アルコールとの向きあいかた

もっぱらビール党であるが、ワインを勉強したいと思ってたまに1,000円くらいのを買うようになった。

ワインの美味い不味いはぶっちゃけよくわからないが、飲みやすいかどうかという新たな判断基準ができた。

飲みやすい場合はそのまま飲むだけ、
飲みにくい場合、それはオレンジジュースで緩和されどのみち胃袋へ、そして交感神経を刺激する液体となり体へ入っていく。

アルコールの適正量は、1日にビールは5%500mlが適量らしい。

え、え、ちょいまてよ、1本目は喉を潤すもの。
本番は2本目からではないのか。
そこから甘いチューハイや、美味しいワインを嗜むのが楽しいんじゃないかのかと。

でも確かにワインをコップに3杯も飲めば、アルコールで脳が麻痺している感覚がある。

こうなると、恐怖や逃げたいことがあるとアルコールに頼る気持ちが出てくるのがわかってくる。

というのも、今はスティーブン・キングの「ドクタースリープ」を読んでいるから、そう思うのかもしれない。

「シャイニング」でおなじみ、あの山荘から生き残ったダニーの物語。

まだまだ序盤でアルコールに溺れている描写が多いけれど、アルコールを飲む気持ちがわかるような気がしてしまう。

自分には特殊な能力も、他人に共感してもらえるような過酷な過去の体験はない。

それでもアルコールを飲むと開放的になり、その瞬間だけを楽しめる感覚を得ることができる。

なにも考えなくてよいというのが正解かもしれないな。

自分は美味しいものを最高に美味しく食べたいがためにビールを飲む。
今日は唐揚げとチキンラーメン(袋のまま)を食らった。

結果的に更にアルコールを摂取することになり、暴走をはじめた脳はもっとアルコールを欲する。

そうすると、結果的に今の感覚が鈍化され、この先のことなんて一ミリも考えなくなる。

結果太る。

そういえば、今日は好きな女優さんが出ているドラマがあるんだった。
でもストーリー的にはまったく共感できない内容なんだよね。
一週間見たいと待ってていても、翌朝には何も覚えていない、自分のためには一ミリもなっていない内容。

これはアルコール作用なのか、自分の本心なのか。

ネトフリでも「何やそれ!」映画をみてしまった時の絶望ったらないけどね。

結局のところ、アルコールは何でもごまかせることはないということだ。

それを割り切って、美味しいものを美味しく食べるためだけに、これからのシーズンはアルコールを楽しむのみ。

どうでもいいけど、アルコールを嗜むのには必要な心構えである。

どうでもいいけど、最高のつまみはメンマである。


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