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個人と組織の関係からフランチャイズ展開がうまく行かない理由がわかったかもwキャリア開発24の扉の第24の扉仕事システム

昨日は、東京出張中でしたが、キャリア開発24の扉の読書会でした。

今回は、第24の扉:個人と組織(仕事システム)です。

図を見ただけでは、ピンとこないのですが、皆さんと話すうちにあ~これが24番目の扉なわけもわかるかも。と思い始めました。

まず、図の説明

キャリア開発 第24の扉 個人と組織(仕事システム)

キャリア開発のモデルは、個人と組織、そしてその中間に位置するキャリアデベロップメント(開発)プログラム(CD(P))と目標による管理(MBO)から成り立っています。ここで重要なのは、個人と組織が共に理想的な未来像を持ち、その実現のためにキャリア開発を行うという点です。

個人は自分の理想とする未来を追求しながら、現在の仕事を通じて成長します。それに対応するように組織も、未来のビジョンを持ちつつ、現状を把握し、目標を立て、それをチェックしていきます。MBOは評価のための目標ではなく、個人の未来の夢を実現するための目標であるべきです。

個人から見ると、将来こうなりたいこんなふうに仕事をしたいという夢を持ちつつそのためには、現在の仕事を通じて成長してくのですが、その夢の達成のためにどういう目標を立てそれをチェックしていくかということであり、そこに組織・会社がどう関わっていくかというのを表しています。もちろん、組織や会社にも、将来像があり、現在置かれている状況をチェックしながら、目標を立てて、チェックしていくのですが、そのためにも、個人との関わりが重要だという図です。

ここで、MBOが評価のための目標であってはならないということ、
例えば、売上数などのノルマではないということです。
あくまでも、自分ごとになっている自分の納得感の上に自分の将来に向けた夢実現のための目標であるのが、MBOなのです。

これを話し合いながら、個人と組織が成長して、お互いの将来像を一緒に作って言うことがキャリア開発なのです。

まあ、これが腑に落ちたのは、皆さんとの話に上がってきたフランチャイズの話。
フランチャイズの仕組みは、フランチャイザーとフランチャイジーとの関係で成り立っています。
つまりFC本部と加盟店の関係です。

私の知っている限り(余り知らないだけかもしれませんがw)
フランチャイズ展開で大成功をしているところを知りません。

FC本部がノウハウや看板を貸し出して、加盟店がそれを利用して利益を上げます。その代わりに決められたロイヤリティを支払うというモデルです。

これを上の図に当てはめてみると

FC本部=組織
FC加盟店=個人


となるのがわかると思います。

組織の夢である将来像を共有できているでしょうか?
FC加盟店の将来像を組織と共有して、その目標を一緒に考え、そして、手助けしているでしょうか?

外から見ている限りですが、とても難しいのではないかと思いませんか?

フランチャイズを展開する際、本部が利益だけを強調しているケースや、流行りのサービスに乗じて短期的な利益しか見込めない場合があります。そして、加盟を考える人々も、自分のビジネスの将来像や、そのビジネスが現在のビジネスとどのように連携するかについて十分に考慮しているでしょうか?

フランチャイズの全てが問題を抱えているわけではありませんが、キャリア開発の観点を持ち込むことで、フランチャイズ展開に新しい視点がもたらされるかもしれません。

※すべてのフランチャイズが問題があると言っているわけではないので、ご容赦ください。

ただ、今回の図を使ったキャリア開発を含めたフランチャイズ展開ができると、今までと違った新しいFC展開ができるかもと思いました。

そして、私も会社も「仕事を通じてなりたい自分になっていく!」をこころがけたいと思います。

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