試行錯誤マネジメント　＃2

リーダーは役割の一つである。
リーダーはメンバーのフォロワーシップによって、育てられている。

私がリーダーという役割について迷っているとき、先輩にこう言われた。

リーダーに必要なことは3つだけ。
　①決断すること
　②目標に向かって方向を示すこと
　③考えすぎないこと

普段は緩い先輩だが、ものすごく人望があって、困ったときは必ず何とかしてくれる人だった。

3つすべてが私にとっては簡単ではなかったが、それだけを考えたら案外楽に向き合えるようになった。
必要以上に相手の顔色を窺ったり、迷ったりする必要はないんだ。むしろそうすることでみんなを不安にさせるくらいなら、まずは目標を明確にして、自分の判断で、みんなを采配する。背景を伝えれば、自然とメンバーは理解して、走り出してくれるものだと分かった。

時々、自分がやっていることが正しいか不安になるけど、だれかになにか将来に残るものが渡せたなら、それだけで価値がある。

ひとつのチームが解体するときに、部下からこういわれた。

ひとつ、階段を上がれた気がする。

”今後違う組織になるってわかっただけでこんなに悲しい気持ちになるとは...と正直に驚いてます...笑
あー、本当に今までのどの上司よりも信頼してたんだなと。人としても上司としても尊敬していたんだなと。本当に自分の心の拠り所だったんだなと。
本当に感謝しています。

これから私がなすべきは、自分の足で立って、自分の言葉で喋って、自分の責任でものを進めていくことに覚悟を持つこと、そして実行すること。将来あいつ頑張ってんなと思っていただけるように、とにかく本気で仕事すること。その激励に報いることに覚悟を持ちます。”