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漫画原作:『平安ジョッキー!』登場人物

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主な登場人物:

下毛野武正(しもつけのたけまさ)…主人公 30代
右近府生として関白藤原忠実に仕える随身。競馬の名人として知られた下毛野武忠を父に持つ。落馬してばかりで一度も競馬の勝者になったことのないが、美形の容貌と愛嬌のある振る舞いから周囲のものをひきつける不思議な魅力を持つ。

秦兼弘(はたのかねひろ)…ライバル 20代
左近番長として忠実の嫡男内大臣藤原忠通に仕える随身。競馬に一度も敗れたことがなく、若くして名人と周囲の称賛を得ている。一時期、忠実の随身になっていたこともあり、競馬で勝ったことがなく家柄と愛嬌だけで今の地位にある武正を内心軽蔑している。

摂関家に仕える雑仕女(せっかんけにつかえるぞうしめ) 20代
関白藤原忠実の屋敷に仕えて雑役に従事する女性。武正に想いを寄せて恋の歌を詠む。

藤原範綱(ふじわらののりつな) 20代
幼馴染である藤原成通に仕える下級貴族。元服前に関白藤原忠実に仕えており、武正とは旧知の間柄。奇妙な振る舞いをしてばかりの成通にいつも振り回されている。

藤原成通(ふじわらのなりみち) 20代
平安京で「蹴鞠の君」として知られる貴族。白河法皇の近臣で、藤原忠通の義弟。和歌や笛など貴族として必要なあらゆる教養に秀でた風流才子であるが、蹴鞠に夢中のあまり周囲から奇妙がられてもいる。

下毛野武忠(しもつけのたけただ) 50代
武正の父。代々摂関家の随身として藤原忠実に仕え、競馬の名人と言われてきた。過去に伊勢神宮とのトラブルがもとで3年に及ぶ蟄居を命じられる。その後、摂関家の随身を離れて息子武正にその地位を譲るが、武正にとって父の失脚は深い心の傷となっている。

佐伯国重(さえきのくにしげ) 40代
武正とともに藤原忠実に仕える随身。武正と兼弘より年長者ということもあり、世知に長けて落ちついている。武正と対照的に荒馬を見事乗りこなす名人。

藤原忠実(ふじわらのただざね) 40代
関白として国政の中心にいる摂関家の当主であり、武正の主人。

藤原忠通(ふじわらのただみち) 20代
関白藤原忠実の嫡男で内大臣。藤原成通の姉を妻としており、成通の義兄にあたる。

白河法皇(しらかわほうおう) 70代
当時即位していた鳥羽天皇の祖父。治天の君として権力を握り、白河や鳥羽の地を開発し、摂関家以下の貴族や寺社権門に対して絶大な影響力を保持していた。


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