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鞆の浦へ移住して3ヶ月。暮らしを感じるスポットをまとめてみた

こんにちは。2022年2月末に、東京から鞆の浦へ移住した長田です。

気がつけば移住してから3ヶ月が経ち、3ヶ月とは思えないような濃密な時間を過ごさせてもらっています。

さまざまなお店や場所に足を運び、多くの方と繋がりができました。鞆の浦の外からも、友人が遊びにきてくれて、その度に全力で鞆の浦案内をするようにしています。

以前書いたこちらのnote。

この中で、

基本的に観光名所には案内せず、より鞆の浦の暮らしを感じられるディープスポットへ連れていく

と書いてみました。

観光目線だと、歴史的建造物をめぐったり、瀬戸内海の景色を楽しんだりすることがメインとなってきますが、僕らは「暮らしを体験してほしい」からこそ、現地のひとと交流することに重きを置いています。

そんなことを考えている僕らが、現段階でオススメしたい人・場所をまとめてみようと思います。こちらを読んで、「鞆の浦に行ってみたい!」と思ってもらえる人が一人でも増えますように。

名前のないお好み焼き屋さん

僕ら家族が行きつけなのは、お好み焼き屋さん。ただし、お店の名前がないという一風変わった場所です。

お店の中は6名程度しか入れない空間で、そこには地元の方が必ず誰かはいるという温かいお店。

店主のおばあちゃんも常連さんも皆さんフレンドリーなので、鞆の浦の暮らしに触れたい方にとっては最高な空間だと思います。

僕らがいくと、「あら!よう来たね!」と笑顔で迎えてくれて、お好み焼きが焼き終えると息子を抱っこしてくれるんです。一人の親として、ありがたすぎる配慮…

あと、お好み焼きが500円という破格で、味はめちゃくちゃ美味い。ここは確実に案内したいお店です。

この暖簾が出ているときだけ営業しています
とても気さくで優しい店主のおばちゃん
常連さんはだいたいこのポジション
これが美味いのよ…


最高な体験ができる宿「NIPPONIA 鞆 港町」

続いてご紹介するのは、古民家を改装して営んでいる「NIPPONIA 鞆 港町」。

NIPPONIAは、全国にあらゆるところで素敵な宿を展開しているブランドで、それが2年前に鞆の浦でも新たにオープンしました。

こちらの支配人が、鳥井さんご夫妻。
もともと夫婦で世界一周をしていたという、アクティブすぎるお二人です。帰国後は東京で暮らしていて、そこから鞆の浦に移住したとのこと。年代も僕らと近くて、とても仲良くさせてもらっています。

散歩するときにふらっと寄ることが多くて、そのたびに新しい交流が生まれている気がします。

とても優しく迎えてくれるので、鞆の浦に来た際はNIPPONIAを利用してみてはいかがでしょうか。

NIPPONIA 鞆 港町 HPより引用
NIPPONIA 鞆 港町 HPより引用
NIPPONIA 鞆 港町 HPより引用



最高な景色とコーヒーを「景観茶房セレーノ」

「この景観に惚れたんですよ」
そう話すのは、セレーノのオーナーである高橋さんご夫婦。建物がない状態で土地を購入し、木のぬくもりを感じる素敵な物件を建てたそうです。

旦那さんは元々新聞記者をやっており、今では鞆の浦愛を語ってくれる面白いオーナーさん。

景観が素晴らしすぎるので、それだけでも足を運んでほしいのですが、それと同時にお店のこだわりにも触れてほしい。

オブジェとして置いてあるモノ、こだわり抜かれたコーヒー。知れば知るほど好きになる場所です。

気さくな高橋さんご夫婦と、ぜひお話ししてみてください。

この景観がたまらん



鞆で唯一の角打ち「西村酒店」

入って大丈夫なのかな?とつい心配してしまう佇まいですが、一歩入ると落ち着く空間がそこにあります。

そんな西村酒店は、鞆の浦で唯一の角打ちが楽しめる場所。おばあちゃん家に帰ってきた感覚で、ビールや焼酎をグイッと。

店主のおばあさんも気さくで、会話を楽しめるのがこのお店の醍醐味かもしれません。

瓶ビールケースに段ボールを乗せた、オリジナルの椅子の味が凄くて忘れられない…

この看板が目印
お店にはお酒が並びます
反対側にはビールたち
ついにやけちゃう椅子



絶品ピザ「Kitchen NATTY」

観光エリアから少し離れた場所に位置するピザ屋さん「Kitchen NATTY」。

小室浜という海水浴場の中にあり、オシャレな海の家感が漂います。

こちらのお店を営むのは、福山市内から鞆の浦へ住まいを移した田中さん。音楽が好きで、音楽イベントをお店で開催することもあるとのこと。

静かな波の音を聞きながら食べるピザは絶品。車があればぜひ足を運んでみてほしい場所です。

最近リニューアルしました
このマルゲリータは必食です
目の前に広がる静かなビーチ



鞆をひとつに。「鞆一商店」

鞆の浦のシンボルとも言える、常夜灯の目の前にあるカフェとスイーツ専門店を営むのが、鞆一商店。

「鞆の浦をひとつにしていきたい」
そんな想いを込めて、こちらの名前を付けられたそうです。

オーナーの坂谷さんは物腰が柔らかい気さくな方。

僕らが移住先を探している時、たまたまこちらのカフェに立ち寄って、そこで坂谷さんとはじめまして。暮らせる家を探してることを話すと「いい物件見つかったら連絡するので、Facebook交換しましょう!」と声をかけてもらったことは忘れられない。

きっと坂谷さんと話してなかったら、鞆の浦に移住しなかったかもしれない。僕らにとっては思い出深いお店です。

鞆の浦a cafe HPより引用
オーナーの坂谷さん(鞆の浦 a cafe HPより引用)



フリーライターが営むカフェ「五月」

土日のみ営業しているカフェ「五月」。

こちらのお店を営むのは、福山市内でフリーライターとして活動している方。色んなご縁があり、あれよあれよとお店を開くことになったとのこと。

鞆の浦では珍しく、モーニングを提供していて、これまた美味しい。

パンにサラダにスープに特製ジャム。
充実した朝を迎えたい方は、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。

かわいい佇まいです
ご飯が美味しいんですよ。個人的にはスープが最高


観光と暮らしの接点を「燧冶」

古民家を改装して、一棟貸しも対応してくれるのが「燧冶」。

お年寄りにも利用しやすい部屋があったり、海が見える部屋があったり、普通に利用するだけでも大満足な宿です。

ここの特徴は、一階のリビングスペースが「イベントスペース」として貸し出しをしていること。町の方がちょっとした集まりをする時、ここを利用することが多いそうです。

そんな地域の方、そして部屋を利用する観光客、この双方が交わる場にしていきたい。そんな想いを込めて、このような設計にされているそうです。

オーナーの羽田さんは、鞆の浦のキーマン的存在で、色んなお話を聞かせてもらえます。

燧冶 HPより引用
燧冶 HPより引用
燧冶 HPより引用


最後に

僕なりの言葉と写真で、それぞれの場所をご紹介してみました。

景観や歴史的建造物を楽しむのもいいですが、こういった暮らしを感じることを全力でおすすめしたい。

一味違った観光を楽しみたい方は、ぜひ色んな方と交流してみてくださいね。

それでは!

※写真が間に合わなかったお店に関しては、HPやSNS等から拝借させていただいております。後日撮影しにお伺いさせてください…!

※鞆の浦の風景写真を楽しみたい方は、こちらへどうぞ


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