コミュニティづくりの教科書7章
タイトル:新時代に必須の「コミュニティ思考」
コミュニティ思考は、コミュニティマネージャーが持つべき価値観。
人類は困難に直面した時こそ他者と繋がり結束して危機を乗り越える知恵と叡智をはぐくんできた。東日本大震災の時にはコミュニティを通じて支援が行われてきた。コミュニティは家庭と職場に続くサードプレイスである。
インターネットが普及して個が孤立する時代だからこそ、ビジョンを掲げて仲間を集め、動き出すことは不確実性の高い現代に必要なスキル。コミュニティ活動は新しい時代の社会活動ともいえる。
「コミュニティ思考」の3つの要素
①ビジョンを行動基準にする
②仲間と対等に接する
③仲間のために動く
経営者こそコミュニティ思考が必要である。ビジョンのない企業に従業員や顧客は集まらない。仲間を集められない企業に事業継続はできない。対等な関係を構築できない企業に自由な発想のイノベーションは起こせない。企業活動や事業を応援してくれる顧客がいなければ企業は存続できない。
安定した企業経営や事業の成長・拡大にはコミュニティ思考が必要である。