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#162 大きく狙わないコツコツの楽しみが自分を高める

おはようございます。fumioです。毎日投稿も、目的を持っていても波が襲ってきます。感情、身体からのメッセージ、仕事や環境からのメッセージ、向き合いながら今朝もnoteしていきます。

■焦り
 コロナが始まる2018年から、高齢者の方を「施設で生活する」ことを当たり前とせずに「自宅」へ戻す取り組みを始めました。こんな季節から始めたのは3月からです。温かくなる時期から・・・目標は、施設を利用してくださる全入居者です。

 自宅で生活するは、2泊3日から春・秋など期間や時期いろいろです。まず、家族の方を「説得」しながら、はじめました。

 正直、どのように自宅へ戻るように設えるか?まず、高齢者・家族・職員に集まってもらい気持ちの確認から・・・・・。(職員からは、「そんなことやって」「集まってもらっても、(話合われた内容と雰囲気)」)と散々な感想。

■理屈より、ことばと行動
 高齢者が同居する家族へ、または、配偶者・こども・甥・姪と職員の前で「自分のことばで話す」ことから始まる。
・リハビリしての感想 
・今の暮らし
・不便なこと
うわっすべりな表面的なことば・・・、の連続です。自分がどうなっているのか?どうして、ここにいるのか?何を話しているの?・・・きっと「???」の連続の中で、気を使いながらではなかったと一番最初のころを思いだす。
 
 家族の方も、「親」が何を話だすか?、私は何をさせらるのか?(時間をつくり今いるけど)だったと思います。
(家に戻った時の感想は、伺えるけれど・・・1つ1つの会議や出来事の
感想は伺く事が少ない)

 そして、(なんとなく)日帰りから自宅の生活を教えてもらうことから始まった。

 「帰りたい!」の一言から

■なんとなく自宅から始まった日帰り帰省
 本人、家族、リハビリ職員、介護職員、居宅の介護支援専門員、施設の相談員(私)で日と時間を決めてお邪魔する。

 久しぶりの「自宅」に、何かが宿る瞬間を見る!

 本人が「あれこれ」としゃべりだす、表情が変わる。
私は、「案内してもらっていいですか?」と促す、寝室・トイレ・居間・キッチン何をして、どう過ごしていたのか?が見えてくる・・・。

 動作やこだわりが、高齢者の身体やことばから「ほとばしる」、家族がその話にことばを重ねてくる・・・。

 私たちは、「ちょっとやってみる?」「試してもいいですか?」とこわごわ始める・・・。

 日頃をしいてる介護職員が環境と日ごろの動作をサポートしながら、身体の動きをリハビリ職員と一緒に・・・高齢者は、身体の使い方を試す!
家族の方は、心配から・・・「できるんだ!」に変化する瞬間を目撃!!

■また、施設に戻り、集まって「日帰り」の感想をシェアする
 ことばが勝手に生まれ、高齢者と家族との会話の➡が双方向に動くのが見えるような気がする(笑)

 始まりの1家族の数時間の点と点のつながりを線にして、みんなでつくる「一つの活動する画」これをつくり、重ねて、1冊のアルバムになる(気持ちの中で)

 コツコツ、コツコツこの一つ一つが本人や家族や職員や私の中でつながることで家族じゃないけど、他人じゃない誰かになれるかもしれない。

 この経験が自分を高めていたことをきっとそれぞれに分かるときがきっとくるように・・・。

 今日は、始まり話を少ししました。今日も良き日に(^^)/

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