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ことのはいけはな; 春分 第12候「雷乃発声」

花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。
はなとことばを立てて相互記譜。七十二候の「ことのはとはなの旅」。


竣工後約1年のお庭。お引き渡しの時も、喜んでくださっていたけど、花曇りの日曜日に訪ねて、なお一層その可愛がりっぷりが深まっているのがわかった。思うに、植物だって人を見ている。桜を愛でるお花見も相思相愛だからこそ、ここまでみんなが心待ちにするから、彼らも美しく、誇らしげに咲いてくれる。気候風土と合っているから、というだけではないのだろう。「見る」は漫然と見ることではない。相手があって互いが互いに満ちてくる。そんな風にお庭に佇んでくれるお客さんに出会えるのは嬉しい。 https://onshitsu.jp/2021/03/30/%e7%ab%a3%e5%b7%a51%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e3%81%8a%e5%ba%ad/

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花曇りアカシア黄色富士桜雨を待ちゐる遠い雷

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黄梅やアカシアの金空に伸び春は喜び星湧きかえる

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この星は 花々の星 とき放ち めぐる銀河の アウラの通路 

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