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「つくる」を始めよう!

こんにちは!運営メンバーで普段は秋田県五城目町にいます漆畑(うるしー)です。遅くなりましたが9月の学習会を報告します。

4月から始まったプログラムも早くも半年が経過。みなさんそれぞれのコミュニティで「みる」「はいる」を実践されています。今月はこれから下半期に実践、つまり「つくる」にあたって、プロジェクトのアイデアを話し、2ヶ月にわたってひとりひとり、相互にフィードバックし合う時間でした。

プロジェクトを考えるにあたっては「アートプロジェクト」の枠組みを参考にしました。

アートプロジェクトとは?
現代美術を中心に、おもに1990年代以降日本各地で展開されている共創的芸術活動。作品展示にとどまらず、同時代の社会の中に入り込んで、個別の社会的事象と関わりながら展開されるもの

https://tarl.jp/review/guide01/ より

「瀬戸内国際芸術祭」や「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」などが有名ですね。秋田では上小阿仁村で開催されている「かみこあにプロジェクト」があります。アーティストが村に滞在し、その土地から感じたものを反映した作品達が日常の空間に存在している様子はとても印象的です。

アートプロジェクトについて

かみこあにプロジェクトについて

プロジェクトの進め方には色々な方法がありますが、コミドクの地域活動のプロジェクトと親和性が高そうなものとしてアートプロジェクトを採用しました。今回はその中でコンセプトシートというプロジェクト案の概略を書いたものを準備し、共有する時間でした。

アートプロジェクト運営ガイドライン

人もコミュニティも異なるため、プロジェクト案は本当に多様です。
ですが、どのプロジェクトもそれぞれがこの半年の中で感じた課題感と自分自身の興味関心がかけ合わさった内容でした。データから課題を見出すアプローチと異なり、「まちに飛び出して、地域に暮らす人々とともに、健康で幸せなまちづくりを探求していく」コミドクならではのプロジェクトになりそうだなと感じています。
そして、コンセプトシートを使う事で自分の中のアイデアが人に話すプロジェクト案になり、お互いに質問し合う事でより具体化されていくのを感じました。

今後も定期的に発表しあう事でプロジェクトを進めていく予定です。
それぞれのコミュニティでどんなプロジェクトが行われ、それによってどんな風景が見られるのか。とても楽しみです。

(文責:うるしー)

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