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【体験談】流されまくって人生虚無だった俺が本当の自分を見つけるまで

流される。自分の意思がない。
何が正しいのか分からない……。

そんな風に思ったことはないだろうか。

人は簡単に変われるものではない。
たぶん、多くの人はそうだと思う。


今から話すのは、自分がこれまでどれだけ流されてきたのかってことと、それを変えるきっかけになった出会いの話をしようと思う。

信じる信じないの判断は、これを見ている人に委ねたい。

少しでも共感してくれる部分があるなら、最後まで見てもらえると嬉しい。

ただ、人の体験談をどう捉えるかなんてこっちではコントロールできないから、気に入らなかったらブラウザバックしてくれて構わない。

◇◇◇◇◇

体験談は大学三年生の春に遡る。

結論を言うと、俺はその頃、自分の人生を大きく変えることになる出会いをした。

まずは、それまでの自分がどういう風に人生を歩んできたのか、列挙しようと思う。


包み隠さず言うと、小さい頃から、俺はめちゃくちゃ流されやすかった。


人に流されるし、情報に流される。

だいたいは"右に倣え"の精神で、より多くの人が取っているような選択をしれていれば大丈夫だと……。

みんなが行く方向が正しいんだという生き方をしてきた。

なんとなく学校に行って……

なんとなく部活に入って……

なんとなくみんなが大学に行くから大学に行くような行動をとってきた。

その当時の自分は今の楽しみに没入し今さえ楽しければいいんだ思っていた。

先のことはわからないままにしておく方が楽だから……。


先のことを考えることはめんどくさいから自分で考えることを放棄して、自分の将来というものを必死に曖昧にして紛らわしているような行動、考え方を持っていたと思う。

こういう人、割と多いかもしれない。


高校生の頃は、人に必死に合わせて一人がさみしいからそのグループにいるというような、自分はあまりいてもいなくても変わらないなというような人間関係だった。

孤独が怖かったんだ。


異性とも何を話していいかわからず全く話すことができないようなそんな人間でした。


そしてそんな自分に満足していなかった。


親友とよばれるような友人関係、人に頼られるような人間になりたい、こんな自分は嫌だ、そう思っていた。


そして大学に入ればそんな自分が変わる、もっと充実した日々を送れることができるという期待を持って大学に入ったんだが……。

入っただけで変われるようなものじゃない。
まずは何か変わるきっかけを探さないと、と思って、色々チャレンジしてみた。

たぶん、人生で結構頑張ってた時期なんじゃないかと思う。


会話のテクニックとかを学んで、今までの自分じゃないみたいに明るく振る舞って初対面の人に積極的に話しかけたり、異性にもたくさん話しかけたりもした。

最初は楽しかった。


こうやってつくった人間関係、友達と楽しいことをすること、サークルにも入って毎日夜遅くまでサークル活動をするというような日々を意送り、充実したような気になっていた。


でも無理に明るく振る舞うことや、会話のテクニックを使って会話をすること、相手の顔色を見て頑張って相手に合わせることが苦しくなって、どんどん苦しくなっていった。


今まで楽しかったみんなと集まって遊ぶことも、サークル活動もその場にいることがつらいと思うようになる。

『俺、なんでここにいるんだろう?』

そんな風に思うようになった。

明るく振る舞っても、テクニックで会話しても、どこか虚しい。

どこか苦しい。何か……乾いてる。


ちょっと恥ずかしい話だが、その頃から、俺は"自分の人生"というものについて考えるようになった。

『俺は、なんのために生きているのだろうか?』


『どういう人生を歩めば後悔しない人生を送ることができるんだろうか?』

自分には生まれてきた理由、人生の目的があるはずだと、人生の目的に向かって全力で走り出さないといけない。

『じゃあ目的ってなんだよ……?』


分からない。それが分からなかった。

この頃から、俺は大いに焦り始める。


サークル活動や友達との遊びなんてしている場合じゃないと思うようになり、人間関係を遮断し、バイトも休んで、一人で考えていた。

本を読んだり、成功者と呼ばれるような人の話を聞いたり……。


時には、ひたすら自分の考えを紙に書きだして、自分がしなければいけない事はなんなのかを探すようになった。


でもそこにあったのは何も変わることの出来ない自分だけだったんだ。


何も出来ずにただただ毎日時計の針が過ぎていくだけ……。


自分を変えるために何かをしないと思っても何も行動が出来ないジレンマ。

どうすればいいのか分からず苦しかった。
これからどうしたらいいかわからない、どう生きていったらいいかわからない。

そんな時に出会ったのが、"とあるサークル"だった。

どういう出会い方をしたのかは、とりあえず省くとして、結論から言っておく。

今までの自分の悩みが、どうして解決しなかったのか、ここで学んだことで一つの答えが見えてきた。

それは"内側を見つめる"こと。

恥ずかしい話、今までの俺は外側ばかり整えようと思って、自分の内側というものをまるで見てこなかった。


『自分というものはどういうものなのか』


自己の内側に目を向けることによってそれがだんだんとわかるようになってきた。

まずどういう変化が現れたのかと言えば、心が軽くなっていったこと。

そして、自分の人生において、何をしなければならないかがわかるようになってきたんだ。

じゃあどうやって変わったのか。

具体的にどういうことをしたのか。

それをここで一口に語ることは難しい。

『心というものが何処にあるのか』って聞かれて答えられないのと同じだ。

内側なんて人によって千差万別。
人それぞれに違いがある。

だから、サークルで学んだことは、『どうやって解決するか』ではなく、『どうしたら解決できる自分になるか』を学ぶ場だったとだけ言っておく。

それで、多分こんな反論があると思う。

『内側を見つめるなんて散々やってきたよ! それでも悩みは消えなかったんだ!』

そうだと思う。自分探しをしてる人って、大なり小なりやっているはずなんだ。

だけど、それについてはこのように答える。

《正しい手順を踏まないと自分の内側は正確に把握するのは難しい》
ということ。

サークルで学んだことって、まさしく正しく自分を見つめる手順なんだ。

とはいえ、俺もまだ学び始めたばかりだから、具体的にその内容を人に伝えられるほど練達してないってのが本音だ。


しかし、少しでも多くの自分と同じような悩み、苦しみを抱えている人が自分と一緒学んで欲しい、そんな思いを込めてこの文章を書いている。

具体的なメソッドは中途半端に伝えるのは逆効果なので、ここでは自分の今までの体験を書いてみた。


少しでも共感できる方、興味を持ってくれる人がいたら、この体験談シリーズを見て欲しいと願っている。

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