器用貧乏だからこそ、歩める道へ
こんにちは。
コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。
いきなりですが、僕はコミュニティマネージャーという仕事に出会うまで、ずっと抱えていたコンプレックス的な感情がありました。
それは「自分は器用貧乏で、何をやるにも中途半端になってしまうんじゃないか」というもの。
キャリアの変遷も見ていても
・新卒でユニクロへ行き店舗経営を実践
・スポーツイベント会社へ転職し、イベント制作業務
・IT企業へ転職し、SNSコンサルティング業務
のような、一見一貫性のない道を辿ってきました。僕としては、その瞬間興味ある分野や組織に飛びついていて、”その瞬間夢中になれるか?”を大事に意思決定をしてきたんで、そう見えて当然です。
だからこそ余計に、飛び抜けて強いスキルや経験があるわけではなく、”幅広くそこそこできます”的なスキルがどんどん集まっていたんです。
そのことが強みになるなんて考えたことがなかったし、一点集中で輝いている人のことが羨ましく仕方なかったことを今でも思い出します。
でも、IT企業にいながら業務外の範囲でコミュニティ運営に携わりはじめたとき、僕のなかに強い衝撃が走ったんですよね。
「これは天職だ…」に近い感覚で、「この道を突き進むしかない!」そんな確信めいたこともどこかで感じていたのかもしれません。
結果、独立をしてコミュニティを生業として生きていくことになるのですが、立ち止まって自分自身のことを振り返ったときに、ふと気がついたんです。
ユニクロで実践してきた顧客満足度・従業員満足度を上げることも、スポーツイベント会社で磨いたイベント制作スキルも、IT企業で学んだSNSコミュニケーションも、個人でやっていた文章での発信も、すべてコミュニティ運営に生きることだと。
逆に、これまで寄り道に思っていた道を歩いてこなかったら、コミュニティの世界で今みたいに生きてこれなかったのではないか?とすら思いました。
「器用貧乏だからこそ、歩める道がある」
そう気付いた時、僕の中にあったコンプレックスのような感覚がどんどん弱まっていき、今ではまったくネガティブな感情は抱かなくなりました。
「歩んできた道に無駄な時間なんてない」どこかの漫画で聞きそうなセリフですが、まさにそうだなと思います。
器用貧乏をネガティブに捉えるのではなく、これまで集めてきたスキルや経験を自分なりにデザインして、強みに変えていく考え方が大事なんだと気付かされた出来事でした。
最近はキャリアだけでなく、個人の発信でも同じようなことを考えていて。
僕はこうやってnoteで文章を書くし
Podcastで100回配信していた時期もあるし
写真が趣味で撮影するし
TwitterといったSNSも大好きで
zoomで対話する機会も山ほどあります。
「こういったスキルを統合して、僕だからこそできる発信があるのではないか?」
そんな問いと向き合う日々が、最近の僕です。
まだ、大きな方向性も何も見つかっていないけど、この問いから答えを見つけ出す経験をすれば、「スキルを強みに変える」という新しい道が見えてくる気もしています(見つけたい)。
「自分は器用貧乏だから…」とネガティブに捉えてしまっている人は、ぜひモノの見方を変えてみてほしいなと思います。僕自身、そのお手伝いができるように、日々精進していきますので。
器用貧乏だからこそ、歩める道を。
それでは!
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