まとめ

・18世紀の産業革命以来、「強いビジネス」とはすなわち「大きなビジネス」のことだった。しかし、情報と流通のインフラが大きく変化したことで、スケールは必ずしも必須の条件ではなくなりつつある。

・従来、企業戦略論ではスケールとフォーカスはトレードオフの関係にあり、両立し得ないと考えられてきた。結果的にスケールを求める企業はフォーカスの優先順位を下げたわけだが、その結果として、差別的優位性を失い「同質化の罠」に落ち込むことになった。

・グローバル化の進行により、これまで国内のローカル市場でスケールメリットを得ることができなかったニッチビジネスも、「グローバル市場におけるニッチ」というポジショニングをすることで「スケール」と「フォーカス」を両立させることが可能になりつつある。

・このような世界において、オールドタイプが相変わらず、市場の多数派におもねるようにして製品やサービスを考案するのに対して、ニュータイプはフォーカスをまず優先し、グローバル市場への貫通力を高めることによってスケールを得るという戦略をとる。結果として前者が、その「フォーカスの甘さ」ゆえにグローバル市場への貫通力を持ちえないのに対して、後者は高い貫通力を獲得し、独自のポジションを築く。

弊社の業務に参考になることはありませんでしたが、考え方を変えるきっかけになりました。いつ役に立つのか分かりませんが、英語を勉強しようと思います。ちょっと前までは中国語を勉強した方がビジネスに役立つ、なんて話もありましたが、今の世界情勢を考えればやはり英語ですね。とりあえずオーディオブックで愛犬の散歩中英語漬けになることにしました(^^)



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