comega@IT×人財開発

組織開発・人財開発、キャリア教育、採用、マネジメントなど日々考えている人。 ◆大学時代…

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組織開発・人財開発、キャリア教育、採用、マネジメントなど日々考えている人。 ◆大学時代、社会福祉専攻、国際協力NGO、生涯学習団体で課外活動、インターン。 ◆経験領域:IT業界、人材業界 ◆仕事:人財開発、採用 ◆国家資格キャリアコンサルタント

最近の記事

【就活生・新社会人に伝えたい①】はたらく楽しさの本質

「働いて楽しいことを教えてください」私は週30件~50件面接をしていますが、よく面接で、「働いていて楽しいと思うのはどんな時ですか?」って聞かれることがあります。 なかなか抽象的でどうこたえるか難しいとことではあるのですが、そもそも仕事の楽しさの本質って何か、という話から始めることが多いです。 最近、ワークライフインテグレーションという言葉をよく聞くようになりました。 私はもともとワークライフバランスという言葉が嫌いでした。 仕事はつらくて、プライベートはたのしいという

    • 企画職の仕事術 #1 『再現性を高めるアウトプット』

      ここらでちょっと趣向を変えて、私が仕事を進めるうえで大事にしている思考プロセスを書き残してみようと思う。普段は人材開発や採用の仕事が中心だが、割と企画書をベースにプロジェクトを進めることが多い。もともとは当社のプロダクトデザインの思想から企画全般に応用しているスキームである。 かの有名な経営学者のピーター・ドラッカーは、ビジネスの目的は『顧客の創造』であると言っている。 まさにその通りだ。 顧客に対して価値を創出し、提供することで、対価が生まれ、ビジネスが成立する。それ

      • 次世代キャリアの観点 #4『キャリアの選択肢を持つ(後編)』

        キャリアは生き方そのものである。 前回は『キャリア自律』に関して問題意識や背景について話したが、キャリア=生き方を自律的に形成していく上での観点をここでは3つ挙げてみたい。 ①マインド ②スキル・能力 ③テクニック 3つの観点_その① ~マインド~キャリア理論に関しては様々な切り口があるが、私が一番好きな考え方が 『Planned Happenstance Theory』 スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提案したキャリア理論で、日本語に訳す

        • 次世代キャリアの観点 #3『キャリアの選択肢を持つ(前編)』

          キャリアの選択ができるように生きる ということが本質だ。 つまり環境に依存しない、周囲に依存せず、自律的に、自分で判断軸をもって選べる状態を作ることがこれからの時代を生き抜くためには重要なのだ。 なぜあえてそのようなことをいうかといえば、日本の多くの企業が、環境が守ってくれるような制度になっているし、それを信じたい人は多い。だが、この先の変化を考えれば、実際は会社が守ってくれる保障はどこにもないのだ。 1)日本の雇用制度の特徴日本の企業の多くがメンバーシップ型の雇用形態と言

        【就活生・新社会人に伝えたい①】はたらく楽しさの本質

          次世代キャリアの観点 #2『日本の危機的状況をどう見るか』

          物騒なタイトルをつけたが、あくまでキャリア形成の観点だ。 もちろん、政治、医療、教育など様々な切り口があるが、専門外なので触れない。 前回世界のイノベーティブな企業について触れたが、日本の構造的な問題についてざっとポイントだけ見ていきたい。題材は経済成長率、GDP、人口構造あたりにフォーカスしてみる。 1)30年間の日本の経済成長 これは様々な文献や公開されているデータをもとに簡単にまとめたものだ。①名目GDPは、1989年 421兆円に対し、2019年 557兆円で 1

          次世代キャリアの観点 #2『日本の危機的状況をどう見るか』

          次世代キャリアの観点 #1『テクノロジーは天才を量産する』

          若い世代にキャリアの相談を受けたりワークショップをすることが多い。 そんな時私がよく伝える話をシリーズで発信してみたいと思う。 まずこれからの働くを考えるうえで、絶対見逃せないのが、『尋常じゃないほど加速度的に技術が進化し、働き方の概念が変わり続けている』ということ。そこで今日の題材は、現代人の生活において絶対に切り離せないGAFAによるイノベーションとその強さの背景のお話。 (※最近ではGAFAMといわれることもあるらしいが個人的にはMicrosoftがここに並ぶのはどう

          次世代キャリアの観点 #1『テクノロジーは天才を量産する』

          試行錯誤マネジメント #2

          リーダーは役割の一つである。 リーダーはメンバーのフォロワーシップによって、育てられている。 私がリーダーという役割について迷っているとき、先輩にこう言われた。 リーダーに必要なことは3つだけ。  ①決断すること  ②目標に向かって方向を示すこと  ③考えすぎないこと 普段は緩い先輩だが、ものすごく人望があって、困ったときは必ず何とかしてくれる人だった。 3つすべてが私にとっては簡単ではなかったが、それだけを考えたら案外楽に向き合えるようになった。 必要以上に相手の顔

          試行錯誤マネジメント #2

          試行錯誤マネジメント #1

          社長でもない限り組織にはいってお金をもらっている以上は自分の評価を決めるのは他人だという事実が前提。 その上でいかに周りを唸らせるようなパフォーマンスをだすか。 それがプロの仕事だと思っている。 仕事が半人前なのに自分の権利ばかり主張する人がいるけど、ペイフォーワーク。 あなたはどんな価値提供してくれた? 権利を主張する前にやることをやろう。 まずは発言権を勝ち取ろう。 うちは年功序列でも実力至上主義でもない。 自由に発言していい。 でも有言実行。 不言実行でも有言不

          試行錯誤マネジメント #1