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掃除が行き届いていて気持ちよかった。次の予約もしていくね。

昨日、女将さんが言っていた。

「昨日のお客さんが掃除が行き届いていて気持ちよかったって言ってたよ!しかも、帰る時に次の予約をしてくれた!旅館にとって、こんなに嬉しいことはないよね。」

本当にその通りだと思った。お世辞じゃない、心からの賛辞だ。

毎日、午前中は4時間かけて掃除をしている。
こんなに細かく、気持ちよく掃除したことは人生で初めてだ。
実家の年末の大掃除でも、こんなに掃除したことがない。
掃除機をかけて、障子の木枠の1つ1つまでもホコリを拭き取っている。窓の桟だって磨いている。

毎日ここまで掃除してるとびっくりすることがある。
毎日すればするほど、掃除が楽になる。
汚れがこびりつかないから、落とすのが楽なんだ。汚れがきれいに落ちるのはすごい気持ち良い。

もう1つ気づいたことがある。
ここの客室は、なんとも言えない気持ち良さがある。
それは、新築の家に入って、めっちゃきれいって感動するのとは少し違う。
年季が入ってるモノばかりなのに、きれいなんだ。

大切にされている。大切にされたモノって輝くんだ。
ありがとうって言ってるんだ。

旅館ってやっぱり面白い。
お客さんは観光しに来てるんじゃない、旅館に泊まりに来てるんだ。
だからこそ、掃除も接客も一味違う。
そうすると、お客さんの質も違う。良いお客さんばかり集まる。

帰るまでに、もっとたくさん学んでみたい。

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