コミュニティづくりの教科書4章
タイトル:コミュニティの危機を乗り越える
・コミュニティを続けるポイント
1.テーマを工夫し続ける
リピーターを作るためにテーマが同じではマンネリ化して繰り返し参加してもメリットを得られなくなる。
2.参加者とのつながりをつくる
3.適正な規模を維持する
4.参加者のバランスをとる
5.年間のスケジュールを意識する
・コミュニティが活性化する法則
定期的に新規参加者を呼び込み、コミュニティのコアメンバー・常連メンバー・新人メンバーのバランスが取れていることが大切。
「マルサン・コミュニティの法則」
コア(マルイチ):活動に積極的に参加・常連(マル二)数回に1度イベントに参加する・新人(マルサン)
理想は構成比1:1:1
活力が維持されるためにはコアがコミュニティの柱となり、常連が場のエンジンとなり新人がフレッシュなアイディアや人脈を連れてくる。
イベントとコンテンツ配信が交流を重ねていくことでコミュニティの熱量は高まっていく。逆にコミュニティが停滞するのは内輪の集まりとなってしまったとき。新たな参加者が入りやすい環境は常に作っておく。アンケートを取って参加者の意見を集めてイベントやコンテンツの内容を修正する。
・不測の事態への対応
参加者や登壇者のことを第一に考え、正しい判断を下すことが大切。
リアルイベントをオンラインイベントへ切り替えたり、延期や中止の判断を早めに決定する。一度決定したことを変更することは想定される質問に対して正確な情報を提供する。(変更の理由や参加費の事やキャンセルの方法など)
・ピンチに対する乗り越え方
ピンチは、参加者の仲互いによるコミュニティの崩壊、盛り上がる不足による衰退、感染症や自然災害などによる不測の事態など
最も多いのは運営側の都合によるコミュニティの閉鎖
→予算が確保できなかったり、活動の成果が評価されなかったりなど
閉鎖する際は終了を活動の参加者に伝え、最後と称して会を設け、コミュニティが閉鎖しても人間関係は終わらないことを伝える。