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【英大学院留学】学生寮とシェアハウスのプロコン

こんばんは、こむです。
三日連続投稿達成〜!
お正月から始めたのでわかりやすくていいです。

さて、今回は留学に際して必ず必要となる滞在先についてです。

大体の人が学生寮に入られるかと思いますが、現地のアパートや一軒家を借りてシェアハウスを考えている方もいらっしゃるかと思います。

結論から申し上げますと、私が思う理想ルートは

①前期は学生寮→②後期は気の合う友達とシェアハウス、です。

それではまずはそれぞれの利点、欠点等挙げていきたいと思います。

1.学生寮

まあ王道ですよね。学生寮に入る利点としては、

1.1学生寮の利点

①手続きが大学のウェブサイトを通す場合が多いためその他入学手続きと一緒に管理しやすい。
②大学運営のためセキュリティー等何かと安心
③大学から近い場合が多い
④割と綺麗なところ多め
⑤PGの場合1人部屋が多いため、プライベート時間満喫できるし、勉強に集中しやすい。
⑥寮ごとのイベント等がシーズンである為、友人を作りやすい。
水道光熱費やネットの代金も寮費に丸ごと含まれているため、手間が少ない。
⑧故障等あった場合に修理を呼ぶのが簡単、わりと早く来てくれる。
⑨宅配受け取りやすい


ほんとはもっとあるんですけど、私が感じた主要なところはこんなところですね。個人的には⑦はかなり大きいかと。

一般のアパートやお家を借りた場合、支払いサイクルとかそれぞれの家主が契約している会社毎に異なるし、最初のsettingとか全部自分で各会社とやりとりしなきゃいけないので正直超めんどくさい。これは備え付けの家電等が故障した際も同じです。

日本でも一人暮らしされたことのある方はこの辺は経験していらっしゃるかと思いますが、日本とイギリスでシステムの細かいところが違ったりするので、結構ややこしいです。

あと⑨番ですが、これも助かりました。私は寮とシェアハウスどちらも経験しましたが、宅配便を頼む際に時間帯まで指定できることはほぼないので、シェアハウスでは一日中家で待機していなければなりません。その点学生寮は大抵の場合レセプションが預かっていてくれるし、私の寮にはamazonロッカーがあったのでとても助かりました。

続いて欠点というか、くあ〜ってなるところ。

1.2. 学生寮の欠点

高い
②studioでない場合別途ランドリーにお金がかかる
③studioでない場合はランドリーに行くのがだるい(私の寮や他大学の学生寮に住んでいた友人の場合一度外に出る必要があるので。他の大学の寮は建物内にあるのかも。)
④ドアオートロック機能により安全性は高くも自分が締め出される経験必須(私がアホなだけ?)
⑤最初のフラットメートと相性が合わなかった際ちょいきつ(騒音など非常識な事柄についてはレセプションにレポート→場合によっては部屋移動できる)
⑥孤立しやすい

こんなもんでしょうか。


特に②番のランドリー代金ですが、結構主要で使われているcircuitというアプリがありまして、そこにクレジットカードを登録してトップアップして使うのが一般的かなと思うんですけども、高い。
洗濯機一回まわすのにやく3ポンド。乾燥機まで使ったらプラス2.5ポンドで計5.5ポンド。

大学の地域によってこの値段が前後するのかはわかりませんが、一回の洗濯で700円以上かかってることになりますね。

私はバスケ部に所属していたので洗濯物が割と多く、節約のためによく手洗いしていました、、、。

2. シェアハウス

続いてシェアハウスです。
利点から挙げていきます。

2.1.シェアハウスの利点

同居人とうまくいけばめっちゃ仲良くなれる
選択肢が幅広い(場所、デザイン、値段等)
③イギリス現地人と交流の機会が多くなる
④より現地の生活に近い経験ができる
⑤バスタブある可能性あり
⑥ ランドリーに別途お金がかからない(もちろん電気代はかかりますが。水道代はフラット(一律定額料金)のところが多いかと思います。)
⑦現地テレビが見れる可能性(家主の契約状況による)

こんなところですかね~。

もう少し掘り下げてお話したい利点は、まずは②。学生寮と比べてやはり数で勝りますから、選択肢はたくさんあります。自分の希望条件に合ったベストマッチはこちらの方が探しやすいでしょう。

私はとにかく安くしたかったので、寮を出て友人とシェアハウスに移ったのですが、寮に比べ本当に安価に収まりました。

あとは⑦。イギリスで現地のテレビをみるにはライセンスを取得し支払う必要があります。日本のNHKみたいなものですね。私たちの家主はライセンスを取得していて、追加料金なしで使う許可をくれました。家主によってはこういうナイスな方もいるので聞いてみるといいと思います。

私はもともとテレビをみる予定はなかったのですが、あったらあったでやはり良い。現地のテレビ番組とかCMとか見てたらやっぱり日本のそれとの違いを発見したりしてとっても面白かったです。

続いて欠点、

2.2.シェアハウスの欠点

①水道光熱費や電気代の支払いがとにかくめんどくさい。

②相性のいい同居人を探すのが困難。留学スタート時からシェアハウスをする場合、その後問題なくやっていけるのは奇跡的。

③一戸建ての場合階段が急すぎてかなり危ない。(私は二回ほど転がり落ち奇跡的に無傷、未だに何故かわからない)

④たまにネズミ出る。

近隣の治安の把握が難しい。

といったところでしょうか。

①は上記の通りです。

あとは②。私の友人にも早々にシェアハウスを人間関係が理由で出てきた人が何人かいました。最初からシェアハウスに住むとなると、実際に会ったことのない文化も国籍も違う人たちと一つ屋根の下で生活していくことになるので、少しハードルが高いかと思います。

③ですが、やっぱり比較的安価なところは狭い(当たり前)ので、とても幅の狭い急な階段がある家が多いです。

引っ越しの時や帰国の際に、3階にある自室から荷物を1階に移動するときは、本当に命の危険を感じました。危ないです。ほんとに。

ネズミは置いといて、(どんなに掃除していても隣人が汚くしていたりその場所によって出ます)

治安面ですね、やっぱり。これは事前にリサーチできることには限界があり、住んでみなければわからないことが多いです。

ちなみに私は治安がめちゃくちゃいいと評判の場所でシェアハウスを開始して1カ月くらいで家を出てすぐの通りで乱闘があり、死亡者が出るということを経験しました。めっちゃくちゃ怖かったですね。

このほかにも土日は隣人がパーティー三昧、イギリス人は酔ったら叫ぶ癖でもあるのでしょうか。私もつい「うるせーーー!!」と叫びたくなるくらいうるさかったです。

学生寮に住んでいた時よりずっと騒音が気になりました(笑)もちろん地域によるので、一概には言えないですけれど。

あと、イギリス、マリファナ吸っている人とっても多いです。違法なんですけどね。通りを歩っていたらふとマリファナのにおいがしたり、ほんとその辺で吸ってます、たばこ吸うような感覚で。

それ以外の薬物も結構横行してるので、関わらないように厳重注意していました。(ふつうに知り合いがひょっとマリファナ吸い始めたり、今ディーラーからコカイン買ってきた~みたいなノリの人もいるので。)

海外ではこういうことは多いかと思いますが、十分注意が必要ですね。友人などに勧められたら断固NOを貫きましょう。

3.結局どっちがいいんじゃい

最初に紹介しました前期学生寮、後期シェアハウスは実際に私が経験したパターンです。

私はこのパターンをナチュラルに経験できて本当にラッキーだったなあと思ってます。

やはり最初からシェアハウスというのは個人的には難しいし、失敗例も多く見てきました。

その国や文化などに馴染んでいない内は、面倒ごとを極力取り除いて安全を追い求めることが得策かと思うので、私は最初は学生寮をお勧めします。高いけどね。

学期が進むにつれて、仲のいい友人や信頼できる人ができると思います。そういう人たちと後期は予算も抑えやすいシェアハウスに移り、かけがえのない思い出を一緒に作ってみてはいかがでしょうか。

私は決して多くの友人を作ることはできませんでしたが、学生寮で親友と呼べる友人に出会うことができ、彼女とシェアハウスで過ごした毎日は私にとって宝物です。

以上、長くなりましたが、学生寮とシェアハウスのプロとコンを実体験を基に紹介させて頂きました。

これから留学される、留学を考えてらっしゃる方にとって少しでも有益な情報となれば幸いです。

お読み頂き、ありがとうございました!


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