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パン屋が町にやってきた。

はじめまして!
広島は皆賀で「コンパニオンプランツ」というベーカリーを始めました。ミナガルテンという素敵なシェアスペースの中に私たちのお店はあります。

コンパニオンプランツ…なかなか聞き慣れない言葉ですよね。そこで、オーナーの佐藤に聞いてみました!

オーナー佐藤一平


お店の名前の由来は?

コンパニオンプランツとは日本語で共栄作物。植物を育てる際に異なる種類の物を一緒に植えることで、お互いの成長に良い影響を与える効果が生まれる。そのような言葉です。私たちはただパンを売るお店というよりも、共栄作物のような効果をもたらすお店でありたい。そういう思いから、お店の名前をコンパニオンプランツと名付けました。


お店づくりで心がけていることは?

私たちは一緒に働く仲間のことをスタッフではなく、コンパニオンズと呼んでいます。従業員とかスタッフという言葉は彼ら彼女らを下に見ているような感じがして嫌いです。私もコンパニオンズもお客さんも、上も下もありません。お客さんもコンパニオンズです。そんなコンパニオンズみんなで、共栄作物のような関係性を作ることを心がけています。私がやりたいのは、パンを作ることでも、お店を作ることでもなく、のびのびと育つことができる「場」を作りたい。それぞれが育ち、その長所を組み合わせれば大きくなくとも強いものが作れるのではないでしょうか。それは私が作り上げるものではありません。皆で作り上げるものだと思っています。私もひとつのピースでしかないのです。

人には得意、不得意があるのは当たり前。かつて自分の管轄していたお店でも、働いてくれている子達をみると明確に各々の違いがありました。しかし大きな組織なので、それぞれの才能を活かして組織を作るのは困難で、一人一人に時間を割くこともできませんでした。だからコンパニオンプランツでは、自分の目が届く中でスタッフ皆の個性を生かし、成長できる環境を作れたらな、と思っています。


コンパニオンプランツがこの先目指すものとは?

私たちのお店のあるミナガルテンというシェアスペースには、様々な人が関わっています。ベーカリーのすぐ隣にはコーヒースタンドがあって日替わりでバリスタさんがコーヒーを淹れたり、マッサージをしているサロンや美容院があったり、定期的に開催されるマルシェでは新鮮な野菜を届けてくれる農家さんがいたり…このようなミナガルテンに関わっている人たちもみんな、コンパニオンズ。お互いに良い影響を与え合う仲間です。私たちはコンパニオンプランツという一つの小さな単位から、ミナガルテンという少し大きな単位となり、その大きくなったものをその後また大きな単位に変化させていけると考えています。それを続けていけばもっともっと大きなことができると思うし、もしかしたら世界中に広がるかもしれない!?そんなことを考えながら日々、美味しいパンを焼いています。


今後のnote投稿について

さて、記念すべき第一回目の投稿はコンパニオンプランツについて簡単な自己紹介をさせていただきました。インスタグラムでは伝えきれない、私たちの考え方やお店の在り方についてお届けできればと思っております。インスタグラムのように更新頻度は高くありませんが、どうぞお付き合いください。


終わりに

お客様もコンパニオンズ。お互いに良い影響を与える大事な存在です。まだまだ成長段階ですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!!

ミナガルテンはもともと園芸資材倉庫でした


店舗情報

営業時間 10:00-18:00
定休日  月火水
所在地  広島市佐伯区皆賀3-8-11
電話番号 082-909-9220
駐車場  ミナガルテン駐車場

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