002ー瞬時に打ち解けた関係を築くには？ー
ー瞬時に打ち解けた関係を築くには？ー
前回は、婚活事情と初対面が苦手というお話しをしました。
「緊張」
「距離感」
「手探り」
このような噛み合わない原因があると、なかなかいい関係性に発展していくのは、難しいですよね。
今回は、それをどう解決していったらいいのか。
その解決策を紐解きます。
それでは、見て行ってみましょう。
▶︎いつもは、会話のキャッチボールが出来るはず
初対面が苦手に引き続き、会話のキャッチボールが出来ないというものがあります。
会話のキャッチボールができないとは、どのような状態なのでしょうか。
それは、まさに「Q &A」さながらの会話のようです。
会話のキャッチボール（Q＆A）
男性： 好きな食べものは？
女性： オムライスです。
男性：、、、。週末は何をするんですか？
女性：映画が好きで、友達と映画館へ行くことが多いです。
男性：、、、。姉妹は？
女性：、、、。（さっき答えた質問に、突っ込んで質問してくれないの？
このような現象です。
例えば、オムライスです！と答えてくれたとしたら、「どこか好きなお店ってあるんですか？」「どの辺りに食べに行くんですか？」とか、気になることや質問したくなることはあるはずです。
せめて、「私はカレーが好きです。」とか自分のことを答えてくれたらいいのに、それもしない！と、とある婚活経験のある女性は熱弁していました。
しかし、もう自分のことでいっぱいいっぱいなので、何も思いつかない、、、という状況に陥ってしまっています。
そうです。Vol.001でに質問しましたね。
Q：初対面が苦手！となっている場合、「意識」はどこに向かっているでしょうか？
A：その答えは、「意識は過剰なまでに自分ばかりに向いている」ということです。もう相手とやりとりする余裕なんてないくらいに。
緊張。
「これが緊張しない男友達同士だったら、、、普通に話せるのに！異性になると、、、くそー。」
その状態を作れないが故に、いつも１回目のデートでさようなら。次回につながらない。でも実際は話してみるとすごくいい人なのに。良さが伝わると素敵な人だと思ってもらえるのに。
このようなこと、よくあるみたいです。
だったら、それ解決しちゃいましょうよ！
ということで、その解決策がまさかの「握手」ということなんです。
▶︎身体感覚（握手）を通して、共通の体験をしている
握手とは何か。
別の言い方をすると、
身体感覚を通して、打ち解けた関係を作る、
ということです。
これは、どこからヒントを得ているのかというと、ペアダンスのレッスンです。
たった１時間レッスンを受けるだけで、なぜかすごく打ち解け合ってしまう。
不思議な現象なんですが、なぜか終わるとお互いに気兼ねなく話すようになるんです。
「趣味だからじゃないの？」
と思うかもしれませんが、例えばセミナーや勉強会に参加したところで、参加した全員が隣の人と仲良しになるかというと、全くそうではないと思います。
誰とでも話せるごく一部の人は違うと思いますが。
この身体感覚、つまり五感で言うと触覚を通したコミュニケーションをすると、なぜか仲良しになってしまうんです。
京都大学の霊長類の研究をされている山極教授は言っています。
人は、人と信頼関係を結ぶのに、視覚情報だけではダメ。SNSだけではダメ。言葉だけではダメ。
触覚、味覚、嗅覚で信頼関係を作る必要がある。
このようなことをおっしゃっています。
つまり、言葉を交わすだけでは、打ち解け合うまでに、とてもとても時間がかかってしまいます。
「初対面が苦手。」
「緊張している、警戒している。」
そりゃ、そうですよね、という話です。
もちろん生理的に無理！と言われないように、身なりを整えたり、清潔感を保ったりというのは最低限かと思いますが、その先に一気にワープしたい！そのためにとてつもなく有効な手段というのが、
「お互いに触れる」という行為なのです。
完全に現代社会では、セクハラ、パワハラと言われる領域に入りかねませんが、そこが実はものすごく重要なんです。
そこを通らずして、相手との信頼関係を築き、初対面でいきなり打ち解け合おうというほうが、普通ではないということです。
▶︎次回予告：打ち解けた関係を作るための２つのポイント
触れるということを通して、実際に何が起こっているのか。
もちろん、触れるのも難しい！そんな声もあると思います。
じゃあ、一体どうしたらいいのさ！？
ということを次回、お伝えしていきます。
次回も楽しみにしていてください！
それでは、今回はここまで。
ありがとうございました。
▶︎全３話のタイトル
「初対面が苦手！会話のキャッチボールができない！が、握手ひとつで変わった話」
001ー初対面が苦手！どうしたらいいの？ー
002ー瞬時に打ち解けた関係を築くには？ー
003ー打ち解けた関係を作るための２つのポイントー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？