がついてくるような思考をしていると感じた。
その中で教えなくてはいけないことがあり系統性を重視していると、全員が全員で一つの概念を教え学んでいくような一歩ずつ階段を上っていくようなスタイルをとっているので時間がかかる。
しかし重要なのは概念を使うことで、物語の中にその概念はすでに入っている。
逆転の発想がないと時間がかかるのだろうと思う。
今日のワークで思い出したのは、「創造力を触発する教育 キエラン・イーガン著」の本。いかにイマジネーションを働かせるかが子どもの学びを飛躍させるヒントになる。できるだけ物語を重視する。冗談やユーモアで状況がわかるようにする。日々の生活にある。ごっこ遊びをとことん極める。などが重要とあり、共通点を感じました。

→質問:授業の作り方として、まずゴールを提示して、行き方(ステップ)の選択しを提示し、それを子どもに選ばせる?

→小学校教員:もはや「ゴール」というより「今日の刺激物」。刺激されなかったらやらないと思う。系統的な学習が合っている好きな子もいる。合わない子もいるので、選ぶことができれば。

→門川さん: 系統学習は間違いなく結果を出しているメソッドだと思う。が、合わない子もいる。自分が教員だった時もはじめに説明し、その後わからない子は個別対応、わかる子はハイレベルプリントもしくはわからない子のサポートへ。
算数や数学はほかの教科とちがう。半分「体育」と思ってやっていた。ルールとやり方をわかった後にそのままプレイできる子はどんどん進めればいいし、そうでない子は丁寧に一つひとつ動きを伝えながら進めていく。

→小学校教員:こういう授業だと、自分で学び方を選ぶ訓練になる。

→井上:小学中学高校を全部トータルで考えて高校から逆算して、小学校中学校でどするかを考えるべき。

中高数学科教員:
今日のドリルは、学習心理のアプローチから正面から切り込んでいく、という観点で大事だなあと。
学ぶべきことはすべて教科書に書いてあるので、自分たちで学べばいい。
彼らが大人になって必要なことは、「自分で理解していく」こと。学ぶことのゴールは大人社会に入っていく、社会を創っていく時に必要な力。そのリアリティを外すとおかしなことになるのでは。
今の「学べる環境」はとてもラッキーなこと。せっかくだから活かした方がいいのでは、と、子どもたちに「自分たちの人生だ。勉強しろよ。」と伝えている。大人も学び続けることが必要。

→井上:父性がキーだと考えている(男女関係ない)。「君の人生だし、やりなよ。」と挑戦させていく。いつまでも手をかけ何でもしてあげようとしない。もちろんフォローはするが、適切に手放す。
最近日本は、男女関係なく総母性社会だと感じる。手をかけすぎる社会の中で一体いつ自律していくのか。母性を否定しているのではない。背中を押し適切に手を離し挑戦を促していく父性のあり方と、一人一人をきめ細やかに見ていく母性。一人の人間の中で父性と母性を適度に使い分け関わっていくことで、君たちのことを見ているよというメッセージと共に背中を押し挑戦を促していかれる。



オンライン授業TIPS


1.5分以上、スライドを使い続けない。
画面共有がずっと続くと、こどもたちが眠くなる。
また、全体が見えないと一体感が持てないため、こまめにスライドから全員の顔画面に戻す。よって基本的に5分以上継続してスライドを使わない。必要ない場合はスライドは使わない。

2.画面切り替え時に「あっ!答え見せちゃった」予防に、答えのスライドの上に1枚「図形」を重ね隠す。
スライド作成のコツ。クイズの答えが2段階クリックしないと見えないように隠しておく。
また不具合でスライドショーが再生できなかった時に、プレビューで答えがみえないように隠す意図もある。

3.オンラインでは、先生側のリアクションが重要。ワイプ芸!
「聴いているよ」うんうんとうなづき、「おおおっ~!」と手をたたく、「手で丸をつくる」。こうすると子どもたちが安心できる。
加えて「笑う」って大事。例えば学校だと正解がある、すると正解に対して「ああよくできましたね」というのが一般的なリアクション。
Co-musubiでは「面白いね!」が誉め言葉。「面白いって感じてるよ」という事を伝えるために声を出して笑う。そうすると子どもたちはそこが安心安全の場になりなんでも発言できる。
授業に限らず会議でも重要。ワイプで抜かれている人のように、ミュートにしていても、声が聞こえてくる位のリアクションは、場の雰囲気を作る。
ノンバーバル・コミュニケーション、ワイプ芸。

質問「リアクションに、反応ボタンやチャットを使うのは?」

オンラインはより頭を使う、丁寧に考える機会を作ることができる。
しかしチャットを使うと、子どもたちは打つことに集中し「考える」ことを奪ってしまう。加えて「聴く」ことも奪ってしまう。なのでチャットは使っていない。
反応ボタンも楽しいので、ボタンばかり押してしまう。なので使わない。
目的をシンプルにする(考えることに集中する)方が、学校や学びで使うときはおすすめ。特に子どもの場合。

4.子どもたちが選択をする。
作業時間も「何分必要?」と子ども達に聞く。与えられるのでなく自分で考えて自分で選択するということが大切なので、細かい部分でもそのあり方を重視する。

5.ワークの時間配分
もし子ども達がまだ足らない時「もう少し時間が必要な人?」と確認し少し時間を調整する。

6.子どもに発言を求める時
まだ安心安全な場になっておらず、「こんなことを言っていいのかな」と子どもたちが躊躇する場合は、最初に先生が発言する。ふざけているようで「本気」な例を出すと、子どもたちは「なんだ、それでいいんだ。」と思う。「自分のワールドでいいんだ。」というのを率先して出す。
ただし、子どもは見抜く力を持っているので、ただふざけただけの答えでは信頼を失いリアリティのない場となる。だからこそ、ふざけてるけど「本気」な例を出していく。
「こんなこと言われたら恥ずかしいから、無難なものを出す」というのは創造性を失う。それを打ち破れるような先生たちの率先した発言が大切。


「偉人なりきり会議」の説明と明日までのオフラインタイムでやってきて欲しい学び


・偉人を一人選び深める。生活の中でなりきって過ごす!
・偉人としての過去のエピソードを背負い会議ができるレベルに仕上げてくる。
・ある程度はみんながわかる偉人を選ぶ。教科書に出ていない人でもOK。
・自分の興味の幅を狭めないために、自分が普段興味を持たない分野をあえて選ぶ。
・最初に偉人クイズをする(3問)。それまで誰になったのかは秘密!ダイレクトな質問はNG。
・会議テーマもその場で決める!

例)
エジソン:アイデアをすごく出しながら生活してみる
西郷さん:なんでも「よかよか」と言って過ごす

1日目を終えての感想


・いろんなワークをやり頭の中がブラッシュアップした!自分の中で一つこの方向性でやってみようかなというのが出てきた。

・いつもグラグラしているマインドセットがしっかり整理された。

・うんこドリルが最高に面白かった!それぐらいのイマジネーションでやりたい。


・うんこドリル面白かった、教員って難しいこと考えちゃうが、笑いとか興味とか最強!だと思った。


・いろいろなワークで頭をフル回転で、子ども達と一緒にできて彼らの考え方がわかり楽しかった。


・二つのことに尊敬が生まれた。自分が全く思ってもいない方向から違う視点で考えることができるここにいる皆さんをすごいと感じた。二つ目は、子どもってやっぱりすごいんだなあと思った。こういうワークをもし自分のクラスでやったらどうかなと想像してみると、たぶんめちゃくちゃいろんなアイデアが出るだろうなと思ったんです。子どもの想像力ってすごいと感じこどもに対する尊敬が生まれた。

・体調なおします!

・オンラインでやる際のヒント、楽しさと学校の勉強とのバランスを考えるきっかけをいただけた。

竹村:ハイテックハイでのプロジェクト型学習で、先生が気合を入れているのは、どういうローンチ(導入)をするのか、という部分(と発表会)。そこで子どもの関心を引き付けて一緒にやっていく。そこに近いものを感じた。

門川:
すごく楽しかったです。自分が現場で今この休校状態だったらどうする?と考えた。
現場のギチギチな部分もあり、それを完全否定しては進まない。管理職や周りの先生の理解も得ながら進めていくというバランスの取り方が大切。明日そういうところを考えていける時間になれば。

佐野:子どもに自由を与えると学ぶスピードが落ちるのではないかという問いだが、学校も人生も決められた時間があるというのは同じで、今とちょっとだけ何かを変えることで少しメリハリが生まれ子どもも先生も今よりワクワクできたらすごく素敵なんだろうなと思いました。

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レポート④に続きます。近日公開。


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