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先日、ある鍼灸師さんとお話した時の事です。
その方は元々近所で治療院を開業する傍ら、平日の昼間は別の接骨院に何年も勤務しておりました。
そのせいでそれまでは自分の治療院での平日の診療は夜のみ。
深夜まで仕事をしていたようです。

それがようやく昨年から自分の仕事1本に絞って今は営業してるとの事。
接骨院や鍼灸治療院なんてアチコチにあるこのご時世で、なかなか大変だろうな・・・と思いつつも「完全に独立してどうですか?」と聞くと・・・

もっと早く独立すれば良かった

という意外な答えが返ってきました。

確かに毎月のプレッシャーはありますが、それでも何とかやっていける。
それに勤めていた時の通勤や、職場での人間関係。(複雑だった様です)
そう言ったものからすべて解放され、自分のペース、自分のルールで仕事ができる今の環境は何ものにも代えがたいとお話しされておりました。

そのお話を聞いて、私も自分が独立した時の事を思い出しました。

誕生とともに生死を彷徨う息子

私が独立したきっかけは、子供です。
2番目の息子が産まれるという時に、その子に不整脈が発覚し、緊急手術で出産となりました。
取り出された直後、救急車に乗せられ近くの大学病院に搬送。
そこではどうにもできず、その日に更に別の病院へと搬送され、もはやお祝いのムードなんてものはありませんでした。

数年続いた息子の闘病

そこから息子は数年間、毎日投薬です。
当然不整脈の発作も頻繁に起こり、それは4才の時に手術を行うまで続きました。
そんな中、2才上の娘も保育園の送り迎えや行事、日々の生活などが当然あるわけで、会社に勤めながらそれらをこなす事は無理でした。

最初は会社に事情を理解してもらいながらも、「今日はちょっと遅れます」、「今日は早退します」、なんて言い訳をしながらも、「やっぱり今日は行けません」なんて事もあったり・・・。
そしていよいよ私は退職を決意したのです。

円満退社、そして独立・・・

幸い会社の理解も得られ、円満に退社。
業務に関しては、引き続き業務提携という形で、去る身でありながら、それを後押ししてもらえた形で私は独立する事となりました。

続く

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