徳島市がイラスト無断使用で著作権侵害、解決金支払う

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徳島市がイラスト無断使用で著作権侵害、解決金支払う

2024年４月15日、徳島市は職員によるインターネット上のイラストの無断使用があり、著作権を管理する会社に謝罪した上で、解決金を支払ったことを発表した。

職員は、インターネット上で見つけた笑顔の人々が描かれた著作権フリーのイラストを無料と考え、市の会議用の資料として無断で使用した。資料は市のホームページでも公開され、2023年12月にイラストの管理会社から指摘を受けて判明した。その結果、市はイラストの使用が著作権侵害にあたることを認め、解決金として、通常の使用料の1.5倍に相当する約25万円を管理会社に支払った。市は、再発防止のため注意喚起を徹底し、著作権に関する職員研修を実施する予定という。

▼Keyword

著作権フリー

著作権が放棄されているわけではなく、著作権が存在することを前提として、著作権者が使用条件を設定し、その使用条件の範囲内であれば自由に使用できるもの。

ここでいう「フリー」とは、著作権者が許諾する使用であればその使用の対価は発生しないという意味であり、著作権者が許諾していない使用まで正当化するものではない。そのため、著作権者が定めている使用の条件の内容や有償・無償の範囲をよく確認しないで使用すると、著作権侵害となり得るため注意が必要である。

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