人のモチベーションは可変量関数

意味を語らず、ひたすらKPIに代表される目標値を振りかざして部下を叱咤するオールドタイプと、目的と意味を語り、部下のモチベーションに訴えるニュータイプとでは、組織から引き出せるパワーに大きな差が生まれることになります。なぜなら、人のモチベーションの量は「意味」によって大きく変わるからです。

「報酬」ではないのですね。ここを勘違い(間違い)している人は多いですね。特に昔の経営者。

経営資源として挙げられるヒト・モノ・カネのうち、ヒトにだけあってモノとカネにはない最大の特徴は、その「可変性」にあります。
モノもカネも一旦確定すれば、その後で量が変わるということはありませんが、ヒトの能力はそれを導くリーダーの「意味」の与え方によって簡単に増減します。リーダーが「意味」を与えることによって、ヒトというリソースから大きな能力を引き出すことができるのだとすれば、そのようなリーダーには大きな経済的価値が生まれることになります。

昨今では「部下がだらしない、使えない」と嘆いている管理職がどこの組織でも見られますが、これは典型的なオールドタイプの思考モデルであり、本当に嘆くべきなのは「部下を動機付ける意味が与えられない」自分の不甲斐なさであるべきでしょう。

はい。これは耳が痛い話しです。
意識はしているんですが、、なかなか実践出来ません。
まだまだ修行中が足りません。


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