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退職後の手続き〜市役所と、初めてのハローワーク〜

はじまり

新居を決めたり、それに伴う手続きをしたり、引越しの見積もりや不用品の処分…などなどやっていたら、11月も下旬に差し掛かってしまいました。

そんなこんなで、退職後すぐに働かないという人が検討する失業給付金の手続きにも行ってきたのでここに記録しようかと思います。

退職を考えている人の役に立ちますように!

本日の画像は素材画像。シュール。


大好きな某アイドルグループの紅白落選で落ち込んでいます。
4年連続で出てたけどその年の曲を歌うって感じじゃなかったので今年こそ歌って欲しかったなぁ〜

↓今日のラインナップ

退職後1週間 10月21日〜29日(退職日):
Youtubeでひたすらお金の勉強

まず、手続きの前に、自分になんの手続きが必要か、そしてどのような選択をするのが得かを知るために手当たり次第Youtubeで勉強しました。

勉強したのは

・社会保険(健康保険、年金)の切り替え
・失業給付金のもらい方

についてです。

そもそも何を勉強すればいいかというのは在職中にインスタで「#退職」とかで調べました。失業給付金というのは退職した人が条件付き(主に在職期間など)でもらえるお金で、そのほかにも住宅補助金といった国からの家賃補助などもあります。

今回私の住む自治体の規約と、私の条件が合わなかったので住宅補助金は対象外だったので割愛。簡単にいうと、一人暮らしだと貯金が40万以下くらいかつ無給状態が今後続く場合はもらえるみたいな感じでした。何人暮らしかや貯蓄のレベルで対象になるかならないかが分かれるそうです。

…で、今回Youtubeの「サンデーマネーチャンネル」を見漁って勉強しました。何がわからないかがわからない状態だったのにとても分かりやすく、お金に関する全貌がわかるようになりました。

サンデーさんありがとう…
リンク貼っておくのでぜひご覧ください。全くPRではないです。
動画中に、この場合はこの動画を、と数珠繋ぎで紹介してくださるので、サンデーさんのチャンネルだけで完結できました。
PC一台で生計を立てている方なので、私のようにフリーランスとして生きていこうと考えている人には、サンデーさん自身の経験談も交えながらの紹介もあり、とても分かりやすいです。

退職後約2週間後 11月12日:離職票が会社から届く

上記の手続きには「離職票」という、会社を辞めた証書みたいなものが必要になります。
もらい方としては退職前に会社に申し出て発行をお願いするという方法になります。
そこから、会社がハローワークに離職票の発行をお願いして、会社に離職票が届き、退職者に届く…という流れ。(のはず。私の会社の場合、法律事務所に委託していたらしく、法律事務所も挟んでいました。)
一般的には10日前後で届くとされています。

私の場合、退職日に会社の備品等を返却する際の提出書類の中に、離職票がいるかどうかを○する欄があったので、最終日にそれを提出して離職票をお願いしました。

上記の通り会社が発行してくれるものではなく色々経由するため意外と時間がかかるものなんですね。

私の場合、10月末に退職し明日が、離職票が届いたのは11月12日でした。

社会保険の手続きは退職日から14日以内と定められていますが、土日を入れるとギリギリだった上、ワクチン2回目が11月10日だったのでヒヤヒヤしました。

調べてみると14日を過ぎても、手続きは全然できるので大丈夫でしたが、会社には前もって口頭だけでも先にお願いしておけばよかったなと思いました。

11月15日:市役所とハローワークへ手続きへ

市役所で社会保険の切り替え

離職票が届いたので、土日を挟み手続きを全部しに行きました。

各自体の役場で社会保険の切り替えを。
ハローワークで失業給付金の申請を。

順番はどちらでも大丈夫でしたが、どちらかというと行き慣れている市役所に先に行きました。

市役所で行った社会保険の切り替えは
・会社で入っていた健康保険組合を脱退し、個人での国民健康保険(通称:国保)へ切り替え
・会社で払っていた厚生年金から国民年金へ切り替え
の2つです。

予め市のHPを見て窓口を確認していたので、市役所についてからはスムーズに保険年金課へ行き、番号札を取りました。各自治体で窓口の名前は変わると思いますが、まあ市役所で誰かに聞けばすぐわかると思います。

番号を呼ばれ、窓口の人に
「退職して国保に切り替えたいのですが…」
と言ったら、すぐに年金も合わせて対応してくれました。

全部の手続きで20分くらいでした。
事前にあまり勉強していなかった国保の保険料免除や納付猶予というのを、担当の方が案内してくれました。その場で色々聞いて、損をすることはなさそうだったので申請書を記入して終了。

健康保険証が約2週間ほど無い状態でしたが、無事発行することができました。生まれて初めての国保の保険証。自治体によって違うらしいですが、紙切れの保険証はなんだか慣れず、破ってしまいそうです。

健康保険ですが、会社の健康保険を任意で継続できる場合があります。
私も離職票の有無を聞かれた際の書類に継続するかどうかを書くところがありましたが、Youtubeで勉強してどちらが出費が少ないかを計算して国保への切り替えを決めました。

任意継続か国保かどちらにするかを決めてしまえば、市役所に行って紙切れを書くだけで簡単に手続きできたので案外楽でした。

ハローワークで失業給付金の申請

初めてのハローワーク。人生でハローワークへ行くなんて思ってもいなかったので新鮮でした。
多分想像のような雰囲気で、仕事ができそうに見える人はほとんどいなさそうな感じでした。(正直。)

失業給付を受けるためには「就職する意思がある」ことを表明しないといけないので、ハローワークで求職登録をする必要があります。
なので、意外とハローワークにはいろんな人が来るんだろうなぁと思いながら色々書類を記入しました。(希望職種や通勤場所、働き方の希望など、結構詳しく書かされました。)

市役所同様、受付の人に「退職したので失業給付金の申請をしたいんですけど…」と言ったらすぐに対応してくれました。

必要だったものは
・離職票
・本人確認証
・マイナンバーカードがあったら証明写真を省略できるのでマイナンバーカード
・印鑑

時間が経っているのでうろ覚えですが、ネットで調べたら持ち物は分かるのでそれに従えばOKです。
それか離職票が届いた時にも案内のパンフレットが同封されていたのでそれを見るのも◎

手続きが全部終わって思ったけど、入社の時にもらった雇用保険証とか、要ると言われつつ全く出さなかった気がするな…。

ハローワークは全部で1時間以上時間を要したのですが、何が一番時間かかったかというと、色々記入した書類をスタッフの方がPCに打ち込むのに待たされたことでした。仕方がないね。

無事PCにデータが入力された後窓口に呼び出され、ハローワークの利用の仕方の説明を受け、簡単な退職理由を聞かれました。私は来月引っ越しがあるので、引っ越したら早めに向こうのハローワークに行ってくださいね、と言われました。

そのあとは別室の失業給付金窓口に案内されて、受け取り口座の登録や、次回の雇用保険説明会の案内などを受けました。
不正受給をしたら2倍返し、3倍返しの罰がある失業給付金。
その部屋には不正受給で逮捕された例などがホワイトボードに事細かく書いてあり、なんだかスタッフの人も厳しそうな人が多かった気がします。

次回のその雇用保険説明会は10日後。今日でした。
それまでは待機期間といってアルバイト等賃金が発生することは禁止なので、私も何もせずただひたすら遊んで食べて寝て…?でした。
いや、新居を決めに帰省しました。

退職約1ヶ月後 11月25日:雇用保険説明会(ハローワーク)

本日先ほどハローワークに行き、第一回の求職活動となる雇用保険説明会に行きました。

求職活動ですが、失業給付を受けるには、ある期間に決められた求職活動を行わないといけません。
こちらもサンデーさんの動画を貼っときます。

午後1時半からハローワークの会議室で行われましたが、コロナということもあって少人数短時間だそうで、参加者は大体10人くらい。説明も必要最低限で、その他はしおりを読んでわからないことがあれば質問してくださいとのことでした。

内容についてはYoutubeで見た内容でしたが、初見でこれを短時間でかいつまんで説明されても飲み込むの大変だろ、と思ったので、自分で勉強しておいてよかったです。

説明会が終わったあと、受給中のアルバイトについてスタッフの方に直接質問に行きました。
受給中のアルバイトは「雇用保険の対象にならない=週20時間以内の労働、30日?以上の雇用契約でない」が条件で、何時間働き、いくら稼いだかを自己申告するのですが、デザイナーである私はクラウドソーシングでコンペ報酬式の労働をしていたのでそれについて相談に行きました。

ランサーズを使ってコンペ形式で仕事をもらっていますが、
8時間くらいデザイン提案のために時間を使っても採用されなければ0円だったり、逆に2〜3時間しか時間を使ってないけど数万円の売り上げが出たりします。なので、どのように労働時間を管理し、それをどう申告すればいいかを聞きました。

結論から行くと作業時間を申告し(上記の通り週20時間は超えないように。)、売り上げがあった場合はその収入も申告してくださいと言われました。
どれくらい稼げるもんなんですか?とその前に聞かれ、「良くても10万円行かないと思います」と伝えたので金額にもよるんでしょう。

スタッフの方も「グレーゾーンですねぇ」と困っていましたが、「過去にYoutuberになりたいという人は、広告料がどのくらい入るかわからないので動画編集の作業時間を申告してもらいました」と話されていたので、こういった例もないわけではなさそうでした。

失業給付金について調べたらわかると思いますが、結構ハローワーク毎に判断が分かれる部分もあるみたいです。該当のハローワークに確認するのが確実です。

受給中にアルバイトを行う注意点もサンデーさんが説明してくれているので覗いてみてください。

ちなみにハローワークでの「就職」は、先ほどの雇用保険加入の条件にもなるので、正社員じゃなくても週20時間以上働いて〜…と条件を満たせば「就職」となります。

なので私もフリーランスだのなんだの言ってますが、もちろん最初はそれ一本で生きていけるわけがないのでアルバイトを探していく予定です。

デザイン事務所のアルバイトでもいいし、念願のカフェでもいいし…色々ゆっくり考えます。学生時代の就活はあまりいろんな業界を知らずに終えてしまったから、これを機会にハローワークをフル活用してたくさん勉強できたらいいなと思っています。

退職したらとりあえず役場とハローワークへ

退職し、すぐに転職しない方は色々自分で手続きすることが多いです。実際にやってみると、心の底から、この内容義務教育に入れてくれ…と思います。

ただやってしまったら意外と簡単でした。
必要な書類を持って役場とハローワークに行けば手続き自体は簡単に終わります。
まぁそこから、何が自分にとって得か、何が正しいのかを判断するのは勉強しかないと思います。

……会社員って、楽だったなぁ。

引き続き失業給付金について、実際のハローワークでの求職活動やアルバイトについては記録していこうと思います。

あ〜保険料の引き落とし、こえぇ〜〜〜〜〜。

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