マーケティングの基礎学習にオススメの書籍を紹介

本記事ではマーケティングの初学者にオススメの書籍を紹介します。
また、学習順として3ステップに分けて選定しましたので、「何から初めて良いかわからない」という方はステップ①から取り組んでみてください。

ステップ①:マーケティングマインドを学ぶ

マーケティングを学ぶには理論から入るより、まずはマインドをインストールしましょう。
なぜ成功するためには「顧客視点」や「価値作り」が大事なのか、思想や哲学を知るところからがスタートです。
また、オススメ書籍と合わせてVoicyの放送「【マーケターになりたいあなたへ】マーケティングに必要な6つの心得」もぜひ聴いてください。

■USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

この本は「USJ」が頭に来ているのでUSJを回復させた手法を解説しているのかと思いきや、その後に「たった1つの考え方」と書かれている通りマーケティングのマインドセットを学ぶための本です。
本書についてはこちらのVoicyの放送でも解説しています。

ステップ②:マーケティング理論を学ぶ

マーケティング理論はフィリップ・コトラーを中心とした「カルピスの原液」のような理論書を飲みやすくした書籍ばかりなので、正直どの書籍を読んでも大差ありません。
正直私のVoicyを聴いてもらうのが最もわかりやすいと思います(笑)

そこで、ここではKindle Unlimitedで読める手にとりやすいマーケティング理論の解説書を紹介します。

■いちばんやさしいマーケティングの教本

マーケティングのフレームワークや実施プロセスが網羅的に解説されている本です。
初めて専門用語を見た人にもわかりやすく解説してくれています。

ステップ③:マーケティングの実践例を学ぶ

マインドと基礎理論を学んだらいよいよ実践です。
ここでは身近な事例を取り上げてストーリー形式で実践方法を教えてくれるわかりやすい書籍を紹介します。

1つ注意なのは、こういった書籍を読むときに受け身で読まず、「自分だったらこうするかも」という仮説を浮かべながら、答え合わせをするように読むことです。

そうすることによって、マーケティング筋が大幅に鍛えられます。

■100人の村で84人に新商品を売る方法

ショートストーリーで展開し、専門用語をほとんど使わず、さらにワークシートもついている初学者が学ぶのに最適化された良書です。
マーケティングは小難しく捉えず、「人はなぜ商品を購入するのか?」「顧客が本当に欲しかったものは何か?」の原理原則に基づいて実行すれば良いとシンプルに教えてくれます。

■100円のコーラを1000円で売る方法

実例を挙げながらストーリー形式でマーケティング理論を学べる良書。
マーケティングを成功させるには「価格を下げる」か「価値を上げる」かの二択である前提で、ビジネスのアプローチを「価格から価値へ転換する方法」を教えてくれます

■「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密

こちらもストーリー形式で「マクドナルド」という誰もが知ってる商品・サービスを元にマーケティングの実践イメージが学べる書籍です。
本書についてはこちらのVoicyの放送でも解説しています。

番外編:コトラー先生からマーケティングの源流を学ぶ

前述の通り、世の中に流通しているマーケティング理論はフィリップ・コトラーが提唱した概念が元になっています(代表例:STP分析)。

そこで、コトラーの理論書を直接読みたいという意欲MAXのあなたにコトラーの書籍を紹介します。
分厚いので腹をくくって購入してください!
「分厚い本を読むのはきつい!」という方はこちらの放送でコトラーの理論をわかりやすく解説していますのでお聴きください。

■コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編

■コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント

■コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則

■コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

■コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略


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