見出し画像

自分らしく振る舞えない時に、「ありのままの自分」「自分らしさ」を取り戻す方法

このnoteは、Comfort Life Coachingから一部を引用して掲載しています。

自分らしさとは
何だろうか

自分が自分らしくいられるとは
どのような時だろうか?

人は、時に【自分らしさ】というものを求めます。

以前、「自分らしさは、その時、その状況で変わるものだ」と言うことをお伝えしました。人は時として、結婚、出産、転職、退職、病気、親の介護や死去、など人生の出来事の中で、価値観や人生の重要度といった変化も起きてきます。

今は、自分のことをさまざまな視点で分析して理解することで、人生をより快適にしたいという“自分のトリセツ”をまとめる方が多いとか。“自分のトリセツ”も時に書き換えることがあることを前提として捉えておくことで、変化の時代に自分らしく対応できるものなのです。

そして、どんなやり方であっても忘れてならないのは、

自分を探求すること。
自分で自分の人生を生きると決めること。

それがあった先に、“自分らしさ”というものが醸成・作り上げられてくるのではないでしょうか?

そのためには、どうしたらいいか?を理想として、そのための自分らしさを掴むための方法を、NLP心理学的な観点でお伝えします。

自分らしさを手にいれるための、いくつかのプロセス

●「自分らしくない」とはどのような時か

そもそも、どんな時に、
「自分らしくない」と感じるのでしょうか?。

よく、俳優業の方々が、何かの役になってドラマや舞台劇の中のキャラクターを演じた後、その役のキャラクターが抜けず、<自分>に戻れない時、なかなか「自分らしさに戻れない」「本来の自分に帰れない」

などと言っているのを目にします。

演技者の方ではなくとも、何らかの仕事についている時には「自分らしさ」ではなく、その仕事に相応しい振る舞いをしているものです。

私たちは、そうした演じる職業ではなくとも、プライベートの自分、ご近所の方に接している自分、仕事の時の張り詰めたパワーを持つ自分、趣味の世界に入って顔が緩んでいる自分、とその時その時の状況で心理的なステート(状態)が変わります。

心理的な状態が変わると、

  • 姿勢(頭の位置、肩の前後の位置、背すじ、足の開き  など)

  • 体の動かし方(振る舞い方)

  • 視線や目つき

  • 顔の表情

というものが変わります。
(逆に、姿勢や振る舞い、視線や目線、装うものによって、心理的な状態=その立場に相応しいメンタリティに変えることも可能です。それは、心身一如といって心と身体の状態は密接に関わり合っているからです)

ドラマの中の役者さんを見ると、そのドラマ、そのキャラクターによって、髪型やメイクの仕方(眉やアイライン、口紅の描き方、使う色)を大きく変えて、雰囲気や見た目を変えています。

わかりやすいところで言えば、同じ役者さんでも時代劇で鎧武者姿の時と、現代劇でスーツ姿の時とでは印象もがらっとかわるのを目にすることでしょう。

また、航空会社のキャビンアテンダントさんは、その会社独自のメイク法や髪型、スカーフのまきかたまで指定された型で装うことで「その会社らしさ」を演出しているといいます。

医療関係者の方は、普段の自分とは違う医師らしさ看護師らしさでもって、厳しい医療現場にあたられている。

そうした職業の中の人ではなくとも、父親としての自分、母親としての自分、子供としての自分、兄弟間での自分、とその時その時で接している人に合わせて微妙に変化している自分がいるのを気づくでしょうか?。

私たちは、以前もお伝えしたとおり、状況や状態によって自分らしさを使い分けています。それを演じると言えば【作り込んだわざとな】感じもしますが、心理学的な観点ではそれは当たり前のことです。

自分一人の場合であっても、赤ん坊の頃の自分と、幼少期の自分、小学生の頃の自分、中学生の頃の自分、大学生の頃の自分〜就職したての自分、そして今の自分、とでは考え方も心理状態も、振る舞い方も違いますが、全て自分という存在です。その違いがあっても【自分らしくない】とは考えないはずです。

では、自分らしくない時というのはどのような状態なのでしょう?。

  • それは、私たちが自分の気持ちや感情とは、別のことをしている時

  • それは、私たちが自分の言葉で相手とコミュニケートできなかった時

つまり、自分意思とは違うのに、違う表現(行動)をとっている時に、【自分らしくない】と感じるのではないでしょうか?。

会話や行動だけ、その場にあわせて振る舞っていると、

  • 気持ちだけ別のところにある

  • 本心ではない、

  • 気持ちが置いてきぼりになっている、

  • 気持ちと行動がチグハグ

な状態になっているから、「自分らしくない」と感じるのです。

●日々気づいたことを書くことで、自己表現力を高める

どんな時も、自分の言いたいことを言える、やりたいことがやれる、というのは今の社会ではそう難しいことではありません。昭和、平成の頃それは、私自身も20代、30代、に経験しましたが、まわりにどんどん発言する人たちの雰囲気を感じ取っている中、「なかなか自分はこう思う」が言えませんでした。

そんな時、自分の心のモヤモヤを吐き出した場が、「自分の気持ちや感じたことを書く」ノートでした。

当時は、食事記録を書いていたのとあわせてほんの少し程度だったのが、いつの間にか専用ノートにザクザクと、書き殴りのようにただただ書いています。それは心理学を学んだ今でも続いていて、書くことで自分の気持ちを再認識することができるのです。

その場その場で、自分を表現するというのは<筋トレ>と同じで、マラソン大会に出場するには筋トレで基礎体力をつけて、短い距離を走ることから始めるという準備が必要な様に、まずその感情を言葉にできなければ、自分の感情を表には出せません。

私たちが頭の中で思考しているスピードは、話すことや書くことに比べてとても早いため、書くことで(体を使うことで)スローダウンして初めて「そうだ」と認識することができるのです。

日々感じたこと、あった出来事や印象深かったことに対して、「自分がなに対して」「どう感じているのか」を書き出すことで、自分自身の感情がはっきりとしてきます。すると、自分の気持ち、感情に対して、【どうしたいのか】という意識へ向かうことができます。

書くというのは身体感覚を使うことです。身体感覚は五感の感覚につながり、無意識にアクセスする窓口です。

そうしたことからも、書いて自分自身と向き合うという行為は、「書く瞑想」ともいわれ、自分自身の状態・今自分がどの場所にいるのかを確認することができます。

  • いまの自分の状況(仕事や家庭、メンタル状態、身体の状態)

  • 望んでいること(理想、目標、叶えたいこと、やりたいこと)

  • 観察することで気づきを得ていく

  • 自分のもつリソース(知識や能力、金銭、物、経験、持っている可能性、能力の発揮)

という「自分自身を知る」のです。

それはそのことに対して、深くフォーカス(焦点をあてる)しなければできないことで、ありのままの自分でなければできません。自分自身について書き出すことは、過去の自分、今の自分、未来の自分との対話です。そうした作業だからこそ、ポジティブな感情を引き起こし、創造性や気付いていなかった潜在能力への扉を開くことにつながるのです。

これは、ジャーナリングというプロセスとして、Googleで開発されたリーダーシッププログラムで取り入れられ、アメリカのププリンストン大学やインディアナ大学ををはじめとして、各国の大学でも研究が進められているものです。

もし、言葉にすることに抵抗があるときは、以下を参考にしてみてください。

【それ以外に自分らしさ】、【自分が自分らしくいられる】ためには、こうしたことがポイントです。

●生まれ持っている気質について深く理解する

●【自分のトリセツ】でもうまくいかない、【ビリーフの存在】

詳しく知りたい方は↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?