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実は、片付けには年齢制限があります。



日常ルーティン掃除と違い、土台づくりから変える片付けは体力を要します。

要る要らない、ときめくときめかない、5秒ルールにしても、取捨選択全般脳は一点々、決めなきゃいけないので体力を必要とします。1日に2万~3万の選択をしている毎日、そこに大がかりな片付けが入ると疲れが伴うのは特別なことではありません。

ひとりで進めるとなると余計に、想い出やら、購入時の価格や希少性、プレゼントされたものなどのしがらみ系の情報が邪魔をして堂々巡りの繰り返し。なかなか前に進まないので途中で挫折したり悶々としがち。

しかも、大量に所有している方ならなおさら。

大量に出てくる、所有物の選択と不用になったものの移動や、残ったものの収納を考えたりするだけで普段のパワーは軽く使い果たしてしまいます。


そして

続きはまた、今度。


なんて言っちゃったら最後、手をつけず途中まで片づけていた残骸が残るだけ。更に使いづらい収納になってしまいます。

そんなこんなで、ガソッと一室に閉じ込めてみないふり決め込んでは【開かずの間】つくってしまいがち。


片付けは不要不急なもの、ついつい後回しにしがちな作業なので、開かずの間が何年も開かなくても特に問題を感じておられない方も多いです。


ですが、皆さん気を付けてください。
片付けには年齢制限がありますよ。




片付けには年齢制限がありますよ。


60代後半くらいから、精神的面倒さや倦怠感が進みやすくなるのと、収納品をなんなく買い足せる経済力や時間的余裕。モノを増やす技術に磨きが掛り片付け難易度が上がります。

そして、70代後半になると本格的な体力低下や、ご自身やご家族の体調問題などもあり片付けの手がピタッと止まります。現状維持が何より心地良いお年頃、変化を苦手と感じやすくなります。

 
もちろん、全ての方がそうなるというわけではありませんが、かなりの確率でその様な傾向が現れると現場肌で感じてます。


なので、50代の今。
仕切り直しの片付けが、素晴らしくいいタイミングなのです。



子育てもひと段落し、仕事も落ち着いてこなせるようになる年代
経済的にも時間的にも、何より精神的に少しゆとりが出てくるお年頃。

オススメです。

ちょうど、こども達も成長しライフステージが変わるのと同じく、住まいの経年劣化が気になってくる頃。

リフォームという一大イベントに合わせて、次のライフステージ見据えた断捨離、仕切り直しの片付けがピタッと合う。体力的にもまだ余裕があるし新しいライフスタイルにも前向きに取り組める柔軟性も持ち合わせてます。


気になったら、【行動】に移してみてください。

    ・整理収納について学ぶ
    (整理収納アドバイザー2級認定講座や他実際に行動を
起こす機会を創出してくれるお片付け講座が良いです)
    ・1つ収納を決めて、少しずつ整理を進めていく
    ・お片付けのプロやお片付けが得意な友人に相談してみる


気になっているだけで、【行動】が伴っていないと何も変わりません。

本を読んでるだけで満足している方も、残念ながら・・・それは行動とは言い難いです。書籍はあくまでも片付いたイメージを膨らませる道具にしか過ぎません。実際に手を動かして、頭で考えて、ご自宅の収納を自分なりに整理していく変えていくことがとっても重要なのです。


リクエストをいただいたので久々にオンラインにて開催いたします。


50代は、自分のための片付け適齢期。


かく言うわたしも54才、現在進行形で仕切り直しの片付け中です。


先日、WICのリフォームプランした際には先ずは夫婦二人分の衣類の収納スペースを決め、それに合わせて衣類を厳選しました。以前のWIC収納を知っている友人からも「衣類また減らした?」と言われるほどでした。

お片付けを学ぶ10年前と比べたら、衣類の所有量は10分の1程度になっていると思います。ハンガーも劣化し変色していたので全て新調しましたが、その数だけでも歴然。以前はパンツも家着以外は全てスカートハンガーに掛けていたのですが本数は22本でした。→ スカートハンガー4本にパンツハンガーを合わせても合計9本と自身の整理の軌跡を走馬灯の様に振り返りました。


50代で仕切り直しがいい感じにできたら、人生の後半戦はより楽に快適な時間。そして、無駄買いがなくなるので経済的な余裕も生まれてきます。後半戦をより長く健康的に愉しむためにも50代での仕切り直しの片付けは良いのです。


仕事上だけではなく周囲でも、リフォームある無し問わず50代からのセカンドライフをイメージし、所有物の整理に向き合ってる方増えてきていると感じてます。色んな意味で良いタイミングなんでしょうね。




折り返し地点だからこそ、見えてくる自分らしさ。


わたしは過激な断捨離もしませんし、ミニマリストでもありません。
ですが、よくよく考えてみるとそんなに着ない洋服、所有している理由がみつからなかっただけなんです。

だから、少しずつ。

身の丈に合わせ、自身が心地よく管理できるモノの所有量を考えながら調整しているだけなのです。


そして、これからの目標は自分のスタイルを反映したファッションが確立され【制服仕様】ができたら、衣類の量は更に劇的に変わると思っています。


「〇〇さんは、白シャツにロングスカートに〇〇の指輪よね。」


そんな風に印象残せれるような、お気に入りのファッションスタイル見つけたくて次のステージでは、自分らしさと向き合います。


本日は、わたしがお片付け現場で感じているお片付けの適齢期についてお話させていただきました。適齢期を迎える方の参考になると嬉しいです。




投稿宣言し、継続ちゅう。
整理収納サービスも承っております




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