ママチャリを卒業したら家事が、仕事気分になりました。
ママチャリを卒業したら、新しい世界がみえてきた。
お片付けではあるあるな格言。
『手放せば、新しいものが入ってくる。』
わたしが今回手放したものは、ママチャリと時短に囚われた時間。
そして、得たものは新しいステージに立ち動き出したわたし。
そんなお話です。
14年間愛用したママチャリ
ママチャリとの思い出
娘が1歳になった頃に購入した初代ママチャリ。これから娘と一緒にたくさん走ると思ったら、楽しみで胸が躍ったことを今でも覚えています。それから最後のママチャリと計2台のママチャリと近隣を走り回りました。長年お世話になったママチャリ。14年間、買い出しや子供の送り迎えなど、主婦としての生活に欠かせない相棒でした。
特に買い出しは好きではなかったけれど、ママチャリがあれば娘をのせてどんなに重たい荷物も楽に運べました。ですが、娘も15歳になり、ママチャリを使う必要も少なくなりました。そろそろ次のステップに進む時が来たようです。
新しい相棒:愛車O-Enくんは地味にすごい。
次に出会ったのが愛車O-Enくん。(自転車にはじめて名前をつけてみようと思えた。)ママチャリを卒業したら、太いタイヤの自転車に前のめりになって乗ってみたかったわたし。だけど、男性にも人気のサイクリング自転車はロングスカートでは乗れません。50代女性でもほどよく乗れる太いタイヤの自転車がいいなぁ・・・とぶつぶつ言ってたらパパさんが探しオススメしてくれたのがこちらのアウトドアでも使えそうな自転車。これなら、何か大き目のものを運ぶ時はリア席にコンテナを固定して運べるし丁度いい♪ と気に入り浅めの前かごだけをつけて購入することに。
そして、O-Enくんと市内を走るようになると、出会う人に『おしゃれな自転車ですね』って言われるようになりました。持ち物を褒められて嬉しくない人はいない。内心ヤッター♩と小躍りしながら気持ちよくO-Enくんと共にまた走る。
すると、これまでのママチャリにはなかった面倒さ、ワイヤー式のダイヤル錠を掛ける動作やママチャリよりも停めにくいことが、段々と心地よくなってくる。
はじめは、O-Enくんと出動する時は、気持ちと時間にゆとりがある時じゃないとダイヤルロックなんて面倒だしワイヤー外すの時間掛かるしだめだなとマイナスに感じていたことが、今日は時間にも心にも余裕あるし乗れる!と気づけるとこれまた嬉しくて、買い物に出かけるようなりました。
そして、それまでは遠いからとか大きな道路が心の障害になって足を運ぶことがなかったエリアにもスィスィ行けちゃうように♪ これもO-Enくんのお陰です。
市内移動も楽々
電動自転車をススメられましたが、平坦な道がほとんどの地元尼崎市。
電動なんていらんのとちゃう?ましてや、なんなら運動不足も多少なりとも解消したいと願うわたしには不要の長物。ノーマルなタイプにして乗り回すことに。片道40分くらいなら、外の景色や風を感じながら気持ちよ~く走ってます。
防災への貢献
O-Enくんはただの移動手段ではありません。地域防災力の向上にも役立っています。防災に関わるにするようになると、地域のことをもっと知りたくなるようになりました。O-Enくんと一緒だと、車やバス移動だと通り過ぎてしまう路地にも気軽に入れるので、新しいお店や施設を発見したり、どんな感じの住人が住んでいるエリアなんだろうかと観察しながらゆっくり走れます。なぜかママチャリの時にはそういう目線で走ってなかったのが不思議なんですが、O-Enくんになったからこその効果なのかと思います。
気分は、憧れのライター業になりきり取材班
また、誰にも頼まれてもいないんですが、O-Enくんに乗って地域の素敵な場所を紹介する「なんちゃって取材班」になりきって趣味宣伝活動しています。地域の魅力を発信し、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いだけなので大して影響力はありませんが、地域の友人達や出会った方々とお話する際に『あの店、知ってる?入り難いけど〇〇が美味しいよねぇ~!』なんて共通の話題が自然と増えてきました。地域を知る、情報をシェアする、他県に住む方にも伝え盛り上がれる地元ネタを集める。SNSのお陰で地域情報もボーダレスな世界で、ひとりなりきり取材班は公私ともに楽しめる趣味に育つと感じてます。これは、家大好き過ぎてコモリ気味のわたしにO-Enくんが開いてくれた新たな扉です。
店長さんに食材の使い方など訊いたら気軽に教えてくれますよ♪
そのアドバイスのお陰で我が家にトロマチ商店リピ品が増えていってます。
このリピ調味料についてはまた後日♩
名前の由来
自転車に名前をつけたのは、人生ではじめて。これまでのママチャリ達にもいつも感謝し手放す時は走馬灯の様に一緒に走った日々を感じる間柄だったけれど、名前をつけようとまでは思いませんでした。
この子にはこれまでの自転車とは違うものを感じたのか?
いや、この子を選んだわたしが、これまでのわたしと違うんだと実感したからといった方が正解かもしれない。
それまで家事に育児に仕事にと、日々時間と闘い続け自転車は相棒というより時短するための道具として扱っていたわたしに、タイパを忘れる遊び相手でありパートナーの様に感じたから名前をつけて呼びたいと思ったんです。
『O-Enくん』、地域を応援したいと心から感じれるようになったわたしを、後押しし応援してくれる存在でいて欲しい。そんな想いも込めての命名です、いい名前でしょ?( *´艸`)
ママチャリを卒業したら、新しい世界がみえてきた。
お片付けではあるあるな格言。
『手放せば、新しいものが入ってくる。』
わたしが今回手放したものは、母で主婦のパートナー、
ママチャリと時短に囚われた時間。
そして、得たものは新しいステージに立ったわたしだったんだなと
この投稿を読み返しながら感じてます。
あなたにとって当たり前と思っているものってなんですか?
それらを手放した時、あなたの目に映る景色が変わるかもしれませんね。
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