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幼児期の愛着形成、しつけ、学習について

幼児期は愛着形成、躾、勉強いずれも大事だが、愛情、信頼関係のない躾や勉強は、親子の関係性を悪くし、その関係が長いと、修復にもかなりの時間がかかる。

一方で幼児期に様々な学習も大切である。学びは子どもの自信にもつながり、自分の目に映る社会の現象をより多く知り、深く考え、人間として成長することにつながるからである。

幼児期の学習と愛着形成、そして躾のどれか1つと言われたら、筆者自身は愛着形成を選択するが、いずれも独立した関係にあるわけではない。

子どもが求めているのは、安心できる居場所であり、そこがあって初めて落ち着いて生活でき、様々な事に思考を巡らすことができる。

愛情を感じられる相手からだからこそ、厳しい躾の言葉も意味あるものになる。

躾と甘やかしも問題になるが、愛情を持つというのは、なんでも子どもの言うとおりにしたり、甘やかしたりすることではない。

躾において何を大事にするかは、ご家庭によって様々だろう。ご家庭ごとに何を躾として大事にするか、そこには親の子育て観が反映される。できていないことばかりに目がいくが、人間としてどのように育って欲しいかをよく考え、大事なところ以外は緩くする勇気も必要だ。

そして学習について。子どもはまだまだ未発達で、元来学びたい生き物である。幼少期からの学びの黄金期、いわゆる読み書きそろばんに繋がる基礎学力をつけるのに早すぎるという事はない。

強制はせず子どもの学習の様子をよく観察し、子どもが楽しみながら学習を進められるようにサポートしよう。子どもの成長を見られることは親の楽しみであり、親が楽しめながら自分の学習をサポートしてくれていると思うと、子どももまた楽しくなる

まずは笑顔で、「今日は何したの?」と、お子さんに聞いてみてはどうだろう?

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