7.エコキュート、Wi-Fi、スマートメーター

 「電磁波過敏症」の人が「低周波音症候群」でもあった、というケースを何かで読み、私の敏感さは、さまざまなものに対してアレルギーのように広がっているのかもしれない、と考えました。
 例えば、eo メッシュWi-Fi。子機を取り外し、親機だけにしてもパタパタと鼓膜にたたきつけるような刺激があり、Wi-Fi自体を切るようにしました。スマホの電源も使うときだけ入れる。電化製品はコンセントから抜く。身のまわりの電化製品からの影響を減らしたいと、こまめに電源を切りました。

 低周波音を発するエコキュートからもできるだけ距離をとろうと、ベランダから最も離れた玄関そばの部屋に、ウォーターベッドを移動してもらいました。その二つの距離は、6.5メートルから10メートルに広がったのですが、しびれるような圧迫感と頭痛を感じます。ベッドの温度を管理するコントローラーの電源も切っているのに、です。それも、15分ほど続いては収まり、また20分ほど経過するとビリビリと刺激を感じる、ということを繰り返すのです。

 Wi-Fiのような、電波のような、家の外からのものかもしれません。ベッドヘッド側の壁の中にメーターボックスがあり、中の電気メーターは、長い留守期間中に、遠隔通信できるスマートメーターに交換されていました。できればスマートメーターを取り外して、前のものに戻したい。電話で相談するだけの気力もなく弱っていた私は、夫に助けてほしいと頼みました。 
    
 夫が関西電力に相談すると、いくつかの部署に電話をまわされたりしましたが、担当の営業所が、30分ごとにデータ取得している現在の方法から、蓄積したデータを月1回取得する方法に変える、ということで工事が行われました。ビリビリがなくなったわけではありませんが、気持ちがラクになりました。よかった。
 ただ不思議なことに、工事のあとは関西電力の「はぴeみる電」が使えなくなると聞いていたのですが、今もお知らせが届き、はぴ太ビンゴで毎月ポイントもたまっています。なぜなのか、そのへんはよくわかりません。


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