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♯233 退院に向けて、家族がすること(リライト版)

おはようございます。フミオです。
「あ~土曜日」、お布団に包まってゆっくりする方も、「今日も仕事だよ~」とお布団から自分を引き離す方もいたかと思います。私も仕事と地域のことで過ごす1日です。それぞれの1日を頑張りましょう。

今日は、昨日投稿しました。「高齢者が入院したら、家族のすることは」
下記↓から入院後の退院に向けて「退院困難な状況」が退院後自宅へ戻る場合についてnoteします。(入所していた方の場合は、施設へ戻るのが一般的になります)


■入院後の退院に向けて「退院困難な状況」な方のについて


 私たちが入院した後、「退院していいですよ」と医師から言われた場合は「自宅へ帰る」が当然です。しかし、退院する方の状況で難しい場合があります。その判断するポイントが次の内容になります。

・悪性腫瘍(がん)、認知症や誤嚥性肺炎などの有無
・生活困窮者
・介護状態の身体であるが介護保険を使っていない
・家族等が高齢者の生活を支援できていない
・入院により、退院後に入院前の高齢者行っていたことができない
・退院後に、入院前より医療が必要になる
・退院後家族の介護ができる状態にあるか

病院で落ち着いき、病院以外でも療養することで退院できる状態になったけれど「退院後、落ち着いて生活継続ができない恐れがある」リスクが高い方となります。このポイントについては、入院時に、看護師が家族に聴き取りを始めた際に、退院が難しいかの有無についても確認されています。(昨日の記事「■病院での対応」)

病院は、入院直後から治療と退院に向けて、医師・看護師等は治療します。また、医療ソーシャルワーカー等という病院側の相談援助職は、その家族と面談する機会を設けて今後の生活について検討を始めていきます。

さらに、現在の医療保険は、早期に退院できるように、入院当日から退院まで、治療・看護・リハビリテーション・栄養・退院支援を行い、短期間で自宅等へすると評価される仕組みで報酬が高くなるようになっています。

しかし、病院は、高齢な患者と家族に入院直後から病状をみながら「高齢者本人の意向」と「家族の意向」をしっかり確認して治療方針決めて、退院に向けて、家族と一緒にどうしていくのがいいのか?のが前提です。

■自宅へ向けて


 病状をみながら「高齢者本人の意向」と「家族の意向」をしっかり確認する医療ソーシャルワーカー、その内容を踏まえて高齢者の治療する医師・看護師は会議をしながら、経過をみながら高齢者の退院と退院後の生活を見積もり「家族説明」を行います。

本人・家族等がいろいろな状況を踏まえて「自宅へ」へ帰る選択をすると、高齢者の状況と家族の状況にもよります。 
自宅での必要な療養の説明・指導を高齢者の患者とその家族に対して実施し、また、自宅での療養を支える訪問看護等が必要な場合は一緒に説明や指導を行います。
※指導とは、食事の注意・ベッドへ等への移る動作・排泄(浣腸の 有無、おしっこの袋(バルーンカテーテル)などの扱いを病院や自宅を訪問して行います。
※既に、介護支援専門員(自宅でケアをマネジメントする担当)がいる場合
は、その担当と在宅サービスを提供する事業者と病院で一緒に退院後の指導を聴いて確認することもまります。
介護が初めての方は、医療ソーシャルワーカーを通じて高齢者ご本人の住所地の市町村へ連携が図らて介護認定調査や介護支援専門員の連絡がいき、家族の方も市町村の介護保険の窓口へ相談に行くことになります。

■退院するまでの期間はどのくらい?


 ここまでのnoteの内容でも、書くのは簡単です。実際、家族の方(配偶者、こどもなど)時間を作り、言われるがまま行動するのもとても大変だと思います。
私、個人のおススメは、入院早期の時点で病院と面談できる曜日や時間を
1カ月先まで伝え、連絡先・連絡時間を決めておくことです。(但し、病状の変化での緊急連絡はイレギュラーと考えてください)
連絡先は、例えば、配偶者となっていても一緒に病院からの説明を聴いて判断できるようにしておくことが大事です。

病院内で病棟がかわることも含めて、退院までは3週間~1.5カ月というが私の退院までの期間です(症状や状況によりことなります)
以上のことは、医療ソーシャルワーカーなどにしっかり入院中から退院に向けて、スケジュールを確認してもいいかもしれません。

なかなか、家族の方は、退院に向けては病院からの指示の待ちになりがちですが、突然、退院に向けて動き出すこともあるので、医療ソーシャルワーカーがいるかの確認は必要と思います。

■今日のnote


 どの家族にとっても、この入院中から退院に向けては、体力と気持ちと時間をする減らします。また、この退院に向けての高齢な家族の入院前・入院中・退院後の姿を家族の皆さんの中で、いろいろな感情の動きがでてきます。親と自分、親の介護を考える時間が始まります。

ちょっと親のことを知っておくこともいいかもしれません。

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