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【居家HSK:追記】まだ一度も中国に行ったことがない私のオンライン中国留学記

まだ一度も中国に行ったことがない私の、オンライン中国留学記。どうか怪しい日本語、未熟な中国語も温かい目で見てくださったら嬉しいです。

今回は、前回シェアしたHSKを自宅受験した話ついて、追記していきます📢
これがおそらく复旦大学でのオンライン留学の最後の記事になるかと思います。大学はほぼ関係ないけど。

これまでの『まだ一度も中国に行ったことがない私のオンライン中国留学記』も併せてぜひご覧ください。 

いま再びの居家HSKのご案内

 6月末でオンライン留学も終わり、夜勤明けに昼ごはんを作る気力が残っている日々の楽しさを噛み締めていた頃、なぜか复旦大学の名前でふたたびHSKの案内が…。既に第二回オンライン留学先である南京大学からもメールが来ているような、こんな時期にまた…?と思いつつも、受けられるのであればなんでもいいか、と思ってそのまま受験することに。
 相変わらずWindowsのパソコンでないと受験できず、友達が貸してくれました🥲笑


 ちなみにそのメールが届いたのが8/24、試験日は8/29とかいう、またもや超弩級の直前連絡。シフトを見ると夜勤明けだったので、「夜勤明けの状態でも受かるなら、そこそこ力が付いたってことになるのでは!」とかいう能天気なマインドで受験の準備を進めました。
 前回同様に、钉钉の全体のグループチャットに入って、そこから受験本番のグループに分かれる流れです。QRコードを読み込んでみると、前回のグループチャットの名前を変えて、再利用されたものでしたw


試験システムの改良

 ほぼ前回と全く同じだったのですが、試験システムが改良されており感動しました…!前回のシステムについてはこちらからどうぞ。トップ画面は、ネット試験とほぼ変わらない感じに。これも前回のものとは仕様が違います。


改良点①簡単にダウンロードできる
 同じシステムですか…?ってくらいダウンロードがスムーズ。前回みたいにセキュリティのポップアップの設定を変える必要もなく、ものの10分程度でダウンロードできました。
改良点②拼音予測変換が利用可能に 
 前回は拼音を一文字一文字変換していかなかればならなかったのですが、今回は各社拼音の予測変換がダウンロード出来るようになっていました!よく分からなかったので、私はGoogleの谷歌拼音输入法をダウンロードしました。nとngなど曖昧な記憶でも変換してくれ、使用感はほぼiPhoneの拼音入力と変わらない感じかと思います。
 他にもたくさん種類はありましたが、よく分かりませんでした…。

かなりざっくりとした記憶でも変換してくれそうな感じですw

改良点③ビデオ通話機能追加 
 前回は、正面の姿は試験システムで、後ろからは腾讯会议を使っての試験監視だったのですが、今回は後ろからの監視の仕様が変更されていました。試験システムにログインをし、進めていくとQRコードが出てきます。そのQRコードをスマホで読み込むと、ビデオ通話が出来る監督用のサイトに繋がります。
 このシステムのいいところが、他の受験生の音声が一切入ってこないという点です。前回はリスニング中であっても、不正防止のため、マイクオンにしろとのことだったので、他の受験生の音声が聞こえてきたのが、ストレスでした。
 ただ、そのQRコードがシステムエラーでなかなか表示されず、そのQRコードの前の段階でも顔認証がうまくいかず、試験官呼び出しボタンがシステム上にあるのですが、試験官に聞いても、“请快点扫二维码!快点快点!”と急かされるだけで、QRコードのQの字も見当たらないので、聞き間違えてるのかと焦りました。しばらくすると画面が変わり表示されたのですが、おそらく試験官側で操作してくれたのでは、と思います。

模擬試験受けられない事件

 今回も模擬試験の時間が設けられており、試験官にパスワードを教えてもらい(准考证号は本番と一緒)受けられるはずだったんですが、なぜか没有考试になり、受けられませんでした…。

別の受験生も同じ状況の方は居ましたが、その方はパソコンを立ち上げ直したら受けられたようです。私は立ち上げ直してもダメでした。顔認証やQRコードの部分でもエラーは起きていましたし、まだまだシステム改良中なのでしょうかね。

身分証明書忘れる事件

 当日は夜勤明けだったので、仕事にパスポートを持っていかなければならないはずだったのですが、完全に忘れており、しかも気づいたのは深夜3時。さすがに仮眠時間に取りに行くのは倫理的にも体力的にもナシで、親も夜勤で届けてもらうのはムリ、となると諦めて帰るか〜と腹を括って、グループチャットで『身分証明書忘れたので受験できなさそうです。パスポートじゃなきゃダメですよね?』と送ったら、『本人と証明出来る身分証明書ならいいよ』とのことで、運転免許証で受験しました。特に国際免許でもないのですが、大丈夫でした。でも特例かとは思いますので、皆さまはパスポートお忘れなきよう…😂笑

結局、居家HSKとはなんなのか

 前回受けた時にはなかった気がするのですが、汉语考试服务网に居家HSKの案内が載っていました。


 特に金額ですが、なんと通常のHSKよりも30%割増とのことで、HSK6級だと約13000円くらいでしょうか。これを2回も無料で受けられたことを考えると、オンライン留学申請時の推薦状の代金は完全にペイできてますね…!复旦の授業も本当にクオリティが高かったので、それだけで充分でしたが…。ありがたい限りです。

 地元ではHSKKの開催がなく、また、他の受験生が話してる内容を聞きながら受験しなくていいことを考えると、この居家HSKKは受ける価値が大アリな気がします。
 ただ、ネット環境であったり、システムエラーなどで失格になり、費用が無駄になることを考えるとリスクもあるなあとは感じます。
 今回の南京大学のオンライン留学を通して、この居家HSKK受けられたらいいなあ、なんて思っていますw

受験結果について 

 前回は試験後10日で出たのですが、今回は11日目に発表されていました。結果は、寸分狂わず同じ合計点。

 真剣に受けた試験と、夜勤明けで意識が朦朧として見直しなんてする気力もない状況で受けた試験が同じ点数なのは、ちょっと悲しい。听力が8点下がり、写作が8点上がり、阅读は変わらず、という内容でした。
 この1年で縁あって、3回もHSK6級を受けたのですが、写作だけは(谷歌拼音输入法のお陰かもしれないけど)61→70→78と順調に伸びていて、とても嬉しい。リスニングはどの言語もゴミクズなので、ゆっくり強化していけたらいいなと思います。余裕で受かる力なんてないのに、3回連続でギリギリ合格出来たのはある意味才能でしょうか(違う)

 ちなみに気付いたら汉语考试服务网に、試験結果の分析機能が追加されていました。国籍別など要素を変えながら、平均点を見ることが出来るようです。


以上、第2回居家HSKレポートでした❣️
少しでも以後の受験生の方の参考になれば幸いです。

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