能動的に、取材し、暮らしを”つくる“ということ
こんにちは。
コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。
鞆の浦に移住をして7ヶ月が経過した最近ですが、ありがたいことに移住について夫婦でインタビューを受け、その記事が昨日公開されました。
この記事のなかで、僕はこんなことを話していました。抜粋してみます。
この姿勢は、移住を考えはじめたときから、今もなお持ち続けていることだと思います。
暮らしに能動的であること
上記の言葉で伝えたかったことは、特にこの部分でして。
移住がプチブームとなり、移住という選択が広がっている今だからこそ、ここは勘違いせずに意識していきたいことだと思っています。
「移住すればもっと日々が楽しくなれるはず」
そういった期待を持って移住をする方が多いと思うのですが、移住そのものがそうさせることは一切なく、移住後に自分たちがどう動くかが大切になってくるはずだと考えています。
つまり、受け身で移住してもあまり変化はなく、期待していたような暮らしは実現しないかもしれないということです。(あくまで可能性の話)
だからこそ、僕は暮らしに能動的であり続けたい。それはちょっとした能動さでいい。
少しだけ、「こうすればもっと良くなるかも」と思ったことを行動してみること。その姿勢が大事なんだろうなと思うんです。
町と人を知りに行ったり
日々使うものを整えたり
地元の方との関係性を築いたり
移住前はできなかったことに挑戦してみたり
やることはなんでもいい。
能動性を持っておくこと自体に意味があるような気がしています。
取材するように暮らす
シルバーウィークの3連休、僕がコミュニティマネージャーとして関わりを持っている「Wasei Salon」というオンラインコミュニティの合宿を鞆の浦で開催しました。
2泊3日の期間をご一緒して、さまざまなお話をしていたのですが、特に印象に残っているのが
と言ってもらえたことです。
その時、Wasei Salonを一緒に運営している鳥井弘文さん(@hirofumi21)が書かれたブログを思い出しました。
一部を引用すると
読んでいて、「あ、僕は取材するように暮らしているのかもしれない」と思ったんです。
縁もゆかりもない鞆の浦という地域。
最初が無知だったからこそ、この場にはどんなひとが暮らしていて、どんな暮らしがあって、どんな歴史や文化があるのか?それを日々積極的に触れにいっています。
行ったことがないお店があったらとりあえず一回行ってみる。
気に入った場所やひとがいたら、短期間で何度も足を運んで覚えてもらう。
文化として残っている祭りには顔を出してみる。
そうやって日々感じた何かを、僕の場合はSNSを中心に誰かに伝え続けているなと。
この積み重ねがあるからこそ、取材するように暮らしているからこそ、7ヶ月とは思えないスピード感が生まれているような気がします。
暮らしを楽しみたいからこそ、暮らしをつくりたい
こんな感じで日々暮らしているのですが、これがとても楽しんです。
どんどん知ることが増えてくるし、地域でのつながりもどんどん生まれる。そして、自分が好きだと思ったことを誰かと分かち合うことができる。
少しずつではありますが、「暮らしをつくっている感覚」を持つことができていて、その実感が充実感を生んでいるような気がします。
暮らしのスタイルは十人十色存在すると思いますが、この暮らしのスタイルは個人的に合っているし、これまでで一番楽しく暮らしている感覚です。
東京にいたころは、どこか暮らしは与えてくれるものだと思っていたところがありました。その頃の自分は、暮らしそのものに関心が薄かったのは間違いありません。
でも、高円寺での暮らしがそれを壊してくれて。結果として今の暮らしに繋がっています。
自分でも面白い変化。
そして、暮らしは奥が深いなと日々感じる今日この頃です。
最後に
今回は、暮らしの姿勢やスタイルについて考えてみました。
とはいえまだまだ移住初心者でもあるので、ここからもっと探究していきたいと思います。
ちょうど、Wasei Salonでもそんな自分にぴったりな企画も進んでいますので、個人的にとてもありがたい機会。楽しんでいこうと思います。ご一緒する皆さん、よろしくお願いします。
こんな感じで、今後も暮らしについて考えを深めていきたいと思います。
それでは!
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