効率的に仕事をこなしている組織だけがもっているたった一つの特徴
無駄なく効率的に仕事をこなしている組織だけがもっている特徴があります。
その特徴、実は少し意外に感じることなのです!
効率的に仕事を進められる組織づくりの秘訣
「無駄を省き、効率良く仕事を進められる組織運営をしたい!」
そう願う経営者・幹部に向けてチームマネジメントのポイントをお伝えします。
本記事の内容を実践すれば、まず組織内の人間関係がとても穏やかなものになり、どんどん効率よく仕事をこなす組織を構築していけます。
ぜひ、最後までお読みください。
組織に相互理解と安心感を生み出す「気持ちの共有」
では早速、結論からいきます!
無駄なく効率的に仕事をこなしている組織ほど、「感情的交流」を大切にしています。
感情的交流というのは、「気持ちの共有」のことです。
なぜ、「気持ちの共有」を大切にしている組織は効率的に仕事を進められるのか?
理由はいたってシンプルで、共に働く人が何を感じているのか、お互い理解している状態にあるからです。
お互いに理解している状態は、組織の人間関係に安心感を生みます。
理解と安心感がチームのパフォーマンスをあげるのです!
ちなみに、厚生労働省の調査によると、労働者の割合は58.0%は現在の仕事や職業生活に関することで強いストレスを感じているとのこと。
そして、ストレスの原因となっている主なものは以下の通り。
1.仕事の質・量:59.4%
2.仕事の失敗、責任の発生等:34.0%
3.対人関係(セクハラ・パワハラを含む。):31.3%
これらストレスの原因に共通しているのは、「不安を増大させる」内容ということです。
さらに具体的に言えば、組織内の誰か一人が不安を抱え込んでしまっている状態が生み出されているのです。
個人と組織はお互いに影響し合います。
つまり、組織が個人に過度なプレッシャーをかける。すると、不安を抱える個人が生み出される。
その個人は仕事のパフォーマンスを下げ、その影響は組織全体にネガティブな影響として伝播していくのです。
しかし、不安を感じている個人が、その不安(という気持ち)を仲間に分かち合うことができれば、組織全体でクリエイティビティを発揮して対策を練ることができます。
誰でも簡単に明日から「気持ちの共有」に取り組める!
では、どのように組織全体で「気持ちの共有」をしていけばいいのか?
ズバリ、朝礼などでそこにいる皆が順番に「いま感じている気持ちを言葉にしていく」です。
このとき気をつけてもらいたいポイントが3つあります。
①どのような気持ちも誠実に表現する
たとえば、楽しい気持ちを感じているなら「楽しい!」でO.K
もし、不安を感じているなら「不安です」とか「嫌な気持ちです」と、ネガティブとされる感情も誠実に言葉にすることをルールとします。
②他者が感じている気持ちを尊重する
仮に仲間がネガティブな気持ちを感じていたとしても、静かに受け入れ尊重しましょう。どのような気持ちを感じるのも個人の自由です。
③行動ではなく、気持ちを伝える
気持ちを言葉にすることに慣れていない人は、意気込みや体調などを言葉にする傾向にあります。
たとえば「眠いです」とか「今日は新規営業を頑張ります」といった具合です。これらは「気持ち」について話していません。
気持ちを表現するボキャブラリーを皆で確認してから、取り組むとより「気持ちの共有」はうまくいくでしょう。
まとめ
感情には多くの情報が詰まっています。そのため、組織内で感情的交流が活性化するということは、コミュニケーションが活性化するのと同じ意味をもちます。
情報共有こそが、効率的に仕事を進めていく組織づくりの基本です。
「気持ちの共有」は、効率的な仕事をする組織には一見関係のないことのように思われるかもしれません。
しかし気持ちの共有こそ、理解と安心感の元です。
気持ちの共有こそが、離職率が低く成果を生み出す組織だけがもっているたった一つの特徴です。
あなたの職場が変化する一歩を踏み出そう!
本記事で紹介した、気持ちの共有をぜひ組織内で実践してみてくださいね。
「本気で組織を変えたい!」という経営層に、セッションで具体的なトレーニングを提供したりもしています。興味のある方はご連絡ください。
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