親友が自殺をした

親友が自殺した。

共通の友人から電話があった。

信じられなかった。

その親友とは東京で知り合った。
私のアイドル人生を近くで見守ってきた。
デビューワンマンも見てくれてたし
SNSも見てくれていた。

他の友人には言えない仕事の悩みもその子になら話せた。

よく私にかけてくれた言葉は
『お仕事を続けていることが偉いよ。よく頑張ってるよ。私は続けられなかったよ。』

私は親友に
仕事辞めても前よりいいところに入れることが凄いよ。
お仕事辞める勇気は私にはないよ。
と言い返していた。

そんな親友が突然いなくなってしまった。
だからLINEに既読が付かないのか。

親友との最後のやりとり

自殺した正確な日付を聞いていなかったのだけど
このリスケ連絡の9日間の間に親友は亡くなった。

悔しい。
もし会っていたら自殺を止められたかもしれないのに。

親友がなくなった連絡をもらった日、
実感がわかず、
いつものルーティンで『女王の涙』(当時ハマってた韓流ドラマ)を流していた。

主人公が涙を流したときに私も涙をようやく涙を流せた。
涙を流したあとのドラマの内容は入ってきていない。
しばらく静かに泣き続けた。

後日、私の仕事前に共通の友人で
親友の実家に行った。

親友の写真が沢山飾られてあったの見てようやく実感した。

我慢していた涙が溢れてしまった。
何も喋れなかった。

落ち着いたところで親友とのエピソードを
両親と話した。私の話をよくしていたそう。

その母親曰く、仕事が辛くて精神的に病んでいたのだそう。

『お仕事が辛いなら頑張らなくていいのにね。
あなたも自分を大切にしてね』

震えた声だった。

きっと娘に対して伝えていたけど伝わらなかったことなんだろうなと思うと人生考えちゃったよ。

親友が残りの人生やりたかったことってなんだろう。
私も残りの人生でやりたいことなんだろう。

やりたいこと沢山あるのに上手くできないのはなんでだろう。

答えが見つからないな。

見つからないんだよ。

(これは4月に書いた非公開記事)