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【映画感想】女性としての幸せとは? ストーリーオブマイライフわたしの若草物語


みなさんこんにちは!かわむらです
この投稿を見ている型の男女比率はどれくらいなんでしょうか?
noteを初めてからありがたいことに、早くもPVが100に到達しそうです^^
自分が思ってるよりも伸びが早いので信じられません・・;;
本当にありがとうございます!

さて、今回は映画「ストーリーオブマイライフ 私の若草物語」の感想を書いていこうと思います 今まではストーリーの流れがメインで最後にまとめて感想を書いたていたのですが、それだと個人的に書きにくい気がしたのでちょっと書き方を変えてみようと思います^^今までとは書き方が違いますが、最後まで見てくださると嬉しいです!


この投稿は映画「ストーリーオブマイライフ 私の若草物語」のネタバレを含みます


あらすじ・基本情報

19世紀アメリカ、ニューヨークにて、マーチ家の4姉妹(メグ、ジョー、ベス、エイミー)の次女ジョーは夢である小説家になるため執筆に励んでいた
ある日、妹のベスの病気が悪化したことを知り故郷のボストンへ帰ることになる
妹の姉妹たちの近況や、かつてプロポーズを断った資産家の息子ローリーの話を聞いてある思いが込み上げる

監督・脚本 グレタ・ガーウィグ

原作 ルイーザ・メイ・オルコット

キャスト シアーシャ・ローナン
     ティモシー・シャラメ
     フローレンス・ピュー
     エリザ・スカンレン
     エマ・ワトソン
     ローラ・ダーン
     メリル・ストリープ

公開日 2020年12月25日





悩みが多いから、楽しい物語を書く


私は原作の小説も今までの映像作品もみたことがなく、ストーリーも全て完全初見での鑑賞でした

分かちがたい絆で結ばれた姉妹を描いた家族ドラマであり、生きたいように生きられないつらさを描く時代劇であり、すれ違う愛の行方を描くラブストーリーでもある。そして何より、「生き方」を模索する人々のヒューマンドラマである。
https://fansvoice.jp/2020/06/13/little-women-review/

様々な要素が入り組むストーリーは全ての人に刺さる内容になっています^^
そしてこの作品は映像が半端なく美しいので画像多めです!


私のために何か書いて

心惹かれていたニューヨークの教授に批判され、小説を書くことが嫌になったジョー

体調のすぐれない妹のベスに物語を書くよう頼まれるのですがもう書かないと頼みを断ります
書きたい小説も出版社に否定され、出版社に合わせて書いた小説は好きな人に批判される
ジョーは小説家になる夢を挫折しかけていました

しかしベスの死をきっかけに自らの夢と向き合い、ジョーは再び執筆をはじめることになります

今まで書いた原稿を燃やす中、ベスへとか今ノートを見つけすぐに執筆に取り掛かる
そのシーンにジョーのベスに対する思いを感じて泣いてしまいました;;
また、ベスの死因も貧しい人々に施しにいった際にもらった病気で、それもまた残酷な現実を感じてしまいとても辛かったです、、



子ども時代が終わるなんて信じられない

メグの結婚式にて、
家族が離れてしまうことを悲しく思うジョーに対し「いつかは終わることよ それにこれはハッピーエンドよ」とメグは答えます

ジョーは度々メグに女優になればいいのにと言っていました きっとジョーはめぐが女優になりたいのだとおもっていたのでしょう
ジョーは"結婚=夢を叶えることはできなくなる"と思っていたので、メグが夢を諦めて結婚するのが信じられなかったのだと思います
しかしここでメグは「家庭を持つのが夢だったの」と言うのです

メグは恋愛結婚のため、それからの結婚生活は貧しいものでした 自分の好きなドレスも買えない、贅沢はできない
愛してるの感情だけでは解決できない部分もありますよね



愛だけが女性にふさわしいと人が言うのに我慢できないの

ジョー「女には、心の他に知性も魂もある。美しさだけじゃなく、野心も才能もある。愛だけが女性にふさわしいと人が言うのに我慢できないの。だけど、とってもさみしいの」


このセリフに多くの女性が共感したでしょう
女性の一般的な幸せは結婚と言われる時代で、それを拒むのは少数派、"マイノリティ"として生きていく覚悟が必要です

それは今の時代でも言えて、成人を超えると女性はいつ結婚するのか?、子供はいつを計画しているのか?と"家庭を持つこと"前提に話をされます
それがキャリアを中心に生きる女性の肩身を狭めてしまうのです

一時は男なんかいらない、自分1人で生きていくと考えたり、やっぱり家庭が持ちたいと考えたりと、女性なら誰しもがぶち当たる悩みですよね



書かれることで、意義が生まれるのよ

最終的にジョーは自らの人生と家族のことを小説にし、ダメ元で出版社に連絡します
もともと時代に沿って、売上が見込める戦闘モノや女は最後には必ず結婚するか死ぬという物語しか出版しないと断られていたのですが、見事出版されることになりました
提出した原稿ではラストシーンに結婚の部分は含まれていませんでしたが交渉の末、追加されることになりました

そしてジョーは最終的に教授と結婚し、本も出版するというキャリアと結婚という幸せを掴むことができたのです

ここは正直ジョーは結婚せずに終わって欲しかったのですが、あくまでもジョーの人生です
本人が幸せでこの作品を書いたのならそれでいいのだとも思うのです


最後に

同じ女性の立場から描かれる若草物語
昔から多くの人々に愛されてるのがわかる内容ですね、、!さすがです
共感しすぎてめちゃくちゃ泣きました;;

結婚した後自分のキャリアが失われてしまったことに嘆き、後悔していた頃の私に見せてあげたかった映画でした、、

女性特有の問題をリアルに描いたこの作品は世の中の悩める全ての女性に見て欲しいです^^


ここまで読んでくださりありがとうございました!
これからもいろんな書き方を試して自分に合った書き方を見つけていこうと思ってます
よろしければ他の記事も見てくださると嬉しいです!

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